佐野瑞樹、年下後輩・松田元太とW主
演! 「最近“おもしろおじさん”
と認識してくれた」
舞台「ミクロワールド・ファンタジア」の公開舞台稽古&囲み取材会が26日、東京都内で行われ、出演者の佐野瑞樹、佐野大樹、松田元太(ジャニーズJr.)、岡幸二郎が出席した。
ジャニーズ事務所所属の俳優・佐野瑞樹と、演劇ユニット*pnish*のリーダー・佐野大樹による兄弟演劇ユニット「WBB」の最新作となる第12回公演。ツキから見放された男が、ある日、突然地上1センチメートルの世界へ迷い込み、戸惑いながらも昆虫たちと交流を深めていく様子を描く。
12回目の公演となるが、瑞樹は「今までの中で一番緊張します」とコメント。共にW主演する松田とはふた回り以上年が離れているそうで、「今まで後輩と共演といっても10以上歳が離れたことがなかったので」と驚きを明かしつつ「最近、やっと俺のことを“おもしろおじさん”と認識してくれたみたいで、見るだけで笑うんです。僕も俺もうれしくてはしゃいじゃう」と現場での息はぴったりの様子だった。
一方、大先輩と共演することになった松田は「伝説の…!本当に存在するのかというぐらいすごい方とお仕事させていただいている」と感動を口にするも、瑞樹は「若干、悪口になっているぞ」と苦笑いでツッコミ。これに「(悪口に)なってないです!」と笑顔で釈明した松田は、オファーを受けた際には「すぐ親に電話しました。うれし過ぎて。すると(親も)『あの瑞樹さん?』って」と周囲の反響も明かした。
また、今回は振付を瑞樹と旧知の仲である屋良朝幸が担当。瑞樹は、その仕上がりについて「格好いいものになるとは予想していたけど、ここまで作品の意図を汲んだものになるとは」と語り、「いつの間にそんなすごい人になっちゃったんだ」と笑った。
ダンスが得意な松田も、きょうの公開稽古では「緊張と踊り(の激しさ)が相まって過呼吸になりそうだった」と冷や汗交じりに振り返りつつ「屋良くんに振り付けを頂いているからには、傷つけないように、ちゃんと自分のものにしてお客さんに見せられたらと思う」と気合いは十分だった。
舞台は、都内の紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAで7月26日~8月1日に上演。その後、大阪のナレッジシアターで8月4日~6日に上演。
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