Sexy Zone松島聡は、Kis-My-Ft2二階
堂高嗣を上回るモンスター!?

 さまざまな伝説を持つ二階堂だが、本人ですら「今、しゃべりながらも背筋が凍る」と慄いていたのが、SMAP香取慎吾とのエピソード。まだ二階堂が生意気なジャニーズJr.だったころのこと。ジャニー喜多川社長が香取をレッスン場に連れてきて「みんな、知ってるよね?」と紹介したところ、二階堂は大きな声で「誰それ、知らねー」と言い放ったという(『裸の時代』集英社より)。大先輩に非礼な態度だが、周囲に悪ガキと認知されていた二階堂だから許されたエピソードだといえよう。

 そんな彼が近年、交流を深めている後輩がSexy Zoneの松島聡。彼もまた「うるう年の存在を知らない」「カタカナに壊滅的に弱い」といったエピソードを持つ“モンスター”なのだが、天然な言動だけではなく、正直すぎる言動もまた二階堂以上のようである。

 それが明らかになったのが、二階堂と松島が対談した「ポポロ」2016年4月号(麻布台出版社)。まず互いの第一印象として、ジャニーズ野球大会の話に。大会後、二階堂がユニフォームなどを片付けていたところ、じっと見ている松島の視線に気づく。そこで「いっしょに片づけにいく?」と声をかけると、松島が放ったのが「行かねーよ、バカ!」というひと言。松島いわく「事務所に入ったばっかりで、誰が先輩で誰が同期かわかってなくて……」とのことで、松島自身はこのことをまったく覚えていないそう。しかし二階堂は「絶対言ったよ!!」と熱く訴えており、現在に至るまで何度も松島に文句を言うほど、このことを根に持っているよう。

 去年から、プライベートでごはんを食べにいくようになった2人。「焼き肉とかもんじゃ食べにいっても、ぜんぶ二階堂くんがやってくれるもん」と甘えっぱなしの松島だが、二階堂は「俺が勧めた食べ物とかキッパリ『いらないです』ってすぐ断るよね(笑)」とちょっと寂しそう。それに対し、「残したら悪いから」と言い訳する松島だが、二階堂はさらに「焼き肉をすごいおいしそうに食べてたから、次の週にまた焼き肉誘ったら、『焼き肉はこの間食べたから、今度は違う店がいいです』ってオーダーされる」と苦笑いしていた。

 先輩に対して、媚びることなく、己を貫く松島。見ようによっては生意気と取られることもありそうだが、二階堂は「いつも正直だからね、かわいいよ」と目を細めており、かつての自分を見ているような思いがあるのかもしれない。モンスターとモンスターの交流、今後もおもしろくギリギリなエピソードを量産してほしいものだ。

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