あなたは何回目の人生が好き?ボーカ
ロイドが突き付ける「↑人生ゲーム↓

この曲は、2011年2月にゆずひこ氏がインターネット上に投稿した曲で、中毒性が高いメロディーと、少し不気味とも思える歌詞が印象的な曲です。この曲により2011年2月に、ゆずひこ氏は初のVOCALOID殿堂入りを達成しました。現在はJOYSOUNDとDAMで配信中なので、この機種があるカラオケ屋さんでは、この曲を歌うことも可能です。
青田新名 a.k.a. ゆずひこ Feat.初音ミク「↑人生ゲーム↓」
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1回目の人生は退屈で
2回目の人生はやりたい放題
3回目の人生は毒男
4回目の人生は盲目のピアニスト
5回目の人生はフェミニスト
6回目の人生は汚職にまみれ
7回目の人生は喪女
8回目の人生は大富豪です
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この曲を聴くと、「私は2回目の人生が良い!」といった反応をする人と、「私の今の人生は、一体何回目の人生なんだろう」と考えてしまう人と、大体二通りの反応に分かれるようです。そして、この曲の歌詞はこれだけではないのです。締めくくりには下のような歌詞になります。
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人生ゲームは僕らを縛る
見えない糸で操られる
神様はそれを眺めながら
サイコロ転がすの
ニヤニヤしながら賽を振り
イカサマ、ズルも平気でする
人はそれを神と崇める
嗚呼なんて滑稽なの
嗚呼なんて滑稽なの
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初音ミクの感情の籠らない淡々とした歌声がこの歌詞をなぞると、なんだか不気味な気持ちになってしまいます。
もし神様が存在するとして、自分の人生がまるでゲームのようにその神様に操られているのかと思うと、気持ち悪い感じさえしてしまいますね。ですが、その不気味な歌詞こそ意味を考えれば考えるほど深みにはまっていき、中毒になってしまうのですから不思議なものです。…もしかして、そうなるように、神様が仕向けてたりして。
ちなみに「毒男」とは「独身の男性」の意味で、「喪女 」とは「モテない女性」を指すのだそうですよ。
初音ミクは「未来的なアイドル」をコンセプトとしてキャラクター付けされているそうで、未来から初めての音がやって来るという意味で、「初めての音」から「初音」、「未来」から「ミク」というのが名前の由来だそうです。
ボーカロイドが放つ奇妙なこの曲は不気味ではありますが、新しい世界を見せてくれます。この曲が聴いた人に一体何をもたらすのかは、正に「神のみぞ知る」といったところでしょうか。
TEXT:rie-tong

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