新生KAT-TUNのロゴが話題も、田口淳
之介不在の10周年ツアーにファンも複

 同時に発表されたのが、ベストアルバム発売。KAT-TUNは2006年のデビューの際にも、『Best of KAT-TUN』というベストと銘打ったアルバムを発売しているが、こちらはジャニーズJr.時代の楽曲に新曲を組み合わせたもの。今回の『KAT-TUN 10TH ANNIVERSARY BEST“10Ks!”』は、シングル26曲を中心に、ファン投票で選ばれる15曲も収録予定。また3人が発案したという10周年記念ロゴも発表され、メモリアルイヤーのお祝いムードが高まってきている。

 ところが、Twitterなどでのファンの反応を見てみると、手放しには喜べない複雑な思いを抱えている人も。

 まず目立ったのが、田口不在のツアーについて。「KAT-TUN3人でコンサートか……最後に4人でしてほしかったな……」「10年応援してきたハイフン(※KAT-TUNファン)のためにも、最後に田口にお別れさせてあげればいいのに。なんのための事前の脱退発表だったんだろう?」「KAT-TUNドームツアー3人っておかしいだろ! せめて田口君に最後の思い出を作らせろ!」と、脱退発表後、田口がコンサートに参加しないまま退所することに不満を持つ人は少なくない。3月末に田口が退所、4月頭にツアースタートという流れにも、「もう3人だけで打ち合わせとかしてるんだよね……切ない」「田口抜きで打ち合わせして、リハするってことだよね。まだ田口居るのに」と心を痛める人も。

 一方で、田口脱退発表時には、ジャニーズ事務所から「最良の方法を協議」するとコメントされていた、3人の今後のスケジュールが決まったことに安堵する人も。「KAT-TUNすごいな! 3人でドームツアーするんや!!」「しかしほんとドームでよかった。3人だからって縮小されるんじゃなくさ」「3人でもドームでやるの、さすがKAT-TUNだなって思う。なによりも存続してくれることに感謝の気持ちしかない」と、大規模会場での10周年ツアーに喜ぶ人が多い。

 また、10周年ロゴもファンの注目を集めている。デザインを見てみると、数字の10の「0」が拳銃で撃ち抜かれ、その下に「K△T-TUN 10TH △NNIVERS△RY BEST“10Ks!”」の文字が配置されているのだが、銃は10周年の「10」とかかっており、「A」の文字に置き換えられた「△」は3人となる新生KAT-TUNを意味しているのではないかという推測が飛び交っているのだ。

 ロゴが表す通り、残念ながら田口不在で進みそうなKAT-TUNの10周年記念プロジェクト。しかし、2月10日にはシングル「TRAGEDY」を発売し、12日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に4人で出演。3月2日には4人でのラストシングル「UNLOCK」も発売される。リリースにあたり、せめて1番組でも多く4人でのパフォーマンスが披露されることを願うばかりだ。

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