たんばらスキーパーク

たんばらスキーパーク

子連れスノーレジャー最高の選択肢の
一つ「たんばらスキーパーク」徹底レ

「近い、雪質最高、施設充実、滑りやすい」と子連れファミリーに評判の「たんばらスキーパーク」。子連れで全国のスキー場を駆け回る、アウトドアライターが、子連れファミリーにおすすめと言えるポイントを、徹底解説。

“ファミリー・子供にやさしい群馬の日帰りスキー場” と自らアピールするほど、子連れファミリーに評判で、おすすめできる「たんばらスキーパーク」。
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子連れで全国のスキー場を駆け回る、アウトドアライターが、子連れファミリーにおすすめと言えるポイントを、徹底解説します。
近い、雪質最高、施設充実、滑りやすい実際のところ、「たんばらスキーパーク」は、首都圏在住の子連れファミリーにとって、最高の選択肢の一つと断言して、間違いありません。
三拍子どころか五拍子揃った、おすすめスキー場です。
1. 首都圏から近い
まず外せないのが、車であれば、関越自動車道「練馬」ICから、わずか2時間という、首都圏からの近さです。
これは、湯沢・石打エリアに匹敵する所要時間で、本格的なスキー場へ行こうと思うと、なかなかこれ以上の好条件はありません。
長時間の移動は、子どもの負担になるため、近ければ近いほどメリットとなります。
また、電車の場合は、上越新幹線「上毛高原」駅から、無料送迎バスが出ており、利用できます。
2. とにかく雪質がいい&雪不足の心配なし
「たんばらスキーパーク」は、標高1,250m〜1,550mに位置します。
一般的に、気温は、標高100mごとに約0.6度下がると言われるため、低地に比べると7度〜9度ほどは低い計算になります。
この低気温によってもたらされる、乾いたパウダースノーが、「たんばらスキーパーク」最大の魅力。
子どもたちも、キュッキュッと鳴く雪を踏みしめれば、すぐに別世界だとわかるはずです。
また、ここ数年、12月は雪不足に悩まされるスキー場が多いなか、11月下旬にはもうオープンできてしまう雪の豊富さもメリット。
春スキーも、なんと5月のゴールデンウィーク終了まで営業予定です。
「たんばランド」に子どもたちが夢中
3. 子連れに最高レベルの利便性
子連れの場合、スキー場へ到着してからも、大変です。
うちの子の場合、スキーブーツがなかなか履けなくて号泣し、ちょっと目を離すと姉弟で喧嘩をはじめ、手袋が自分で着けられないと癇癪をおこし、いざ準備ができたと思ったら慣れないスキーブーツでの歩行で転び、自分のスキー板すら満足に持てません。
ある程度は “慣れ” ですが、スキー場のレイアウトによっても、苦労は大きく変わってきます。
「たんばらスキーパーク」の場合、駐車場のすぐ目の前にベースとなるリゾートセンターがあり、平坦な地形を歩いてアクセスできます。
なんでもないことのようですが、これが地味に大きいんです。
リゾートセンター内には、トイレやロッカールームはもちろん、様々なお土産やスノー用品がならぶスーベニアショップ(BURTON、patagoniaの正規取り扱い店)、休憩できるラウンジにキッズコーナーもあります。
また、窓が大きくて開放的かつ、広々と過ごしやすい「レストラン ON&OFF」もあり、窓の向こうにはすぐにリフト乗り場が見えます。
これだけ機能が集約されていて、効率的なレイアウトだと、子連れファミリーにとっては楽チンです。
4.「たんばランド」に子どもたちが夢中
リゾートセンターを抜けると、すぐにリフト乗り場ですが、その手前には、雪遊び・ソリ遊び専用エリア「たんばランド」があります。
有料ではありますが、その分、さまざまなソリや、スノーストライダー等が使い放題。チュービング(浮き輪に乗って専用コースを滑る)もできます。
ソリ専用ゲレンデと、チュービングコースのあいだには、約60mのスノーエスカレーターも。
スノーエスカレーターのおかげで、子どもたちは疲れ知らずで滑り続け、飽きることを知りません。
ふわふわのパウダースノーで、好きなだけ遊びまくれるんですから、もう最高ですよね。
もちろん、ソリやスノーストライダーを持って登らなくていいので、パパ・ママも楽チンです。
5. 練習に最適な滑りやすいゲレンデ
ゲレンデも、ビギナー向けの滑りやすいコースがあります。
特に、ゲレンデ下部は、斜度がゆるく、スキーやスノーボードの練習にうってつけ。
ゲレンデ上部も、子どもでも、プルークボーゲンができれば、気持ちの良いクルージングができる、ロングコースがあります。
また、リフト乗り場の係員が、リフト乗車時に、子どもに丁寧に配慮してくれるのが、好印象。
スキー場が子どもをウェルカムと考えてくれているかどうか、もっとも顕著に出やすいポイントなのですが、「たんばらスキーパーク」は、私が経験した中でも最高レベルです。
子ども向けスキー&スノボスクールもおすすめ!
子ども向けスキー&スノボスクールもおすすめ!「たんばらスキーパーク」には、子どもが受講できるスキースクール、スノーボードスクールもしっかりあり、どちらも子ども目線で教えてくれ、おすすめできます。
元アルペンスキー/スノークロス日本代表が校長のスキースクール
スキースクールの「TAMBARA SKI SCHOOL」は、元アルペンスキー/スノークロス日本代表の土井俊幸さんが校長を務めます。
子どもは3歳から受講OK。
受講してみるとわかりますが、インストラクターは、「教えよう」というよりも、「一緒に遊ぼう」という雰囲気で、子どもたちに接します。
スクール開始時の準備運動も、いきなりゲレンデ脇の未圧雪エリアへ。
大きな雪の塊を探すゲームをしたり、ごろごろ寝転がってみたり、楽しみながら身体をほぐしていきます。
レッスンも、さまざまな遊びを取り入れながら進めます。
たとえば、ジャンケンをしながら滑ったり、プールに見立ててクロールをしながら滑ったり。
子どもたちは、楽しみながら、ずっと集中して滑っていました。
レッスン中には、雪遊びタイムもあります。
コース脇の、未圧雪のふかふかの雪をかき分け、林の中へ。
子どもたちにとっては、ちょっとした冒険ですし、また「たんばらスキーパーク」ならではのパウダースノーなので、とても素敵な体験になりますよね。
スノボスクールはBURTONブランド!!
また、スノーボードスクール「JAPAN SNOWBOARD ACADEMY(日本スノーボードアカデミー)」は、「BURTON(バートン)」のプログラムを採用し、日本でいちばんのキッズ・ジュニア受講者数を誇ります。
実際に受講しましたが、レクチャーが上手いのはもちろん、BURTONのボードギアが使いやすい特長があります。
BURTONが初心者キッズ専用に開発したスノーボードセットの1日レンタルと、レッスンが組み合わさったプログラム「キッズ・ジュニアLTRレッスン」がおすすめです。
行くなら必見! 2つの要注意ポイント
「たんばらスキーパーク」2つの注意点大雪時の車でのアクセスは要注意
車でのアクセスの場合、関越自動車道「沼田」ICで降りてから、雪道の運転がある点は、要注意ポイントです。
標高が高いため、降雪量が多いときは、それなりに難度の高い道のりになり、4WD+スタッドレス(冬用)タイヤ以外は、チェーンが必要になります。
私もたまたま大雪に遭遇し、2WD(FF車)+スタッドレスで登った経験がありますが、正直なところギリギリでした。
アクセルコントロールを間違えたり、渋滞だったりで、坂道途中で停止してしまった場合は、立ち往生してしまっただろうと思います。
実際このとき、立ち往生してしまった車が数台おり、常に巡回している「たんばらお助け隊」がすぐに駆けつけてくれるものの、雪道ビギナーにはおすすめできません。
自信がない場合は、峠道の手前で車を停めて、予約制無料送迎バスまたは土日祝限定 路線バスでアクセスする、パーク&ライドがおすすめです。
装備はしっかり&悪天候時は延期も
「たんばらスキーパーク」の雪質の良さは、それはもう特筆モノ。
ただし、標高が高いがゆえに、気温がマイナス10度前後になったり、強風で雪が吹き付けられたり、幼児にとっては、雪遊びすらままならない状況になるケースがあります。
実際、「たんばランド」でも、大はしゃぎで遊んでいる子の中に、小さい子を中心に何人かは「寒い……」とベソをかいて早々にリゾートセンターへ戻っていく姿を見ました。
リーズナブルなウェアでは厳しいケースもありますので、中綿入りで防寒性能の高いウェアや、グローブなどを着けてあげたいところです。
我が家では、スノーレジャー5シーズン目で、5,000円以下のリーズナブルなウェアから、スウェーデンの子ども向けアウトドアウェアブランド「ISBJORN(イスビョン)」のウェアまで使いましたが、エントリーモデルとハイブランドでは、その差は歴然です。
また、そもそも大雪が予想されるときは、遊びに行くのを延期するのも、標高の高い「たんばらスキーパーク」の場合は、真っ当な選択肢です。
天気さえ良ければ、最高の雪遊びができるのは間違いないですので、機会を見てあげてくださいね。
■たんばらスキーパーク
《所在地》
群馬県沼田市玉原高原
《アクセス》
電車:上越新幹線「上毛高原」駅から、無料シャトルバス 約50分
車:関越自動車道「沼田」ICから、約30分

アーティスト

ウレぴあ総研

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