[ “ダンス”は自由であるが、”ジャ
ンル”は自由ではない。] 日本のスト
リートダンス界を支えてきた宮田健男
が語る

日本人初のブレイクダンスの世界大会で優勝を成し遂げたチーム「Spartanic Rockers」リーダーであり、ダンスレッスンやUK B-Boy Championships 日本予選大会オーガナイズの他、テレビ番組の監修やタレントのダンス指導、振付、演出など、ストリートダンス全般に関わる事業を行っている “宮田健男”。自身のブログにて「ダンスにジャンルは必要か?」を公開。 今回はとあるダンスコンテストにてジャッジをした際にジャンル「HIPHOP」と書かれたグループが実際のパフォーマンスを見たところ最近のR&B的な、ちょっとJAZZよりなスタイルなのではないかと思ったことが発端となり、「ジャンルとは?」という事について話が展開されてく。 わかりやすい例も挙げつつ、ダンスのジャンルの意義、ダンスの進化について語っている。ここではその一部を紹介したい。
ダンスジャンルの定義とは何か? それは、各ジャンルのダンスが持っている、他にはない特徴の事である。 それは動きであったり、ステップであったり、リズムの取り方であったりする。 そして、そのジャンルが本来持っているベースとなるアイデンティティを無くしたダンスは、そのジャンルではなく、「別のジャンル」、もしくは「フリースタイル」であると考える。 ポップのさまざまな動きを踏襲していながらも、一度もヒットを打たないのであれば、それはポップではないと思う。 ロックを進化させたと言って、一度もロックで止まらないなら、これはやはりロックではないと自分は考える。それは、ロックをベースにしたフリースタイルであり、「進化」というよりも「分化」ではないだろうか? この認識はとても大事である。 「分化」させているものを「進化」と勘違いすると話はかみ合わない。 1つのダンスジャンルがそのダンスと呼ばれる所以(ゆえん)を無視してしまっては、当然そのジャンルは成立しない。ダンスからジャンルを外せば、全てが「自由なダンス」になってしまう。 そうなった場合ジャンルごとに積み上げてきた、ベースも伝統もなくなり、逆に突き詰めた結果得る事が出来る未来の「進化」も止まるのではないだろうか。 カレー粉の入っていない料理は、「カレー風」とは言えても「カレー」とは言えないし、カレーとしてのおいしさを追求しない限り、「おいしいカレー」は生まれて来ない。 引用 : B-Boy Takeo のブログ
全文はB-Boy Takeo のブログ 「ダンスにジャンルは必要か???」にて公開されているので 是非チェックしてもらいたい。 http://ameblo.jp/bboytakeo/entry-12278774342.html

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