一歩一歩、ネバーランド渋谷からステージを広げていく唐澤有弥。気になるあの人との噂もぶった切る!(笑)【インタビュー】

一歩一歩、ネバーランド渋谷からステージを広げていく唐澤有弥。気になるあの人との噂もぶった切る!(笑)【インタビュー】

一歩一歩、ネバーランド渋谷からステ
ージを広げていく唐澤有弥。気になる
あの人との噂もぶった切る!(笑)【イ
ンタビュー】

Who is唐澤有弥

──メジャーデビューおめでとうございます!今の率直なお気持ちを聞かせてください!
唐澤有弥:(以下 有弥)いやぁ〜、ありがとうございます!!“こっからだな!”って感じです。

──メジャーシーンで歌われることはずっとイメージされてきた?
有弥:本当にひょんなことからユニバーサルミュージックに関わらせてもらったんです。18歳くらいの時から渋谷でライブ活動をしてきたんですけど、12年やっててくる中で“渋谷から全国へ”って掲げてきたものがメジャーデビューっていう形でも実現できて嬉しいです。

──ひょんなことですか!
有弥:ユニバーサルミュージックの社長さんと飲みの席をご一緒させてもらったんですよね。そこからなので、もちろんユニバーサルミュージックにも渋谷のみんなにも返していけたらなって思ってます。

──やっぱり渋谷の唐澤さんの周りの方々も喜ばれたんじゃないですか?
有弥:そうですね、俺よりもメジャーデビューを待っててくれたんじゃないかなって思います(笑)。

──ステージがメジャーシーンに移って、今後の目標や展望みたいなものは新たにできましたか?
有弥:今までと変わらず階段抜かしはせずに、一段一段上っていきたいなっていうのが一番ですね。年を重ねるごとに深みが増す音楽家になりたいなって思います。
こうなった以上、今計画を立てている渋谷のワンマンを成功させたいなって思います!

──“年を重ねるごとに深みを増す音楽家”とおっしゃいましたが、音楽のスタイルも変わっていく可能性というのもご自身で感じられているんでしょうか?
有弥:そうですね、もともとやりたい音楽のジャンルも定めていなくて、その時々の感情で作っていくのでそれはあると思います。

──なるほど。

有弥:渋谷人って寂しがり屋だったり弱い人って多いし、俺も特にそうだったんで、それを解き放つ場所としてステージを選んだっていうのがあるんで、本当にその時その時で歌詞はもちろん音楽としての聞こえ方も変わるくらいの曲を作っていければいいなって思ってます。

──曲を書き始めるきっかけはマインド的な部分にあるんですね。
有弥:超あるっすよね!16の時に1人で渋谷に出てきて、特に何もやりたいこともなく遊びまくってたらいろんな現実を知って。自分で何か行動を起こさないと誰もついてこねぇなって思ったんで、そのネガティヴな自分の要素を溜め込むだけじゃなくてステータスに変えなきゃいけないって考えた時に気付いたら音楽を始めてました。

──ネガティヴな部分をステータスに変えようと思えるきっかけみたいなものはどこかのタイミングであったんですか?
有弥:地元が蒲田なんですけど、Def TechのMicroくんが先輩にいて、アーティストとしてゼロのところから見てきてたんで、その姿に感化されたところはありますね。

──Def Techの音楽が唐澤さんの音楽性の根本にあるのかもしれないですね。
有弥:そうかもしれないですね!根底にある音楽で言えば、長渕剛もそうかもしれないです。

──おぉ!長渕剛さんですか!
有弥:卒業式前の3年性を送る会みたいな行事で長渕剛さんにライブしてもらったんですよ!叫んでるなぁ〜!って思うような姿にも感化されて今がありますね。

──なるほど。そういう風に人生のどのタイミングでも音楽っていうものが側にあったからこそ、ネガティヴな要素をステータスに変える手段が音楽になったんですね。
有弥:そうですね。いつも音楽は側にありました。

配信シングル『SKY』

──メジャーデビュー1発目となった『SKY』ですが、この曲を書き始めたきっかけについて聞かせてください。

有弥:『SKY』も、“かっこ悪りぃ”って思われるほど素直に書いた曲で、全てがそのまま実体験です。歌詞は相当食らってる時に書いた歌詞ですね(笑)。
曲を書き始めるきっかけはマインド的な部分にあるって言ってくれたんですけど、俺は特に食らってる時に書き始めますね!

──めっちゃ楽しい時とか、ハッピーな時に書くことは?
有弥:書かないっす!(笑)

──へぇ〜!でも、めちゃめちゃ暗くてガティヴな歌詞ってわけじゃないですよね!
有弥:自分の反省点とかも入れて、自分に言い聞かせてる感覚で書きますね!ライブとかでもそうなんですけど、“人のために歌う”っていうことを言ったことがなくて。自分に言い聞かせるように書いてますけど、その延長線で誰かに感化してもらったり何か言い方向に変わってくれることがあったならそれ以上幸せなことはないよねって思いますね。

──作詞をする際にどの曲にも共通して意識していることとか、言葉のチョイスをする際のポイントはどこですか?
有弥:特に聴かせやすくっていうところですかね。俺も歌を聴いてて難しい例えされるのが苦手なんで、話してるような言葉っていうのは心がけてます。

──なるほど。今回のメロディーやアレンジに関して、唐澤さんの方からリスエストしたことやこだわったところはありますか?
有弥:作曲家さんと一緒に考えたりっていう流れはありましたね。初めてご一緒する作曲家さんだったんですけど、自分らしさも忘れずにいれたらいいなっていうことで。

──どういったところが自分らしいポイントですかね?
有弥:「泣かしたり怒鳴ったり 気付けなかったお前の痛み」のところは一番自分らしいところかなって思ってます。

──確かに、そこは特に感情的に歌われている印象もありました。
有弥:そうなんですよね、レコーディングでは感情入りすぎてもうワンテイクってなったくらいっすね(笑)。

──前奏と間奏の“eo eo”って言っているところも渋谷の仲間が想像できて、印象的でした。
有弥:あれもたまたま入れたら面白いなって!
特にミュージックビデオを見てもらおうって思っていたんで、そこを意識しながら曲作りもしましたね!映像と曲がセットな感じです。

渋谷人、唐澤有弥

──ミュージックビデオ、撮影大変だったんじゃないかなって思いました!
有弥:ユニバーサルミュージックの方々にものすごい感謝しましたね。とてつもない人数の方が関わってくれて。
今までは渋谷の手作り感でやってきたんで、これだけプロがいるとこんなにスムーズに進むんだって、本当に感謝しましたし、感動しましたね。

──そのミュージックビデオで表現したかったのは?
有弥:最後の「お前しかいないだって 知れたことが愛だって」から始まるブロックで歌ってる歌詞のところですかね。その女の子に語りかける内容になってます、俺って勝手だなぁって。
──“渋谷の兄貴”と呼ばれる存在が、1人の女性に翻弄されるっていうのが意外でした。
有弥:恋愛になるとマジ弱いっすよ(笑)。思い通りにいかなくていろいろ教わったことはありますね。

──周りに女友達も多いと思いますが、恋愛の始まりってこの曲のように一目惚れからなんですかね?
有弥:というか、まず友達が恋愛の対象になることがないっすね。よくSNSとかでも「今井華ちゃんと×××してるんですよね?」とか聞かれるんですけど(笑)、友達になってる人って恋愛に発展することがまずないから一切そういうこともないんですよね!

──(笑)!渋谷人ならではの感覚かもしれないですね〜。
有弥:あ、そもそも“渋谷の兄貴”ってこれ自分で言ってるわけじゃないんですよ!?テレビの番組内で華(今井)が「お兄ちゃん」みたいに言うからそういうキャッチフレーズ的な呼ばれ方をしていただくようになりましたね。一番気まずいのは、もっと上の兄貴たちから「兄貴かぁ..俺いるけどな」ってことを言われることですね(笑)。

──なるほど(笑)!
有弥:自分で言ってたらサムいっすよね(笑)、言っていただくのは嬉しいですけどね!

──唐澤さん的に渋谷人って何ですか?
有弥:悪い意味で、ネバーランドの住民ですかね(笑)、大人になりたくない人ばっかですよ。

──渋谷人として渋谷にいることの魅力は?
有弥:何があるかわからないことですかね!出会いも、ケンカも、飲みも、いきなりあるし、地方の子たちも集まるから全国に知り合いができるし、そういうところですかね。

渋谷人ならではの…

──ミュージックビデオの話に戻りますが、撮影のエピソードはございますか?
有弥:渋谷人の典型的なパターン、遅刻・バックレが怖かったっすね。だから前日死に物狂いでメールと電話をし捲くって、朝起きた瞬間も全員に電話して。
かなり台本もしっかり作っていただいてたんで、いつもの渋谷のバイブスじゃダメだって(笑)。

──尾崎紗代子さんも出演していらっしゃいますよね!
有弥:こいつに言っているわけではないんですけど(笑)、何か一緒にやりたいねっていう話をしていたんで今回そのイメージにぴったりだったのもあり、リアリティーを出したかった意味でも元カノでもある尾崎紗代子に出てもらいました。

──リアルですね(笑)!
有弥:旦那ともクソ仲が良くて、俺と旦那と紗代子と子供の4人で出かけたりしてました。渋谷の文化ってやっぱり独特なんですよね。

──確かに、渋谷人の文化とか価値観って社会で認められにくい部分ってあるかもしれないですね。
有弥:そうですね、遅刻は本当に怖かったです(笑)

──レコーディングで印象に残ってることとかありますか?

有弥:今までは自分の価値観で完結したのが、いろんな人の頭脳を借りて作れたんで、やっぱりみんなで作れるって本当にいいことだなって思いました。

──第三者の意見が入ってくることでの息苦しさみたいなものは全くないんですね。
有弥:全然!これが好きなことなんで!自分で自分のレベルがハイだとも全く思ってないんで、何かを求められるとか良い方に変えてもらえるって、そんな幸せなことはないですよね。

──今後のライブについてのイメージは持たれていますか?
有弥:この配信シングルを持って地方回りをしようかなって思ってて、最後は渋谷に帰ってかましたいなって。次があるなんてあんまり考えずに、1箇所1箇所、1曲1曲全力で大事に歌っていきたいなって思ってます。

──ご自身で気に入っているフレーズをご紹介いただきたいです。

有弥:恋愛でうまくいかないことって、素直さがなくなるからだと思ってて、それは対、相手がいるからこそだっていう風に思うんで、シンプルですけど「どうしても 強がって言えないよ」は気に入ってますね。

──なるほど、確かに。恋愛におけるすべての悩みが解決した気がします!
有弥:手を伸ばしてくれてるお前にカッコつけちゃって言えないよっていうことを言ってるんですけど、本当にそうだと思います。
過去曲に『BABY DON’T CRY』っていう曲もあったんですけど、そこでも「もう一回? そんなのない 別れよなんて口にしない」っていうのも素直になれないからうまくいかないっていう持論で書いた歌詞ですね。

──試すというか、気持ちが知りたくて「別れよう」って言っちゃうって経験したことある人きっと多いですよね。
有弥:1回言うと癖になるんですよね、イジメと一緒で。最低な言葉なのに1回言ってみちゃったら、こいつには言えるんだってマヒっていっちゃう感じ。そういう慣れって怖いし、当たり前の流れみたいになって取り返しがつかなくなっちゃうんですよね。

──最後に、このインタビューを見てくださった皆さんに一言お願いします。
有弥:この曲を聴くとき、“人が歌ってる”って思わずに自分自身の経験と照らし合わせながら聴いてくれれば一番嬉しいかなって思います。

──『SKY』や唐澤さんの話で渋谷が気になった人はとりあえず渋谷に行けば良いですかね!?
有弥:気になったら渋谷に来てくれれば全部変えてやるよ!って(笑)。自信満々の人みたいっすね(笑)。

Photo:桂伸也

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