取材:澄川龍一

昨年THE PINK☆PANDAの活動を休止し、BLiSTARとして始動したわけですが、そのいきさつを教えてください。

MAYU
THE PINK☆PANDAではライヴを中心にやっていたんですけど、メジャーに行くならもっと幅広い人たちに受け入れられるような音楽をやりたいという思いと、PANDAで自分たちがやれることは全てやり尽くした感じだったんですよね。ライヴも年間100本を超え、曲作りもライヴ中心で考えていたので、本当に出し切った感じ。なので、メジャーに行くにあたりTHE PINK☆PANDAの名前でやっていくのも違うなと思ったんです。PANDAはPANDAで残したかったというか…PANDAもひとつのジャンルであって、PANDAでしかできないこともある。それがあった上で、次のステップに行こうってことで名前を変えてやっていこうと決意しました。

バンド名を変えてサウンドも新たなものになりましたが、そこでの葛藤はありましたか?

MAYU
やっぱりありましたね。切り替えようと決心してPANDAを終わりにしたわけなのでそこは大丈夫だったんですけど、音楽性についての葛藤はありました。“自分たちがBLiSTARとしての音楽を表現できるのかな?”って。

サウンドスタイルもそうですが、今回のミニアルバム『B』の制作過程もこれまでとは違うものになったのではないですか?

NANA-A
今までは自分たちでライヴやりながら、“次のライヴではこういう曲が必要だから曲を作ろう”ってやってきて、THE PINK☆PANDAというものが確立されたんですけど、今回は他の方たちに曲を提供していただいたり、みんなでBLiSTARを作っていくっていう感じで…だから、結構予想できなかったですね。1枚のアルバムでこんなにいろんな楽曲があって、どうなっていくんだろうって。完成した時に初めて見えたというか。
RINA
作っていく段階では自分でも検討付かないので、どうなるかワクワク感がありました。

サウンドもパンキッシュだった以前に比べ、ソリッドなロックサウンドになりましたよね。レコーディングはいかがでしたか?

MAYU
最初は“どうやって歌えばBLiSTARのMAYUの歌になるんだろう?”って考えましたけど、レコーディングはスムーズにいきましたね。やっぱり歌うと自分は自分で。PANDAの時ってライヴでどんどん変えたり、足したりするので、CDの音源は“原形”という感じだったんですよ。それがBLiSTARになるとCDの段階で最終形態になれましたね。自分で聴いていてもすごいなって思います(笑)。

また、収録曲6曲ともがそれぞれ異なった顔を見せていて、非常にバラエティーに富んだ作品になりましたよね。この“何でもアリ感”は意識して?

NANA-A
“この曲をBLiSTARでやれたらいいな”と思って集まった曲たちなので、ジャンルは気にしませんでしたね。ただ、いろんなジャンルの曲の中で、共通してたのはメロがキャッチーだっていうこと。BLiSTARになることでそこは外せないかなと。

サウンドが変化すると歌詞にも影響があると思うのですが。

MAYU
結構ゆっくり書きました。何回も何回も練って書き直しましたね。あまり意識はしなかったんですけど、曲によって出てくる言葉があって、そういう意味では変わったかもしれないですね。

あと、メジャーに進出することで、さまざまなところで露出が増えていきますが、それに関しては?

MAYU
出て行けるところがあれば、どこでも(笑)。もっといろんな人に聴いてもらって、聴いた人がどういう印象を持つかが私たちの勝負だと思っているので、いろんな人に聴いてもらえる機会が増えるのはいいことだと思ってます。
NANA-A
私たちが一番ワクワクしているんじゃないかな(笑)。
RINA
早くみんなに聴いてもらって、感想がほしい! どういう反応してくれるんだろうって。

11月21日には、BLiSTARとしてファーストライヴが決定しましたが、現在はそれに向けて構想を練っていたり?

MAYU
練習はずっとしてるんですよ、スタジオ入って。でも、ライヴとなるとまた違いますから(笑)。

ライヴバンドとして鳴らしてきただけに、そこは期待されるところですが。

MAYU
ゼロに戻るけど、今までやってきた土台がある上でのゼロだから、ここからBLiSTARのライヴも研究していかないといけない。時間かかるんですよ、私たち(笑)。
NANA-A
ライヴの後はすごく反省するんで(笑)。
MAYU
反省会バンドなんです(笑)。
RINA
ツアー初日とかヤバイよね(笑)、朝まで反省会で。

ライヴ同様、これから時間をかけてBLiSTARというバンドを作っていくのでしょうね。

NANA-A
今作ではいろんな方にお世話になって、みんなでBLiSTARを作っているんですけど、“みんなが作ったBLiSTAR”を作っていくBLiSTARみたいな、セルフプロデュースでどんどん新しい色を出していければいいなと思います。
RINA
やっぱりライヴをやりたいですね。演奏したいよね。ライヴやらないと始まらない。
NANA-A
今まではライヴがない日が1週間空くと、“ライヴないねえ”ってなっていたので(笑)。1年間空いたのは初めてなので、早くやりたくてウズウズするよね。
BLiSTAR プロフィール

MAYU(vo)、RINA(g)、NANA-A(dr)からなる3人組ガールズ・ロック・バンド、BLiSTAR。04年春に“THE PINK☆PANDA”を結成し、インディーズとして活動。等身大の詞の世界観、圧倒的なメロディ・センスやライヴ・パフォーマンスにも定評があり、04年〜08年の間にこなしたライヴの数は優に300本を越す。

08年10月、バンドとしてのステップ・アップを図るため、活動の場をメジャーに移すことを発表し、11月に“THE PINK☆PANDA”としての活動を終了。09年に新生“BLiSTAR”として生まれ変わり、同年11月に1stミニ・アルバム『B』でメジャー・デビュー。10年8月には活動の場を<日本クラウン>へと移籍し、1stシングル「東京稲妻」をリリース。オフィシャルHP
オフィシャルHP
公式サイト(レーベル)
公式サイト(レーベル)

OKMusic編集部

全ての音楽情報がここに、ファンから評論家まで、誰もが「アーティスト」、「音楽」がもつ可能性を最大限に発信できる音楽情報メディアです。

連載コラム

  • ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲!
  • これだけはおさえたい邦楽名盤列伝!
  • これだけはおさえたい洋楽名盤列伝!
  • MUSIC SUPPORTERS
  • the Homeground
  • Key Person
  • 気になるワードでディグる! 〇〇なMV
  • PunkyFineのそれでいきましょう!~V-MUSICジェネシス日記~

ギャラリー

  • Tsubasa Shimada(PRIZMAX) / 「Wet Crate」
  • SUPER★DRAGON / 「楽楽★PAINT」
  • Yun*chi / 「Yun*chiのモヤモヤモヤ」
  • OLDCODEX / 「WHY I PAINT ~なぜボクがえをかくのか~」
  • 魔法少女になり隊 / 「魔法少女になり隊明治のあったりなかったり」
  • みねこ美根 / 「映画の指輪のつくり方」
  • 嘘とカメレオン / 「猫を抱いて蝶と泳ぐ」
  • エドガー・サリヴァン / 「東京文化びと探訪」

新着