セイント・ヴィンセント、3年ぶりの
アルバムは「一人称の作品」

セイント・ヴィンセントの5thアルバム『マスセダクション』が、10月13日(金)にリリースされることが明らかになっている。
第57回グラミー賞で「最優秀オルタナティブ・ミュージック・アルバム」を受賞した2014年作『セイント・ヴィンセント』以来約3年ぶりのニュー・アルバムとなる同新作は、ファン.のジャック・アントノフを共同プロデューサーに迎えて制作されたという作品だ。
6月に発表されたシングル「New York」を含む計13曲に加えて、日本盤にはボーナストラックとして「政権腐敗 (Power Corrupts)」も収録予定。参加ミュージシャンには、カマシ・ワシントン(Sax)、ジェニー・ルイス(Vo)、サンウェーヴ(Prog)、トーマス・バートレフト(Pf)、グレッグ・ライスツ(Pedal steel)、リッチ・ヒンマン(Pedal steel)、そしてアニーの叔父と叔母にあたるタック&パティー・アンドレス(G&Vo)ら錚々たるメンバーが名を連ねている。
自身が世界中を飛び回る間に録ったボイスメモやテキスト・メッセージ、メロディーの断片が下敷きになっているという本作について、セイント・ヴィンセントことアニー・クラークは次のようにコメントしている。
「今まで私が作ったアルバムには全てテーマがあったの。『ストレンジ・マーシー』には“薬でぶっ飛んだ主婦”、『セイント・ヴィンセント』には“近未来のカルト宗教の教祖”、でも『マスセダクション』はちょっと違っていて、一人称の作品と言えるわね。真実かどうかをチェックすることはできないけれど、もし私の人生を知りたいなら今作を聴いてみることね」
なお、この発表と合わせて、同作からのニュー・シングル「Los Ageless」がリリース。アルバム・ジャケットも公開となった。
■リリース情報


5thアルバム『マスセダクション』

2017年10月13日(金)発売

HSU-10160 ¥2,490+税

※日本盤にはボーナストラック1曲、歌詞対訳、ライナーノーツ付(予定)

[トラックリスト]

1. Hang On Me

2. Pills

3. Masseduction

4. Sugarboy

5. Los Ageless

6. Happy Birthday, Johnny

7. Savior

8. New York

9. Fear The Future

10. Young Lover

11. Dancing with a Ghost

12. Slow Disco

13. Smoking Section

14. 政権腐敗 (Power Corrupts)*日本盤ボーナストラック
※配信リンク: smarturl.it/237on9

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