『マイ・バケットリスト』日本語公演
開幕直前! キム・ナムホが涙したワ
ケは?

韓国発ヒューマン・コメディ・バディミュージカル『マイ・バケットリスト』(2月20日(火)~28日(水)、新宿シアターモリエール)の日本語公演の制作発表会が2月1日に都内で行われた。

韓国発ヒューマン・コメディ・バディミュージカル『マイ・バケットリスト』(2月20日(火)~28日(水)、新宿シアターモリエール)の日本語公演の制作発表会が2月1日に都内で行われた。
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保護観察中の不良少年カングをトリプルキャストで演じるキム・ヨンソク(CROSS GENE)、ミンス、キム・ナムホ、余命宣告を受けながら明るく自身のバケットリスト(死ぬまでにしたい100の事)を実現していくヘギをダブル・キャストで演じるインジュン、テウン(SNUPER)の全出演者5名と、パフォーマンス集団Pani Crewのメンバーで演出を担当する中野智行が登壇した。
同作は、大小100以上の劇場があり韓国の演劇の聖地と言われている大学路(テハンノ)で2014年に初演、その後韓国国内で2回再演し、昨年、日本で韓国語公演が初上演された話題作。今回、昨年と異なる初の日本語での公演となる。キャスとの5人は日本語が堪能ではあるが、やはり日常会話と演技で使う日本語は異なり、日本語で演じることの難しさをあらためて感じているという。
特に普段丁寧な日本語で話していることもあり、若者言葉特有の語尾や、感情が高ぶった時のセリフのイントネーションに苦戦しているそう。韓国人キャストに演出するのは初めてだという中野は、「2時間弱、外国語でのミュージカル、しかも二人だけで演じるのは、想像を絶するストレスだと思うが、そのものすごく難しいことに前向きにチャレンジしてくれて、その壁を乗り越えようとするこの5人のチームワークが見ていて毎日泣きそうになるくらい感動していて、日々僕が勉強させられている気分です」と5人を絶賛した。
そのチームワークについては、インジュンは「元から知り合いではありましたが、(仕事の現場で)ここまで仲良くなれるのか!? というくらい仲が良いです。毎日夜中2時3時まで本読みをして、稽古の後に一緒にご飯を食べに行って。そんな僕たちの良い雰囲気が舞台を通して伝わればいいなと思っています」とアピールした。
キム・ナムホが涙
日本語に苦戦しているという5人ではあるが、好きなセリフについて聞かれるとカング役の3人は、「もともと頼ってきたのはお前(ヘギ)だったのに、救われていたのは俺だったんだ」(キム・ナムホ)、というカングが素直に自分の気持ちを告白するセリフを、カングがヘギに言う「逃げてんじゃねえよ。何もせずに後悔するくらいなら、ぶつけてこいよ」(キム・ヨンソク)という、カングの不器用な優しさがあふれるセリフを挙げた。ミンスは、体調が悪化して自分の死を予感したヘギが、少年院にいるカングに手紙を持ってくる場面でカングがヘギに「『明日もまた来いよ』というセリフに大泣きしてしまいます」と語った。
ヘギ役のインジュンは、「『治るかもしれないじゃん。医者が死ぬって言っても奇跡が起こるかもしれないじゃん』というセリフに、ヘギの生きたいという気持ちが表れているのでとても印象に残っています」と語り、テウンは「ヘギの手紙の中の言葉で『カング、生きるって悪くないよ』というセリフが一番胸に伝わってくるので印象に残っています」と話した。
この日は、公式SNSを通じて選ばれたファン3名も“マイバケオフィシャル応援団”として参加し、直接質問をする場面もあった。ファンから「お互いのすごいと思うところ」を聞かれ、ミンス、テウン、キム・ヨンソク、インジュンの4人全員がキム・ナムホを絶賛。日本語についての悩みがあるとキム・ナムホは気にしているようだが、「ミュージカル俳優がいるというだけでどれだけ心強いか、どれだけ勉強になるか」と口々に話すと、キム・ナムホの目から思わず涙が。それを見たインジュンは「泣いてんじゃねぇよ!」、ミンスも「兄貴が泣くから俺も泣けてくるじゃん!」とふざけて突っ込みながらももらい泣きする場面もあった。
友情、命の美しさと尊さを描き多くの支持を得てきたヒューマン・コメディ・バディミュージカル『マイ・バケットリスト』の日本語公演は、2月20日(火)~2月28日(水)新宿シアターモリエールにて上演。チケット発売中。

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ウレぴあ総研

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