【山人音楽祭クイックレポ】Rickie-
G 山々と陽光に包まれた“妙義”に
流れる至福の音
Rickie-G
歌だけではなく、バンドメンバーが奏でるグルーヴ感のある演奏もたっぷりと聴かせながら進んだRickie-Gのステージ。「歌ったり喋ったりします、シンガーのRickie-Gです」。あいさつとメンバー紹介を手短かに済ますと、軽やかなパーカッションのリズムが弾んだ「Rainbow's End」では、カラフルなメロディにのせて会場からは自然とハンドクラップが湧く。「人生は素晴らしいんだ、そんな歌を歌いませんか?」。そう言って、届けたのは「Life is wonderful」だった。ギタレレと最小限のリズムのなかで、“生きてるって……生きてるっていいだろ?”と、まるで一人ひとりに問いかけるように紡がれたフレーズ。美しい山々に囲まれて、こんなに素敵な音楽があれば、それはもう大きく頷くしかない。きっと“幸福”を音にしたら、こんな感じだと思う。
取材・文=秦理絵 撮影=Shingo Tamai
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2. Rainbow’ s End
3. Life is wonderful
4. Follow Your Heart
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