峯田和伸、アフレコに初挑戦「正解が
分からない」 麻生久美子、10歳の
少女役に果敢に挑戦!
映画『ぼくの名前はズッキーニ』プレミア上映舞台あいさつが30日、東京都内で行われ、日本語吹き替え版で声優を務めた峯田和伸と麻生久美子が登場した。
本作は、事故で母親を亡くし、孤児院で暮らすことになった9歳の少年・ズッキーニが、複雑な事情を抱える子どもたちや、さまざまな大人たちに囲まれながら、小さな初恋や友情を通して、明日への希望を見いだしていく姿を描いたフランス製のアニメーション映画。
声優初挑戦で、主人公ズッキーニの声を務めた峯田は「テクニックがないので、(オリジナルの)声優さんを意識しないように、自分に残っている子どもの部分から、自然に声が出ればいいなと思いながらやりました」と振り返った。
また「全然うまくいかなかった」というリハーサルでの反省を踏まえて本番に臨んだが、「うまくいったかは分からないですよ」と苦笑い。
さらに「映画も初めて出たときは駄目だと思ったし、バンドの1回目のレコーディングでも音楽をやめようと思った。今回も1回目だから…。今のところ正解が分からないので、これからもやりたいという気持ちはない」と素直な思いを吐露した。
ところが、峯田はせりふを発するタイミングを表示するタイムコード通りに収録しており、これは初心者が簡単にできる技ではないため、麻生は「すごこかったですよ」と目を丸くし、「峯田さん独特の低い声で、愛らしいズッキーニが出来上がっていました。かわいかったです」と称賛の言葉を送った。
現在39歳の麻生は「チャレンジしたくて、10歳の女の子らしい声を意識しました」と少女役に果敢に挑んだことを告白。そんな中、峯田から「全然違う。麻生さんと言われなかったら分からなかった」と褒めちぎられると、安堵(あんど)の表情を見せた。
映画は2月10日から新宿ピカデリーほか全国ロードショー。
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