本格派ギタリスト声優 大塚紗英 独占
インタビュー!ライブはDon't think
Feelの精神で!

「トレタメ」編集部
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今話題となっているメディアミックスプロジェクト「BanG Dream!(バンドリ!)」にて花園たえ役として声優を務め、リアルでは作品のキャラクター同様バンド形式の声優ユニット「Poppin'Party」のリードギターとして活躍している大塚紗英さん。

バンドリプロジェクト以外でもギタリスト、アーティストとして活動の幅を広げている彼女に今回トレタメは注目!

本格派ギタリスト声優の大塚紗英さんロングインタビューを余すところなく4ページにわたる大ボリュームの内容でお届けします!!

インタビュー/澤田勝貴
テキスト・撮影/澤田勝貴



――まずは大塚紗英さんのことについて色々お聞きしたいと思います。何か好きな食べ物や音楽以外の趣味などを教えていただけますか?

大塚紗英:大体色々なところで言っているのはハンバーグとおしるこなんですけれど、やっぱ横浜民なのでラーメンが好きですね~!
横浜だったら家系のラーメン屋さんが多いじゃないですか、高校時代は横浜が遊ぶ場所だったのでラーメン屋を一人で巡っていました!

おしるこはモチモチしたものがすごい好きでそれでお餅とあんこも好きで、冬の朝とか暖かいものが食べたくなる時にいいですね。

音楽以外の趣味は、最近は木の写真とか撮って歩くのが好きです。散歩も好きなので1時間くらいだったら全然歩いちゃいます。
あと星を見に行くのも趣味かもしれないです。小さい頃から結構活発な子でした。

――Twitterとかで、うさぎをよく見かけるのですが、うさぎはお好きなんですか?

大塚紗英:全員うちの子なんですけれど、今23羽いるんですよ!元々うさぎちゃんを2羽番い(つがい)で飼っていたら増えちゃって(笑)
今は庭で飼っていて近所の小学生やおばあちゃんがたまに見に来ます。疲れて帰った時とかは癒やされたりはしますね~

気づいたら音楽に触れていた幼少期

――音楽にハマったきっかけは?

大塚紗英:ハマったきっかけというのはないです。気づいたら楽器を触っていました。
母が幼い頃おもちゃのピアノを私に買ってくれてそれをずっと弾いて育ってきたので記憶がないうちからピアノに触れていました。
初めて曲を作ったのが5歳くらいで…

きっかけはチューリップっていう童謡を聴いて、それで使われているドとレとミの音をアナグラムすれば曲が作れるんだ~!と思ってメロディだけを小学校2年生くらいまで作ってて。一応その楽譜も残っているんですよ!

音楽はそれくらい小さな時からやっているのでご飯を食べるとか、お風呂に入るとかの感覚に似ているものかもしれないです。

小学校、中学校、高校と音楽しかやっていなかったですね。小学校の時は音楽委員会をやっていて朝礼で曲演奏するよ~みたいものをやっていて、中学校入ってからは吹奏楽部でトロンボーンをやっていました。

――大塚紗英さんが尊敬するアーティストさんを教えてください。

大塚紗英:昔からすごく好きな人は水樹奈々さんと久石譲さんです。

まず久石譲さんは私元々クラシックピアノをやっていて、今まで型にはまった音楽しか聴いてこなかったのでジブリの映画を観に行った時に「あっピアノってこういう事ができるんだ!」と衝撃を受けたというか新鮮さを感じまして、それを作ってみたいと思ったのがコードの世界に入るきっかけでした。
編曲とかでストリングスを使ったり、フルオーケストラで作ろうと思ったら今でも久石譲さんの作られている楽曲を参考にすることが多いですね。

水樹奈々さんはアニメの「しゅごキャラ!」のキャラクターを演じられていて、声優さんなのに歌を歌うとこんなにカッコイイ!と思って…!それに出会ったのがアニメを好きになるきっかけでした。Elements Gardenの上松範康さんのお名前を知ったのもその時です。
なので、その時の偶然テレビを付けた時の出会いが無ければ、バンドリというものにもきっと出会っていなかったと思うので勝手ながらご縁を感じていて、いつかちゃんとご挨拶できたらいいなぁと思っています。

――では大塚紗英さんが影響を受けている人というのはこのお二人という感じですか?

大塚紗英:好きな人はそうなんですけれど、自分が誰になりたいみたいな思いはあまりなくて、アーティストは自己発信をする存在だから誰かの真似ではいけないと思っています。

――唯一無二でありたいということですか?

大塚紗英:そうですね。そうでなければ私が曲を書く意味は無いし、自分より色々なことができる人がたくさんいる中、自分が何をしていくかという所で大塚紗英の中にあるものを発信していくということがアーティストであるのかなと思います。

後追いではなく新しいものを作っていきたいなと言う気持ちがあります。

――自分自身を思いっきり出した曲とか…

大塚紗英:まさにそうですね!その部分は曲作りで特に気をつけているところであったりして、メロディとかアレンジとか細部にも結構こだわりたいタイプです。曲は自分の子供だから自分で育てたいという気持ちはありますね。

その他、特に気をつけているところは歌詞なんですけど、歌詞にこそ人間性が現れるのかなと思っています。

お客さんとの出会いと別れの繰り返し

――以前路上でライブをやっていた時の心境をお聞きかせください。

大塚紗英:路上をやり始めたのは、15歳の夏でした。きっかけは、その時髪を切ったんですよ。髪を切ったら心が清々しくなって、ちょうどその時ギターを買って2週間だったんですけれど、CとDとEmとGのコードが弾けるようになったんです。4つコードがあれば曲が弾けると思ってこれは歌おう!という衝動で路上したのがきっかけです。

路上の時はただただ楽しくて音楽がやりたくてという気持ちで、熱が出ても台風が来ても電車が止まらない限りは行く!という自分なりのポリシーもありました。

お客さんが最初の頃はやっぱりいない時もあって、毎週毎週路上でのお客さんとの出会いと別れを繰り返して…それが私は好きで、そういうのが音楽の本質だと思っています。

路上の凄いところは、ステージがないので気持ちがそのまま先行してしまうっていうところで、同じ曲を同じクオリティでやってもその時気持ちがノッていないと全然人が集まらないんですよね…逆にその時届けたいという気持ちが強ければ強いほどお客さんは集まってくれるので不思議だなと思います。

――今の心境としてはどんな感じですか?

大塚紗英:今はバンドリプロジェクトというコンテンツがあってキャラクターを背負ってライブをしているので、自己発信というよりは演者としてキャラクターから逸脱しないようにというのは常に頭に入れていますし、バンドなのでギターとしてのポジションや住み分けというところも気にかけています。

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