「TOKAI SUMMIT'13」

「TOKAI SUMMIT'13」

総勢1万1千人の観客が真夏の音楽の祭
典に酔いしれた『TOKAI SUMMIT'13』

2013年7月20日(土)、今年で7回目を迎える東海地区屈指の夏の大型野外フェス「TOKAI SUMMIT'13」が開催された。今回も例年通りナガシマスパーランド芝生広場・野外特設ステージで行なわれ、総勢1万1千人の観客が真夏の音楽の祭典に酔いしれた。
当日は天候にも恵まれ、まずはフロントアクトとして、あぬえぬえ∞ぶれいん、BRIDGETカルテット.Da-iCESHUNCREAMが会場の熱を上昇させる。そして、メインアクトがいよいよ開演。1組目のnobodyknows+が登場して「ココロオドル」を披露。イントロが流れると共に大歓声が沸いた。その後、SEAMOHOME MADE 家族とのコラボソングや元J-WALK・中村耕一との「愛のテーマ」など、のっけから見どころ満載のステージを披露した。

サイプレス上野とロベルト吉野が度肝を抜くバラエティに富んだ楽曲で会場を熱狂させると、次に登場したのはMs.OOJA。大ヒット曲「Be…」を含む全5曲を熱唱し、繊細かつパワフルなライヴパフォーマンスでこちらも会場を圧倒した。次々と歌声が響き渡るなか、清水翔太は息の合ったバックダンサーとのパフォーマンスで盛り上げ、Aqua Timezは感情に訴える印象的なメロディでオーディエンスを魅了。また、KEITAは卓越したダンスと圧倒的な歌唱力を見せつけ、ソナーポケットは極上のポップミュージックで観客の心を鷲掴みにした。そして、この日1番のタオルのプロペラとなったのは、九州男。その勢いには彼の人気をあらためて認識させられた。

すっかり陽も落ち涼しくなってきた頃、HOME MADE 家族がステージへ。エネルギッシュなパフォーマンスで観客を沸かし、抜群の存在感を発揮する。そして、いよいよ大トリで登場したのはSEAMOで、今回はギターのボディにロックをイメージした天狗がお目見え。「SEAMO行進曲」「Lost Boy」を歌い終わると、今度はキラキラと光り輝く黒い天狗を股間部分に装着し「S.ex.」を披露。本編ラストには「マタアイマショウ」のバンドアレンジ、アンコール1曲目には「GET A CHANCE」を聴かせてくれた。

ラストのMCでSEAMOはこれまでの「TOKAI SUMMIT」を振り返りつつ、今後もずっとこのイベントを続けていくことを約束。「続けることの大切さ、その思いを込めてこの曲を歌います」と力強く言い放ち、最後は「Continue」を熱唱。彼がステージの脇にはけると同時に、色鮮やかな花火が夜空に広がった。こうして7年目の「TOKAI SUMMIT'13」は大盛況で幕を閉じた。来年の開催も楽しみに待ちたい。

OKMusic編集部

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