<MOSHI MOSHI NIPPON FESTIVAL 201
8 in SHIBUYA>、1万6千人が来場し閉

渋谷から世界へ日本カルチャーを発信するイベント<MOSHI MOSHI NIPPON FESTIVAL 2018 in SHIBUYA>(もしフェス)が3月24日(土)、25日(日)の2日間で開催され、大盛況のうちに幕を閉じた。
今年のメイン会場は5か所。テーマ別に開催されたそれぞれの会場をレポートしよう。
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■タワーレコード渋谷店 CUTUP STUDIO/MOSHI MOSHI MUSIC FESTIVAL
タワーレコード渋谷店では<Featuring Japanese new music『MOSHI MOSHI MUSIC FESTIVAL』>と題した音楽イベントを実施。B1FのCUTUP STUDIOではシーンにおいて影響力のあるアーティストや、新たな才能をフックアップしてきた音楽メディアがオフィシャルキュレーターとなり出演アーティストを選定した。
1日目の前半はオープニングアクトとして出演したMANONや、音楽メディア「Spincoaster」がオススメするSIRUP、大比良瑞希 with 小林うてな、The Wisely Brothersがライブアクトとして登場。国内外の新鋭ミュージックを紹介するSpincoasterならではのステージとなった。
後半はZeebraと八文字の司会のもと、ヒップホップ専門ラジオ局「WREP(レップ)」がプロデュースするMCバトル。4チーム対抗による勝ち抜きMCバトルが繰り広げられ、MC松島&MC正社員&SAMチームが勝利。優勝チームには金一封が贈られ、1日目は幕を閉じた。
2日目は、「音楽ナタリー」編集部がキュレーターを務める「ライブナタリー meets もしもしにっぽん」と題したライブステージ。ミスモペ、春ねむり、脇田もなり、新しい学校のリーダーズ、Luby SparksSHE IS SUMMERが登場。あらゆるジャンルのアップカミングなアーティストがステージを盛り上げ、2日間にわたる祭典を締めくくった。
■タワーレコード渋谷店 SKY GARDEN/MOSHI MOSHI MUSIC FESTIVAL
タワーレコード渋谷店の屋上SKY GARDENでは、今や日本が世界に誇るポップカルチャーの一つとなったジャパニーズ・アイドルの中から「もしもしにっぽんが今世界に紹介したいアイドルグループ」を集めたショーケースを開催。
3/24には「Yamakatsu」や「CY8ER」など全8組のグループが出演、3/25には「愛乙女☆DOLL」や「フィロソフィーのダンス」など全9組が登場し、集まったアイドルファンを魅了した。
■ラフォーレミュージアム原宿/Harajuku Kawaii Market presented by マイナビバイト
ラフォーレミュージアム原宿では、「ファインド、ニッポンのカワイイ♡」をテーマに<Harajuku Kawaii Market presented byマイナビバイト>を開催。ファッション・ビューティ・占い・DIYなどの体験ブースや、ファッション誌で活躍するモデル・アーティスト・YouTuberなどが登場し、会場を盛り上げた。
ステージMCを務めたのは芸人の丸山礼とモデルの菅沼ゆり。普段から仲のいい2人がテンポよくステージを進行する。ファッション・コスメ・フォトジェニックなどをテーマに開催されたトークショーには、柴田紗希・村田倫子・めがね・佐藤ノア・瀬川あやかベイビーレイズJAPANの大矢梨華子らが登場した。
また、ファッションをテーマにした企画として、マイナビバイトpresentsチャレンジアワードでは学生が「世界に発信するカワイイバイト服づくり」に挑戦。学生が作った衣装をモデルが着用し、ステージに登場した。
アーティスト・モデル・女優として活躍する三戸なつめが初めてショーをプロデュース。絵本をテーマにしたファッションショーを開催したほか、渋谷区ごゆるりアンバサダーに就任したリラックマの就任式を実施。リラックマが掲載されたMAPの配布をイベント内で行った。
LIVEステージでは甘党男子・MAGiC BOYZが出演。キャッチーな音楽とクールなダンスでステージを盛り上げた。
ブースエリアではアクセサリーや缶バッチ制作のワークショップ、占いエリアやヘアアレンジなどの体験型ブースに多くの来場者が参加。ステージ・ブースを通してあらゆるカワイイを詰め込んだ2日間となった。
■渋谷キャスト/MOSHI MOSHI NIPPON MARKET
渋谷キャストでは「ひと足先に楽しむお花見」と題しマーケットを開催。福島県田村市の苺、京都の人気土産「京ばあむ」、日本ならではの「出汁」をテーマにしたフードブースや、ライブペイント、着物の着付け体験、足湯などのコンテンツが特に外国人の参加者に人気だった。
渋谷キャストを発着地点にHARAJUKU EXPERIENCEと題して開催されたオフィシャルツアーでは、外国人の方を対象にツアーを実施。知る人ぞ知る、渋谷・原宿の魅力を発信し、好評を博した。また渋谷キャストの桜はこの週末でちょうど満開に。イベントがさらに華やかに彩られた。
■RE THINK CAFE SHIBUYA/MOSHI MOSHI CAFE
「CLEAN & HUNGRY」がコンセプトのRETHINK CAFE SHIBUYAがMOSHI MOSHI CAFEとなってオープン。
カフェのメニューを注文し、指定のハッシュタグをつけてSNS投稿すると、日本各地のお取り寄せスイーツが無料でプレゼントされるキャンペーンが実施された。東京ではなかなか食べることができないお取寄せスイーツが無料で堪能できるとあり、多くの人がSNSを投稿。「地方の魅力」を伝えるカフェとなった。
■穏田神社/MOSHI MOSHI ENNICHI
原宿の氏神様が祀られている穏田神社では、「原宿の神様とのご縁を結ぶ」縁日を開催。原宿ならではのレインボーわたあめやカワイイ飴細工が縁日フードとして販売されていたほか、外国人に向けて「神社の作法」を学ぶことができるブースも登場。バイリンガルスタッフが作法をレクチャーし、正しい参拝方法を伝授した。
ステージのオープニングは日本の伝統芸能・和太鼓、阿波踊り。そのほかキャラクターによるDJやプロけん玉パフォーマー・イージーによるけん玉が披露され、子供から大人まで楽しめるイベントとなった。ステージの最後に、出演者・来場者・スタッフが輪になり盆踊りを踊ってイベントは閉幕した。
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2日間開催したイベントは合計で1万6千人が来場。昨年までと同様外国人も多く参加していたが、コンテンツの種類が豊富になったこともあり、家族で来場する人が増え子供たちが体験ブースを楽しむ様子が多く見られた。また、来場者だけでなく街中でサンプリングバックを配布することで「MOSHI MOSHI NIPPON」が切り取る日本のポップカルチャーをより多くの人たちに発信することができた。MOSHI MOSHI NIPPON WEBサイトでは各会場の詳細なイベントレポートを随時公開予定。引き続き、イベントオフィシャルサイトのチェックをお忘れなく。
今後もMOSHI MOSHI NIPPONではWEBサイトやリアルイベントを通して日本のポップカルチャーの魅力を世界に発信していく。国内外で活躍するアーティストへのインタビュー、人気モデルによるオススメ観光スポット・フード、日本のトレンドファッションなど、独自の目線で切り取ったWEBサイトとなっているので注目してみてほしい。

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