FC東京 vs 川崎フロンターレによる“
多摩川クラシコ” 熱きライバル同士
の夏の戦いも記念すべき30回目に!

今年、あの熱い戦いが再び……。熱狂的なサポーターも持つFC東京(以下東京)と川崎フロンターレ(以下川崎)の両チームが、等々力(神奈川県川崎市)で相まみえる。
クラシコとはサッカーファンの間で語られる“伝統の一戦”のこと。もとはスペインリーグのリーガ・エスパニョーラにおける、「レアル・マドリード」と「FCバルセロナ」の試合のこと。日本の多摩川クラシコは、東京都調布市と神奈川県川崎市で対峙する、この2チームの戦いを指す。
今年の3月18日に行われた第29回(2017年シーズン第4節)は、東京が3-0で圧勝。今回の30回目は川崎が雪辱を期して挑む形だ。今までの対戦成績は13勝9敗(7分)と川崎が優勢。等々力(陸上競技場)開催では6勝2敗(5分)と、川崎がホームタウンを味方につけている形になっている。リーグ成績も7月22日現在、川崎が3位(10勝3敗5分)で10位の東京(7勝7敗4分)に水を開けているが、東京にとってはこの試合を反転攻勢の試合にしたいところだ。
直近の4試合を見てみても、川崎の3勝1分、東京の3敗1分と勢いは川崎にある。しかし、東京にしてみれば、この伝統の一戦の勝利は大きな意味を持つ。今季、得点が6点(ランキング13位)と本来の調子がなかなか戻らない大久保嘉人(東京)も、古巣の川崎戦で復活のきっかけを掴みたい。昨季は15得点(ランキング4位)を挙げているだけに、この多摩川クラシコにかける思いは強いはずだ。
対する川崎は昨年に引き続き、小林悠が絶好調だ。昨季は同僚だった大久保と同じ15得点でランキング4位。今季も興梠慎三(浦和レッズ)の12点、杉本健勇(セレッソ大阪)の10点に続き、3位(9点)と好位置につけている。特に、直近の3試合は〝爆発中〟で、ヴィッセル神戸戦、浦和レッズ戦、サガン鳥栖戦で2点、2点、1点と荒稼ぎ。この小林の勢いを東京が止められるかが、勝敗のカギを握りそうだ。
順位以上に熱き戦いを演じる両チーム。真夏の等々力は、まさに見逃せない「クラシコ」になるはずだ。
(※情報は2017年7月27日現在のもの)
イベント情報

FC東京 vs 川崎フロンターレ 第30回「多摩川クラシコ」
 
 試合:サッカーJ1リーグ 第20節 川崎フロンターレvs FC東京
 日時:8月5日(土) 19時キックオフ
 会場:等々力陸上競技場
 
 

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