【サマソニ東京ライブリポート】SUN
DARA KARMA
ステージにメンバーが現れると、まるで70年代にタイムスリップしたのではと思ってしまうような長髪、服装、そして写真で見た通りの、中性的なルックス、スタイルに見惚れてしまいました。
なにより印象的だったのは、その堂々とした出で立ち。これが、仮にも2年前にデビューしたばかりで日本で初めてステージに立つような、新人バンドの姿なのでしょうか。とても凛としていて、そして色気すら感じるほど艶やかでした。
やはり、ステージで一身に注目を浴びていたのは、ボーカルのオスカーです。彼の中性的で美しい容姿からは想像のつかないような、ギャップのありすぎる太く奥深いその歌声に、観客は圧倒されていました。途中でステージに頭を埋めたり、ノリノリでジャンプしたりステージパフォーマンスも多彩でした。
彼らは「サンダラカルマにしか出せない空気感」というものを、すでに生み出すことに成功していました。しかし、それでもデビューEPを出してから2年しか経ってない新人バンドです。まだまだ進化することが期待できます。今後、彼らがどういう方向に向かっていくのか、どんなバンドになるのか、いまからとても楽しみですね。また近いうちに日本で演奏してくれることを願います。
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