Ricky

Ricky

Ricky、
主催イベント『SOLODIERS』への
熱い意気込みを語るインタビュー公開

――さまざまな場所で、本当に数知れないほどの経験を積み、自らの目標に向かって悩み抜き、逆算し、確実に力をつけていったんですね。

Ricky:いや、それでもまだまだ全然なんです。でも待っていたって始まらない。"万全"という事はおそらく一生ないんです。それを考えていたら、多分ずっと前に進めない。だから僕は今回「満を持して」ではなく「意を決して」このSOLODIERSを企画し開催するんです。

――イベント名にはどんな想いが込められているのでしょうか?

Ricky:チーム名のようにも感じるでしょ?アベンジャーズ的な(笑) 。でもそういう事なんです。例えば格闘技でもK-1やRIZINなど強い戦士が集結して一つのイベントを作り上げてますよね。でもどんなに強くても1人の戦士だけではイベントは成り立たないし広がらない。要するに強いソロぢからと志を持ったソロイスト達がチームを組むからあれだけ大きな夢のあるイベントになるわけです。僕の周りでもこれまでは手を組むことのなかったアーティストが一丸となって大きなイベントを作ってます。やる気のないソロイストをいくら集めて組織を作っても大した事はできないでしょう。でも自分のやりたい事や目標、伝えたいメッセージを持って必死に戦ってるソロイストを集めてチームを作ったらそこに初めて本当の「チーム力」が生まれる。これはバンドもアイドルグループも会社も団体スポーツも同じですよね。世界五輪なんてそれの最たるものだと思います。だから僕は、僕のソロぢからだけでは到底できないでっかい事を、僕が信頼できるソロイスト達とチームを組んで実現しようとしてるんです。一見すごく真面目なんだけど、僕の中では子供の頃の無邪気な遊びと同じような感覚。自分が心から楽しめる仲間を集めて悪巧みをするみたいな。だって一見バカっぽいでしょ?ソロジャーズって(笑)その本気なのに本気じゃない感じがたまらなく好きなんです。そんな大人の本気と遊び心がこの「SOLODIERS」というイベント名には込められてますね。 

――今回のイベントの副タイトル~ソロジャーに花束を~という言葉もロマンチックですね。

Ricky:出演者一人一人が一輪の花なんです。それだけでも美しいけど、花束の色とりどりな華やかさはチーム力があってこそ生まれるものだと思ったんです。”SOLODIER(ソロジャー)”っていうと、戦闘的イメージが強くなって、デザイン的にも軍服とか迷彩柄なんかを想像しがちですが、そこをあえて花にする事で、生きるために戦う人達の儚さと美しさを表現したかったんですね。なので当日はライブハウスを花で埋め尽くしたいんです。演者はもちろん、このイベントに参加してくれるスタッフも関係者もお客様も全員ソロイストという一輪の花なわけですから、当然そこにはその日だけの花束が完成する。すなわちその花束はイベントそのものであり、そのイベントを共に作り上げ、その日を共に戦い生き抜いた一人一人への労いと感謝の贈り物なんです。

――次に出演者について。ソロアーティストだけではなく、ダンサー、パフォーマー、バンド、俳優などさまざまなジャンルの超豪華なSOLODIER達がイベントに参加します。そのSOLODIERの皆さんを簡単に紹介してください!

Ricky:基本的には、これまで共演したことのあるメンバーで構成されていますが、ベースのYUCHI君や、急遽参加が決まったピアニストのsatoru君はこのイベントが初共演です。それだけでもこのイベントを開催してよかったと思えますね。ゲストのmichi.(S.Q.F)氏とコタニキンヤ.氏は、もう何度も共演させてもらってますが、歌い手としてのリスペクトはもちろん、3人共に声帯手術を経験した事もあり、主催1回目は絶対この2人にオファーしたいと思っていました。バンドではソロでもお馴染みのDrのYUJI氏、この方はドラマーでありadding japanという会社のトップでもあります。マニピュレーターの山田巧氏は、ソロへの楽曲提供やDASEINのアレンジも手がけてくれるマルチなソロイスト。ギターの広保宣氏は僕がアマチュアバンド時代からの同志で、ダンサーのKO-HEY氏とKAZUKI氏は、共に僕のソロで踊ってくれてて、普段は振付師だったりダンスインストラクターだったり生徒も持っているティーチャーソロイストです。パフォーマーのKay氏とは以前一度だけソロワンマンで共演したことがあり、「R☆MY WORLD」という僕の代表曲のMVにも参加してくれてます。オープニングソロジャーの大成亮佑君は、一度対バンで共演してて、とても歌に心があるシンガーだなという印象があったので今回お誘いしました。Yu-JIC×FIGHTERは昨年より僕がプロデュースしているソロアーティストです。最後にストーリーテラーの西村君は、舞台で共演し、自分でも劇団を立ち上げたり、とても芝居にストイックな印象があり、今回僕と一緒に全体の演出もしてくれてます。

とにかくみなさん穏やかで優しい人ばかりなんです…まあ今のところ僕にはですけど(笑)。でもそれって何かを一緒に作り上げるうえでとても大事なことなんですよね。たとえ陰口言われようと、自分に対してどれだけ力を貸してくれるのか、これは僕のソロぢからが試されているところでもあります。やはりこういう大所帯のイベントは出演者の協力なしでは成立しないしクオリティーも上がらない。大変かつ面倒なことをお願いする事もあるし、僕自身至らない部分も多々あるはずですが、それを批判するのではなくカバーしてくれる、そう仕向けるのも主催者としての手腕だし責任でもある。そして、絶対的にこのイベントに関わった事でのメリットを与えないといけない。これが出来なければ主催イベントの継続は出来ないと思っています。だから怖いんですよね…主催って(汗)とにかくお客様には、今の僕、このRickyのために集まってくれたソロジャー達を盛大な拍手で迎えて頂ければ幸いであります。

OKMusic編集部

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