【インタビュー】小笠原海「超特急と
いう存在も引き上げたい」作品に向き
合うことでより強まったグループ愛
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小笠原 事務所でマネージャーさんから聞いたのですが、リアルに飛び跳ねました。実際に、こんなにジャンプするのか!?ってくらい喜んで、その場にいたスタッフさんたちとハイタッチです(笑)。最初、「人間の役らしいよ」みたいな感じで伝えられたんですよ。いや、どの人間!?ってなるじゃないですか(笑)。その場で画像を見せられたのが、ヒデだったので“嘘だろ!?”と。そんな大事な役を頂けて、またもやハイタッチ&ハグです。本当に嬉しかった!
小笠原 ビジュアルが解禁になったときは、ユーキが「すげぇ!ヒデじゃん!」って言ってくれて。メンバーにそう言われるのは、やっぱり嬉しかったです。
小笠原 ユーキに、設定とかがすごくおもしろいからと薦められて読みました。『東京喰種 トーキョーグール』のキャラクターって、それぞれに深く掘り下げられていて考えさせられることが多いんです。どれだけ歪んでいるんだ!?って思いながら、物語に引き込まれてしまう。わかりやすくないこその人間らしさというか。いろんな感情を刺激されるので、すぐに夢中になりました。
小笠原 一番重視したのは、何があってもカネキの味方として、ずっと側にいたいという気持ちです。なぜ、ヒデはカネキと仲が良いのかとか。作中では彼の背景は描かれてはいないので、そういう部分も自分なりに深く考えました。本ばかり読んでいる地味な子だったカネキと、明るくて社交的なヒデって、対照的だし同じクラスでも普通は交わらないタイプだと思うんですね。ヒデは太陽のような子なので、カネキを照らせる存在でありたいと思いました。監督からも、自分なりのヒデを見せてほしいというお手紙をいただきまして。嬉しく思うと同時に、作品に懸ける気持ちが伝わってきて、僕も精一杯応えたいと改めて思いました。自分の仕事を通して、超特急というグループの存在も引き上げたいという想いも強くなりましたね。
小笠原 まず、絶妙な髪色ですね。ちょっとオレンジがかった金髪にして、日々、ちゃんとキープするように写真を撮って、マネージャーさんに送っていました。お風呂上がりに“今日の髪の毛”みたいな感じで。少し変わってきたかなと思ったら、マメに色を調整していましたね。
小笠原 初対面だったのですが、物語の中では小学校の頃からの友人なので、たくさん話をさせていただきました。他愛もない話から、作品に対する想い、アイディアやアドバイスまで本当にお世話になりました!そのおかげで、テンポの良いやりとりができたんじゃないかなと思います。役へのアプローチも非常にストイックで、仲良くさせていただきつつ、憧れの気持ちがさらに強くなりましたね。
小笠原 僕はあまり大変だとか、キツいとかって捉え方をしないんですよ。むしろ、新しい経験ができて楽しいっていう感じでした。本格的な長編映画で大事な役を頂いたということで、もちろん緊張もしましたけど、どういう風にすればヒデとして成立させられるのかをひたすら考えていました。自分の出番がなくても撮影現場に見学に行ったり、窪田くんとお話をさせていただいたりして、なるべく『東京喰種 トーキョーグール』の世界に浸るようにして。むしろ、現場では楽しいことばかりでしたね。スタッフ、キャストのみなさんとの交流も刺激的でしたし。あっ、あと別でテンションが上がったことも話していいですか!?(笑)。昨年、映画の撮影をしていた頃に、『MEN’S NON-NO』(集英社)に1話のリメイクが描き下ろされていたんです。それを読んだ映画のスタッフさんから、「ヒデがマジで海くんだったね」と言われたのは、すっごく嬉しかったです!
小笠原 空気を読んでいないようで、実は読んでいるところ!(笑)。僕もヒデほどではないですが、その場の空気の違いにすぐ気付けるほうなので。全然違うのは、女の子への積極的なアプローチかなぁ。あの行動力、フットワークの軽さはすごいですよね。僕にはない部分だし、絶対にマネできない!
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