神谷浩史、井上和彦が考えた『劇場版
』の内容とは?『劇場版 夏目友人帳
~うつせみに結ぶ~』スペシャルス
テージ 『AnimeJapan 2018』ステージ
イベントREPORT

幼い頃から妖(あやかし)を目に映すことができた高校生・夏目貴志と、彼の祖母・レイコが残した妖との契約の証「友人帳」。その友人帳を介して出会う様々な妖怪たちとの物語を叙情豊かに描いてきたTVアニメ『夏目友人帳』。
2008年放映の第一期から2017年の第六期まで製作・放映が続くなど、深夜アニメとしては異例のロングランシリーズとなった同作が、アニメ化10周年を記念して完全新作エピソードによる劇場アニメ化が決定した。
その気になる内容に迫るべく、ステージには夏目貴志役/神谷浩史、ニャンコ先生・斑役/井上和彦、北本篤役/菅沼久義、西村悟役/木村良平が登場。司会進行役は劇中で夏目とともに妖怪たちと関わる田沼要役/堀江一眞と多軌 透役/佐藤利奈が務める形でイベントがはじまった。
キャストも知らない『劇場版』ストーリーを推理!
キャスト陣にもまだ詳しい内容は一切知らされていないため、まずはキービジュアルやサブタイトルの「うつせみに結ぶ」や、「優しく、哀しい、嘘をついた」というキャッチコピーから中身を予測するクロストークが展開される。
さらに神谷、井上、木村、菅沼が事前に考えた劇場版の「起」「承」「転」「結」を繋げてみることに。それによると劇場版は「妖怪「うつせみ」が爆誕して、地球征服を目論んで首都東京を目指す」(神谷)が「夏目が行方不明」(井上)になり、「ちょっとひと休み」(木村)したら「なんやかんやで事件は解決し、次の日に夏目は西村や北本と学校に登校」(菅沼)ということだが、はたして本編はどうなるのか?
特報映像のあとにサプライズ!
続いては二つの特報映像がステージで公開されることに。一本目はこのイベントが初公開となる劇場版の特報。新たにアフレコされた夏目とニャンコ先生のモノローグや、名取の式・柊が戦うシーンが描かれるなど、見所の多い映像となっている。そしてもう一本の特報では、夏目の大事な家族である藤原夫妻を演じる伊藤美紀・伊藤栄次が登場し、イベント翌日の3月26日が64歳の誕生日となる井上和彦を、会場の観客とともに祝うという『夏目友人帳』らしい優しいサプライズが。
そんなお祝いムードの中でイベントも無事終了へ。キャストそれぞれが10年という重みとありがたみを感じながら、劇場版への期待を語る形でのエピローグとなった。
(c)緑川ゆき・白泉社/夏目友人帳プロジェクト
取材・文:斉藤直樹

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