「ワンダーフェスティバル2018[冬]
」レポート 「Fate/Grand Order」の
フィギュアをピックアップ

 2月18日に開催された「ワンダーフェスティバル2018[冬]」。予想どおり、会場には「Fate」関係のフィギュアがあちらにもこちらにも! その様子をピックアップしてお届けしましょう。
 まずは、グッドスマイルカンパニー&マックスファクトリーの「WONDERFUL HOBBY LIFE FOR YOU!!」から。会場でも最大面積を誇るこのブースの一角に「Fate/Grand Order」中心の「Fate」コーナーが設けられています。
写真左から、「ねんどろいど」の「セイバー/宮本武蔵」「アーチャー/イシュタル」(グッドスマイルカンパニー)、「figma」の「“赤”のセイバー」「アヴェンジャー/ジャンヌ・ダルク[オルタ]」(マックスファクトリー) おなじみの「ねんどろいど」や「figma」。両者とも、その最初期に「Fate」キャラがラインナップされていて、その後も節目のときには「Fate」キャラが発表されているという、非常に縁深いシリーズなのです。
写真左上から右の順番で、「ランサー/アルトリア・ペンドラゴン」(グッドスマイルカンパニー)「セイバー/アルトリア・ペンドラゴン[オルタ]&キュイラッシュ・ノワール」(グッドスマイルカンパニー)「バーサーカー/ポール・バニヤン」(マックスファクトリー)「アヴェンジャー/ジャンヌ・ダルク[オルタ]」(マックスファクトリー)「キャスター/ギルガメッシュ」(オランジュ・ルージュ) スケールフィギュアは、大ボリュームのフィギュアやコミカルなものなどいろいろ。「アルトリア・ペンドラゴン[オルタ]」は、2012年の大ヒット作「セイバー&セイバー・モータード・キュイラッシェ」(http://www.goodsmile.info/ja/product/3426/)を彷彿とさせる構図。ともに大きなバイクに跨がり、セイバーとそのオルタとキャラも対になっています。
 ここからは他のメーカーをご紹介。
左上から右の順番で、「セイバー 着物ドレスVer.」「アヴェンジャー/ジャンヌ・ダルク[オルタ]」「アヴェンジャー/巌窟王 エドモン・ダンテス」「マシュ・キリエライト」 最近は、「ラブライブ!」や「アイドルマスター シンデレラガールズ」などアイドル系フィギュアを多く展開していたアルターも、今回は「Fate」関係が並んでいます。
 「Fate」では同じキャラが、いろいろな作品でさまざまな衣装で登場します。これまでフィギュア化された数ではトップクラスのセイバーがまた新たな衣装で発表されています。この塗装ができるというのもフィギュアの技術が上がったからこそ。
 他にもダイナミックなポーズの人気キャラも。エドモン・ダンテスをはじめ男性キャラも今後登場予定になっています。
写真左から「バーサーカー/源頼光」(ベルファイン)「ネロ・クラウディウス」(ストロンガー)「キャスター/ニトクリス」(ホビージャパン)写真左から「アイドル皇帝/ネロ」(アクアマリン)「セイバー/アルトリア・ペンドラゴン[オルタ] 私服ver.」(コトブキヤ)「赤のセイバー Battle ver.」(アニプレックスプラス) 他のメーカーからも、さまざまな「Fate」フィギュアが登場。頼光やニトクリスなど、これまであまりフィギュア化されていなかったサーヴァントも発表されています。
 会場を実際にまわってチェックしたところ、メーカーブースでの「Fate」関係のフィギュアの展示は100体以上! 他にないレベルの圧倒的な数です。「FGO」以前のフィギュア化傾向はセイバー(アルトリア)が中心で、そこに遠坂凛が続くという状態だったのが、現在はさまざまなキャラクターが幅広く登場しているのもひとつの特徴。また、一昨年あたりから「FGO」の女性ファンが増えてきていることを受けて、女性ファンをターゲットにしたフィギュアも着実に増加中です。
 当日版権ディーラーブースに目を移すと、メーカー以上に「Fate」シリーズが圧倒的。事前チェックで230ディーラーほどが「Fate」関係を出していましたが、これは近年では一番人気タイトルだった「艦隊これくしょん -艦これ-」がピークのときのディーラー数とほぼ同じ。実際にチェックしたところ、出展フィギュアは300点以上ありました。
写真左上から右「水着ネロ」(夢のカグツチノ公国)「ジャンヌオルタ 聖夜の晩餐」(カーブモデルズ)「アルトリア・ペンドラゴン・オルタ」(XELFLEX)「等身大マシュ」(Sakai Workshop)「ネロ・ブライド」(スノー☆キャット)「フルアクション 山の翁」(放課後リボル部)「マシュバニー」(うさPハウス)「フランちゃん」(ねこみんと)「イシュタル」(硫黄泉)「エレシュキガル」(モワノー)「水着ふらんちゃん、バベッジ(ロコモーティブフォーム)、パパ」(龍閃堂)「フランケンシュタイン(水着第2段階)、ニトクリス(水着第1段階)」(ゲニートラガー) ほんのごく一部をピックアップしてみましたが、これだけでもメーカー以上の幅の広さが分かるかと思います。当日版権というシステムだからこそ、なおかつTYPE-MOONというフィギュアに理解のある版権元だからこその展開なのです。全体の傾向としては、今回の当日版権申請締め切りのころに展開されていた水着キャラが多め。その中でも水着ネロや水着フランが特に人気が高かったように感じました。
 今回のワンフェスで圧倒的だった「Fate」関係ですが、この夏の「ワンフェス」も同様に人気は続いているはず。他に新しいタイトルとしてどうなるか注目なのは、スマホゲームの「アズールレーン」。今回、メーカーではコトブキヤとアルターがフィギュア化を発表していましたし、当日版権でも次はそれなりに出てきそう。
 キャラクター面以外では、今回もコトブキヤの「フレームアームズ・ガール」をフラッグシップとした可動美少女プラモデルに対する注目度が増し、各メーカーからも発表されてきています。こちらも今後の展開(特にコトブキヤ以外の動きにも!)に要注目です。
 夏の「ワンフェス」は7月29日、場所は同じく幕張メッセ。当日版権申請の締め切りは3月中旬で、もうそこに向けた動きは始まっているのです!

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