人間らしい感じに惹かれる！小笠原海
が『東京喰種 トーキョーグール』で
好きなキャラクターBEST3

7月29日公開の映画『東京喰種 トーキョーグール』で窪田正孝演じるカネキの親友・ヒデを演じる小笠原海。原作の大ファンで開口一番「誰にするかすごい迷ったよ〜」と言う彼に、好きなキャラクターを直撃！自身が演じたヒデは断トツ1位ということで、あえてそれを外して答えてもらいました。かなり熱く細かく話してくれる姿に、周りにいたスタッフからは「関係者並みに詳しい！」とお褒めの言葉が。彼の『東京喰種 トーキョーグール』愛を感じてください！

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【1位】宇井郡

喰種捜査官（CCG）で『東京喰種：re』では特等になっている捜査官ですが、『東京喰種 トーキョーグール』ではまだ准特等です。『東京喰種 トーキョーグール』のときは、正直、男子か女子かわからない、性別不明のめちゃくちゃ強いやつっていう存在だったんですね。それが『東京喰種：re』になってから、より深く掘り下げられるようになった。ある意味、喰種を深く憎んでいたりして、一番、人間らしいキャラクターだと思います。尊敬する先輩がいたり、後輩には愛情を注いだり。「死神でも、神ならすがる」という台詞も印象的でした。好き嫌いが分かれるキャラだと思いますが、僕はあの泥臭い感じに惹かれますね。

【2位】死堪（しこらえ）

『東京喰種：re』に登場する人物なのですが、僕、PlayStation Vitaの『東京喰種 JAIL』っていうゲームもやっているんですね。死堪は、その主人公であるリオ（凛央）の、＜if＞ストーリーのなれの果てと言われているキャラクターなんです。ゲームの主人公が、原作では敵として出てくるっていうのがすごいなと。作品の中でも特別にクレイジーで、台詞が記号だったり、支離滅裂で訳がわからない。赫子の種類も全種類持ちっていう、チート並みの強さなんです。かわいらしい部分もあったりするのに、見た目はすごい不気味で。そんなギャップも好きでなんですよね。

【3位】鈴屋什造

登場したてのときは、そこまで好きじゃなかったんです。ちょっとイカれていて、喰種を倒すためだけに生きているクレイジーなやつっていう印象で。でも物語が進むにつれて壮絶な過去が明らかになり、篠原特等と一緒にいるうちに、人間らしさを取り戻していく。確か、137話の『溢花』だったと思うんだけど、篠原特等が隻眼の梟にやられるシーンでは、什造の人間らしい部分がクローズアップされているんです。原作の中でも特に気に入っているシーンで、一気に什造が好きになりました。続編の『東京喰種：re』でも人間的に成長していて、魅力的なキャラクターになっています！