【カスタマイZ】俺たちの現状が詞に
なっている楽曲たちです
メジャーデビューを目指すカスタマイZ。8月27日リリースのシングル「Life and death」と収録曲「うたいたい歌」はテレビアニメ『少年ハリウッド-HOLLY STAGE FOR 49-』のエンディング楽曲であり、全力で進もうとする彼らの姿にも重なるものがある。
取材:桂泉晴名
まず、個性豊かなメンバー4人の性格を教えてください。
DAICHI
HIROKIは優等生キャラなんですけれど、現場にも本や勉強道具を持ち込み、生活でも真面目です。俺たち3人がうるさくても、HIROKIがまとめてくれますね。
GORO
でも、ライヴになると優等生なイメージとは真逆に、すごく積極的なパフォーマンスをします。かけているメガネをいつも吹っ飛ばしていて(笑)。
HIROKI
ヘッドバンギングをすると、メガネがポーンって取られちゃうんです。それで時間のある時にかけて、また飛んで…の繰り返しです。
同じリズム隊のDAICHIさんは?
GORO
とにかく破天荒。でも、的確に面白いことを言います。
GORO
HIROKIと性格が真逆なので、ふたりが合わさった時が一番うるさいです。あと、ドラムは顔で叩くんですよね。叩いている時はカッコ良くて、魂が入っています。
GOROさんはツンデレ男子だそうですが。
DAICHI
見た目がクールなんですけれど、中はヤンチャな子供魂が残っていて。だから、ツンデレッドに至ったのかなと思います。よく分かんない虫でも触っちゃったりとか。
GORO
そんなことないだろ(笑)。まぁ、虫は好きですけど。
HIROKI
先輩なんですけれど、あまり年上って感じはしなくて。その分、バンドとしてはひとつになっていると思います。
DAICHI
あと、GOROはすごく努力家なので、ギターを常に触っていて、そういうところは尊敬できます。
そして、優雅な雰囲気で鏡を持ち歩くHAMAさん。
DAICHI
HAMAは謎が多いというか…。楽屋とかまでは分かるんですけど、私生活までは知らないので。
GORO
お風呂も電気を消して入ったりするらしいですよ。
HIROKI
さっきも僕とGOROと一緒に歩いてきたんですけれど、急にHAMAが急に立ち止まったので“なんだ?”と思って見たら、鏡に映った自分を見ているんです。
GORO
鏡以外でも自分が映る窓とかも見ているよね!
HAMA
今、(手元の)サングラスに映った自分を見てた。
HIROKI
ちょっと! インタビューに集中して(笑)。
DAICHI
ただ、そういったところはいい意味でリスペクトできる部分でもあるし。ヴォーカルとしては大事ですから。
そして“メジャーデビューしたい”シングル「Life and death」は聴いているだけで元気の出る曲でした。
HAMA
この曲の詞は今の俺たちの現状を歌詞にしているんです。だから、感情移入をしやすいというか。
GORO
この曲はテレビアニメ『少年ハリウッド-HOLLY STAGE FOR 49-』のエンディング楽曲にもなっているんで、物語の内容とも歌詞がリンクしていて。だから、俺たちの現状ともアニメの内容ともマッチしていて、ふたつの楽しみ方ができる作品です。
DAICHI
“生と死のはざま”は、それぞれの人にあてはまるものがあると思うんです。高校生だったら受験とかありますよね。それと置き換えて聴いてもらって、元気になってもらえればいいな、と思います。
みなさんが全力で走っているMVも見応えがありました。
DAICHI
走るシーンの撮影は、その場で走らなきゃいけないんですね。でも、HAMAは走り慣れていないので、右手と右足が一緒に出ちゃって(笑)。
HIROKI
バスケは得意なのにね。ボールを持たせると動きが俊敏になって、相手をかわしたりするんですけれど。なくなると、何かおかしくなってしまって。
DAICHI
ボールはHAMAにとってサングラスみたいなものかな。普段はサングラスがないと落ち着かないんでしょ?
あと、MVではGOROさんは壁をぶち破っていましたね。
GORO
壁を破るシーンでは、思った以上に壁と壁の感覚が狭くて、ちょっと怖かったです。でも、今までやったことがないので、爽快でした!
HIROKI
僕はベースの弦をゴムに変えるというシーンがあって、そこを撮影したのが印象に残っていますね。GOROはパスタを弦に変えて、DAICHIが大きいせんべいをバッて叩いたりして。見ていても面白かったです。
2曲目は「うたいたい歌」。前半と後半で雰囲気が変わるところが印象的でした。
GORO
イントロはクールな感じだと思ったら、サビですごくさわやかになって。俺たち的にも斬新だなと思いました。
HAMA
この曲も俺らの今の状況を歌詞にしてくれました。だから、辛い時にこの歌を聴けば、元気になります。
DAICHI
ドラムがずっとキックを4つ打ちで踏んでいるので、8ビートのロックというよりはノリノリで。クラブ的な要素もありますね。
3曲目の「My Juliette」は、どこか大人っぽいですね。
GORO
これはHAMAにぴったりの曲って感じがしますね。
HAMA
ちょっとセクシーさのある曲ですね。途中で《愛してる》ってセリフがあって、色っぽい感じになっています。
DAICHI
ライヴでこういうふうにしたら、というイメージがどんどん出てきた曲なので、実際にやるのが楽しみです。
最後に、カスタマイZのこれからの目標を教えてもらえますか?
HIROKI
まだ仮契約中という正直シビアな状況ですが、これは超えないといけない壁だと思います。あと東名阪ツアーが決まったので、そこにも向けて、メンバー一丸となってクリアしていきたいと思いますね。
HAMA
俺たちの最終目標は世界一のアニソンバンドになることです。メジャーデビューして、さいたまスーパーアリーナを超満員にしたいと思ってます。“アニソンバンドって言えば、カスタマイZ”と誰にでも言ってもらえるように頑張ります!
・・・
「Life and death」2014年08月27日発売STARCHILD/KING RECORDS
- 【期間限定盤(DVD付)】
- KICM-91536 1944円
- 【アニメ盤】
- KICM-1537 1620円
- ※TVアニメ『少年ハリウッド』描き下ろしアニメジャケット
カスタマイズ:“アニソンで天下を獲る!”をモットーに、2013年11月に生まれた新進気鋭のロックバンド。同年12月にステージデビューを果たし、14年3月にはメジャーレーベル“スターチャイルド”との(仮)契約を結ぶ。同年8月に“メジャーデビューしたい”シングル「Life and death」を発売。本契約をかけて全国108カ所のレコード店を巡る「“煩悩×Crusher”~リベンジマッチ!カスタマイZ VSスタチャ最終決戦!~』を実施し、最終決戦日の8月31日に晴れてスターチャイルドとの本契約が決定。15年2月にシングル「一筋の光明(ひかり)」でメジャーデビューを果たす。カスタマイZ オフィシャルHP