ARTIFACT OF INSTANT、最新アルバム
「Recoil」から「Will」MV公開

「Will」は、8月3日(水)にリリースとなる3rdミニアルバム「Recoil」に収録される楽曲。MVは、作詞を手掛けた飯干達郎(Vo, G)が描いたテーマ「苦悩や迷いから来る依存、それらからの脱却と独歩」を反映すべく、映画の撮影ロケ地などでも有名な関東某所の単線駅で行われた。

バンドの演奏シーンと、モデルの地田華菜が意を決して旅立つドラマシーンで構成されており、「らくがきノート」がキーアイコンとして描かれている。


ディレクションは、同じく「Recoil」に収録される楽曲「EGO」のミュージックビデオも手掛けた脇坂侑希(isai inc.)。

ARTIFACT OF INSTANTは「Recoil」をリリース後、発売記念のインストアイベントを行いながら、8月11日(木祝)にバンドの地元・宮崎floorRより、全国13ヶ所のリリースツアー「Recoil Release Tour 2016」を行う。詳細はバンドの公式サイトをチェックしよう。

飯干達郎 コメント
「私、どうしたらいいの」
「僕には夢も目標もない」
「これからの未来が不安でたまらない」

「たつろーさん、どうしたらいいの」
「達郎、どうしたらいいと思う」

僕なりの答えをただ書き記しただけ。
本当にそれだけ。
だから、ライナーノーツなんて書く必要はないと思ってる。

「自分の事、知って欲しいのだけれど、自分の全てを知られるのは絶対に嫌だ」
そうやって歌を書いてきた僕が言葉を選ばず、他者に考える余白も与えず、ただ読むだけで歌の意味が分かるように書いた。
誰にでも分かるように書いた。
仕掛けなんて1つもない。
この歌に狙いなんてものは存在しない。
その上で読んで欲しい。




すごく漠然としてるんだけど、大丈夫。
その君の胸の内にある靄は必ず晴れる。
晴れなくともその靄の隙間から光が射す日は来る。
だって、今日この日まで生き抜いてきたんでしょ?
傷に触れて欲しくて、誰かに寄り添いたくて、でも側に誰もいない夜を何度超えてきた?
その時間、どれだけ自分と向き合い、自分を戒め、許してきた?
あなた自身を守ってきたのはあなた自身だ。
だから、今日があるんだよ。あったんだよ。
自分が生きてきた道のりに誇りを持っていいんだよ。
なるべく安全な道を選んできた。
時には回り道をした。
それがどうした?
だから、こうして出会えたんだよ。
何1つ無駄なことはないし、これからもそれは続いていく。
それは「人」と関わって生きているから。
「人」によって壊れた平穏はやっぱり「人」が手繰り寄せて繋ぐしかないんだと思う。
でも、忘れないで欲しいのはその「人」の中にあなた自身も含まれるということ。
あなたもその「人」であること。
それは忘れないでいて欲しい。

難しいことは1つもない。
あなたが「もう大丈夫」と言えるように。
空を見上げて嘆くあなたが笑っていられるように。
あの碌でもない日々が今日を繋いでくれたのだと気付けるように。

僕はこの歌に出会えて良かった。
この歌に導いてくれた皆に出会えて良かった。
この歌はあなたの歌。
作詞・作曲 飯干達郎とそれに関わった人達。
あなたが生んだ歌だ。

大丈夫。
そうやってここまで生きてきたんだよな。
だから、大丈夫。

アーティスト

UtaTen

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