エンニオ・モリコーネ、この秋、英国
でのラスト・コンサート開催

映画音楽の巨匠、イタリア人の作曲家エンニオ・モリコーネが、この秋、最後となる英国公演を開くことを発表した。モリコーネは年内でのリタイアを表明している。
11月10日90歳の誕生日を迎えるモリコーネは、その2週間後の26日、ロンドンのO2アリーナでチェコ・ナショナル交響楽団、クラウチ・エンド・フェスティバル・コーラスと共に60年間のキャリアを振り返り、名曲の数々を演奏する。
モリコーネは、「バービカン・センターでの初めての公演から美しいロイヤル・アルバート・ホール、最近のO2アリーナやブレナム宮殿での壮大な夜までUKツアーには素晴らしい思い出がたくさんある。英国のオーディエンスはいつも僕を温かく迎えてくれた。年内リタイアする前に、最後のビッグ・コンサートを開くべきだと強く感じた」と、コメントしている。
モリコーネは『荒野の用心棒』『狼の挽歌』『エクソシスト2』『天国の日々』『エーゲ海に捧ぐ』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』『アンタッチャブル』『バグジー』『海の上のピアニスト』『ヘイトフル・エイト』など、数えきれないほど多くの映画音楽の名曲を生み出し、2007年にアカデミー名誉賞を受賞。80歳を過ぎても精力的にコンサートを開いてきた。
Ako Suzuki

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