世代を超えて共感できる。X21の最新
アルバム『Beautiful X』がVRコンテ
ンツも含めてとにかく凄い!【インタ
ビュー】

メンバー21人の自己紹介ソング『Who is X!?』や21人全員で歌う『笑顔のプロローグ』など、気になる楽曲も多数収録。この作品の魅力を、小澤奈々花/田中珠里/井頭愛海の3人が語ってくれました。

『Beautiful X』を発売するX21にインタビュー


自分の夢は他人に決めてもらうのではなく自分で決めること。

――アルバム『Beautiful X』には多彩な魅力を放つ楽曲を詰め込みました。冒頭を飾った『Beautiful X』を聴いた時点から歌にグッと引き込まれたと言いますか、心に力が沸き上がってゆく嬉しい感覚を覚えていました。

田中:『Beautiful X』というアルバムには前向きな気持ちになれる歌が多いから、歌っている私たちも前向きになれるのが嬉しいんです。

井頭:ちょっと凹んでるときに『Beautiful X』を聴くと、「もっと頑張ろう」という気持ちになれます。

小澤:それだけ共感出来る歌が多いんです。しかも、幅広い世代の人たちに共感してもらえる歌が多いと思っています。

田中:私、タイトルにもなった『Beautiful X』が大好きなんです。歌詞の後半に「突き進め!夢のジェネレーション 大きく巻き起こせ!センセーション」と出てくるんですけど。そこの「突き進め!」という歌詞が胸に刺さってきたと言いますか、ここの部分を歌うたびに「突き進む」気持ちになれます。ホント、前に前にと気持ちを押してゆく歌だから、夢を叶えるために頑張っている人はとくに、これを聴いて一緒にステップを踏んでもらえたら嬉しく思います。

――『Beautiful X』の歌詞に「夢をもっと輝かせる計画」と出てきます。その「輝かせる計画」って何だと思います?

田中:自分のやりたいことを自分の芯となる意志を持ってしっかりやっていたら、ちゃんと前へ進めるんじゃないかと私は思っています。この世界で活動を始めてから、周りに流されそうになったり、不安な気持ちになることも沢山あったんですけど。でも、「強くならなきゃいけない」と思ったのは、自分の芯となる意志がしっかりとあったからだと私は感じています。

小澤:私、『Beautiful X』の中の「神さまって頑張っている人だけに チャンスというご褒美をくれるの」という部分が好きなんです。チャンスっていろんなところにあるんですけど、そのチャンスをつかみ取ることが出来るのは、本当に普段から頑張っている人だけなんだと私は感じています。しかもチャンスというのは、その人に一度巡ってきたら、二度三度と繰り返しくるものではないんです。本当に頑張っているからこそ、それを活かすチャンスが一度訪れる。それをどうつかめる自分でいられるか…。もちろん、人によってチャンスが訪れる頻度は違うと思います。私自身は、訪れたチャンスを絶対に逃さない自分でいれるために日々努力を続けていたいなと思っています。

井頭:私、『Beautiful X』の歌詞で好きなのが「今日も一歩前進 プロデューサーは自分自身だ」の部分なんです。自分の夢は他人に決めてもらうのではなく自分で決めるべきこと。日々いろいろ思い悩むことはありますけど、「自分のプロデューサーは私自身なんだから、自分を信じて前へ進めばいいんだから」と、私は『Beautiful X』という歌に教えられました。

――みずからをプロデュースするとなったら、かなり自分をシビアに見てかなきゃいけないんじゃない!?

井頭:そうなんです。もっともっと自分自身へ「頑張れ」って言わなきゃいけない。でも、ときには「甘えるとき」や「休憩するとき」もあっていいとも思います。自分のやりたい夢をしっかり持っていれば自分の気持ちをコントロールしながら進んでいけるだろうし、夢に近づいてもいけるはず。それが、「夢をもっと輝かせる計画」なのかな!?と感じました。この『Beautiful X』を聴いた人たちが、私たちと同じ気持ちになってくれたら嬉しいなぁと思います。


何事も乗り越えられると私たちは信じてます。

――みなさん、X21のいろんな曲たちに励まされてきました?

田中:励まされたし、今でも励まされています。アルバム『Beautiful X』の中に『YOU-kIのパレード』という歌が入っているんですけど、この曲はX21の中で初めて(発売初週のオリコンランキングで10位圏外、もしくは初週売上が1万枚に届かないときは、2015年内でアーティスト活動を無期限停止の)ミッションを課せられた歌でした。それを無事、達成できたから今があるんですけど。あの時期は、ファンのみんなも不安だったと思うんです。私たちも不安が無かったか!?と言ったらありましたけど。でも、『YOU-kIのパレード』を歌うことで自分たち自身が勇気づけられていたし、前向きな気持ちになれていたのを思い出します。

井頭:あの時期は「本当に終わってしまうんじゃないか!?」という不安や焦り、これまでの私たち自身の活動に対しての甘さを改めて実感してゆく経験の毎日でした。

芸能界で活動していくって、そんな甘くはないんだということを痛感させられるのと同時に、『YOU-kIのパレード』の歌詞にも出てくるように「パンチ!パンチ!負けないゾ」「キック!キック!進むんだ」や「自分を信じる勇気さえあれば」の歌詞と同じ気持ちを持ちながら頑張っていました。ホント、自分を信じる勇気があれば何事も乗り越えられると私たちは信じています。

田中:でも、その頃のちょっと不安を感じてきた気持ちが『鏡の中のパラレルガール』の歌詞に出ていたりもするからね。

井頭:そうだね。『鏡の中のパラレルガール』は、みんなで作詞の原案を出した歌なんです。ここには、その当時のメンバーの心境が反映されていると言いますか、「どうしたらいいのだろう!?」という不安も現れています。

小澤:『鏡の中のパラレルガール』には、不安や孤独というマイナスな言葉も並べているけど、アルバムに収録したどの歌も、最後には「不安があるからこそ、それを乗り越えて強くなれる」「どんな自分自身でも受け入れて前へ進んでいこう」という気持ちが込められています。聴いてくれた人たちの気持ちも一緒に励ましてくれるような曲が多いのも嬉しいんです。

――中には、母親へ向けたバラード『every time,every where』のような楽曲も収録になっています。

田中:こういう曲調は、X21にとっても初めての挑戦になりました。

井頭:ここには、お母さん視点での想いも書いてあるじゃないですか。いつか、私自身がお母さんになったとき、こんな風に思うのかなぁと想像を膨らませていたように、きっと、聴いた人それぞれが、色々な捉え方をしていける歌になっていると思います。心を動かされる歌詞のように、どんな世代の人たちにも当てはまる歌になったのも嬉しかったです。

小澤:母親って人一倍身近にいる存在じゃないですか。一番身近にいるのに、そんなに深く考えたことがなかった自分に私は気付かされました。この『every time,every where』を聴いて、改めて母親への想いを感じてもらえたら嬉しく思います。

メンバーそれぞれがいかに個性的なのか

――それぞれ、お勧めの楽曲を教えてください。

井頭:『笑顔のプロローグ』は、一期生二期生のメンバー21人全員で歌った楽曲なんです。この曲の歌詞に、私はすごく共感を覚えています。

 私の好きな歌詞が、「悔しくて泣いたぶんだけ強くなってゆくよ」のところなんです。歌詞では先輩と後輩を題材にしているように、これから新学期を迎えるうえでも重なる想いだと思います。X21に置き換えても、不安や希望を持って入ってきた二期生たちを、私たち一期生が「大丈夫だから、私たちが守っていくよ」と背中を押してあげてゆく。そんな風にも捉えていきたくなる歌なんです。

 『笑顔のプロローグ』の歌詞は、一つ一つがとても濃いんですね。「折れそうな日々 でも負けたくない」とか、普段の生活のいろんな面に置き換えて私は励みにしています。

田中:それ、どんな風に?

井頭:「テスト勉強したくないけど、でも頑張らなきゃ!!!」とか。『笑顔のプロローグ』は「立ち上がる君とゆこう」など希望に満ちあふれた言葉を詰め込んだ歌だから、何か新しいことを始めるときに聴いていただけると勇気やパワーになっていくと思います。

田中:私、『Who is X!?(Long version)』を収録出来たのが嬉しかったんです。これは、X21のメンバー21人全員の自己紹介曲になっています。メンバーみんなニックネームで呼んでいるように、それぞれの愛称も聴いていただいた方に覚えてもらえますし、各メンバーの個性もしっかり見えてきます。私が「お笑い好き」なことや、愛海が「いたずら好き」だったり、奈々花はチアリーダーをやっていたことがわかったり。メンバーそれぞれがいかに個性的なのかが、『Who is X!?(Long version)』からは伝わってくると思います。

井頭:しかもこの歌では、メンバーそれぞれの自己紹介にあわせた振りやダンスもしていくから、ライブではそこも見どころになっています。私、ビックリしたのが、『Who is X(Long version)』ではサビが6回も出てくるんです。

小澤:全部で7分くらいある曲だからね。私は、『どこまでアリ?どこからナシ?』がお勧めです。歌詞には付き合いたての女の子が彼氏とデートしながら、どこまで言葉にして言ってもいいんだろう!?どこまでは駄目なのかな!?と、いろんな心の駆け引きをしていくんですね。主人公の女の子は、ちょっと消極的なせいか、そういう面で悩んじゃう。
 その子の想いをどんな風に歌声で表現していくかで、私はいろんな歌い方に挑戦していきました。闇とは違う、何かを心に抱えてる、そんな歌い方も心がけたので、ぜひ声の表情にも注目してください。

きっと共感してもらえる歌があると思います

――X21といえば、『絶対ヒロイン』や『マジカル☆キス』『Beautiful X』のような、心に光を降り注ぐ明るく希望に満ちた楽曲を歌うグループという印象を強く覚えます。でも、アルバム『Beautiful X』には、『どこまでアリ?どこからナシ?』『鏡の中のパラレルガール』『every time,every where』など、いろんな表情が描かれていました。そこが、聴いてて嬉しかったことなんです。

小澤:楽曲のバリエーションは豊富だと思います。

井頭:今日はバラードを聞きたい気分、今日は元気を出したいからハイテンションな歌をみたいに、いろんな表情を楽しめますからね。

田中:ひと足早く夏気分を楽しもうと、『夏だよ!!』を聴いたりね。

――そのときの気持ちに合わせ歌を着替えるように聴けるっていいですね。

井頭:最初は悩みを抱えながらも最後は希望に満ちあふれてゆくX21には歌詞が多いように、「挑戦しようか迷ってるとき」「落ち込んだとき」「テンションを上げたいとき」「優しい気持ちになりたいとき」など、聴いたその人の気持ちを何かしら変えていける歌をいろいろ詰め込んだから、きっと共感してもらえる歌があると思います。とくにX21は、歌を通して明るい気持ちになれるとか、勇気づけてくことを大切にしているよう、そこを感じ取ってくれたら嬉しいです。

小澤:私、ドライブのときに大音量で流したいアルバムだなと思っていて。表題曲の『Beautiful X』は本当に「突き進め!」という気持ちになるように、この歌を聴いているとオープンカーに乗って風を受けながらハイテンションになっていく姿が思い浮かぶんです。開放的な気持ちになれる歌も多いから、ぜひ外に連れ出しても聴いてください。

田中:私、歌入れをする前に、必ず歌詞だけを読むんです。そこで色々な想いが広がれば、その気持ちをメロディーに乗せたときに、さらに表情が豊かになっていくんですね。そうやって歌った曲たちばかりですし。何より、どの歌でも歌詞に注目して聴いて欲しいなと思います。

VR映像はメンバーが目の前にせまってくるよう


――今回は全部で4-TYPE発売します。中でも「VRコンテンツ」はすごく気になります。

井頭:ホント、メンバーが目の前にせまってくるように、ぜひ一人一人の姿を、その迫力を感じながら追いかけてください。

田中:中には「ライブだと恥ずかしくてしっかりメンバーを見つめられない」という方がいるんですけど、そういう人もVRなら「その場にいる」感覚で追いかけられるじゃないですか。そこをぜひ味わって欲しいなと思います。

小澤:目の前で歌い踊る姿を味わえるだけでなく、それを360度どの角度からも追いかけられるように、私がファンだったらすごく嬉しいと感じる映像になりました。

田中:メンバー一人一人とのバーチャル握手会も楽しめます。メンバーそれぞれがどんな握手会で声をかけてきたのかは、ぜひ、見た人たちだけのお楽しみにしてください。

小澤:あのドキドキ感は、見た人じゃないとわからないからね。

――X21は、「NEXT FUTURE STAGE AKIBA season」と題した定期公演も行っています。

田中:定期公演が出来るのって、すごく嬉しいんです。中では、1時間 半ノンストップライブもやっていますからね。

小澤:1時間いろんな楽曲を繋いで披露していくんですけど。たくさん楽曲を楽しめるから、ノンストップライブはファンの方々の評判がとても良いんです。

井頭:「たくさん曲を聴けて嬉しい」という声も届いているからね。そういう人たちに向けても、さらにパフォーマンスを磨いていきたいし、いろんな挑戦もし続けていきたいなと思います。

小澤:ただ、半ノンストップライブはペース配分を考えないとね(笑)。前半飛ばし過ぎると、本当に後半はきつくなっていくので(笑)。

――ライブもぜひ足を運びたいなと思います。最後に、ひと言良いですか?

小澤:『Beautiful X』は、世代を超えて色々な人たちの気持ちと共感していける曲の詰まったアルバムになりました。たくさんの人たちに聴いてもらいたいのは、もちろん。ぜひ、イベントにも遊びにきてください。

田中:イベントも是非お待ちしています!!!



TEXT:長澤智典

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