(左から)泉澤祐希、佐久間由衣、有村架純、磯村勇斗

(左から)泉澤祐希、佐久間由衣、有村架純、磯村勇斗

有村架純ら“聖地”高萩で「ひよっこ
」ファン感謝祭 自らも“ひよっこロ
ス”「締めたら終わっちゃう…」

 最終回を迎えたNHKの連続テレビ小説「ひよっこ」ファン感謝祭が30日、物語の舞台地・茨城県高萩市の高萩市文化会館で行われ、出演者の有村架純、佐久間由衣、泉澤祐希、磯村勇斗が出席した。
 4月3日にスタートし、今日まで全156回を放送してきた「ひよっこ」。当選倍率25.1倍の難関を突破した約650人のファンが最終回のパブリックビューイングを楽しんだ直後の、感動冷めやらぬ中、有村らが大きな拍手と歓声に迎えられて登場した。
 有村は「昨日、おとといぐらいから肩の力がどっと抜けて重い感じだった。今までみね子として走ってきた証なのかな、と思って、この感じをすごくかみ締めています」と安堵(あんど)の表情を浮かべ、「やって良かった。台本を覚える時間がなかったりしたけど、現場は楽しかった。1日も悪い雰囲気の日がなかった」と最終回まで走り切った喜びを語った。
 みね子たちのふるさと・奥茨城村での青春の日々のロケ撮影は高萩市でも行われた。有村は「クランクイン初日は朝が早くて、かすみがかったもやの中でじいちゃん(古谷一行)が1人で畑作業をしているのがワンカット目。その光景は、高萩のあの場所だからこそ撮れた風景だったんじゃないかと思います」と振り返った。
 撮影の合間には有村、佐久間、泉澤の3人で常陸牛を食べに行く機会もあったそうで、東京編から登場したすずふり亭の見習いコック秀俊役の磯村は「幼なじみが集まったんだからしゃべってください」と1人すねモード。有村が苦笑交じりに「今度連れて行ってあげるから」と慰めると、泉澤が「デートだ!」とちゃかして和ませた。
 1年ほどにも及ぶ撮影の日々では、キャストも台本が仕上がってくるまで物語の先の展開が分からなかったという。時子(佐久間)に片思いをしていた三男役の泉澤は「米子(伊藤沙莉)とくっつくと分かってからは、ちょっと名残惜しいですけど切り替えてという感じで…」と本音をのぞかせた。
 ファンの反応も気になっていたようで、「三男の結婚相手は時子と米子のどちらが良かったか」と会場に問い掛けるアンケートも実施。時子への拍手が多数を占めると納得の表情で、「やっぱり? それだけ聞きたかったんです。ありがとうございました」と晴れやかにあいさつして笑いを誘った。
 また、有村はファンへの最後のあいさつで「どうしよう、締めたら終わっちゃう…」と別れを惜しみ、「『ひよっこ』が皆さんの中に生き続けていきますように」と願いを口にした。
 イベント後、続編を期待する報道陣には「チャンスがあれば。今まで何げない日常を描いていたからこそ、脚本の岡田惠和さんのお力をお借りして、お話の続きが何とでも作れるんじゃないかと思います」と語った。

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