劇場版『名探偵コナン 純黒の悪夢』
は20周年記念の超大作!

2016年は「名探偵コナン」シリーズのアニメ、そして劇場版が20周年を迎えるということで、ファンはもちろん制作スタッフ陣も気合が入る作品になるでしょう。そこで今回はそんな最新作『名探偵コナン 純黒の悪夢』のみどころや注目ポイントをご紹介していきたいと思います!

「名探偵コナン」シリーズのあらすじ
1996年からアニメが放送されている「名探偵コナン」シリーズ。高校生探偵として活躍していた工藤新一が、黒ずくめの組織の怪しげな取引現場を目撃してしまい、幼児化する薬を飲まされ江戸川コナンとして黒の組織の陰謀に迫りながら、身の回りで起きる難事件を解決していく推理アニメ。時にシリアスに、時に面白く、アッと驚くようなトリックが満載で子どもから大人まで楽しめる作品として親しまれてきました。
さらに、放送と同じく1996年から劇場版シリーズも展開されアニメよりもスケールを大きく、よりワクワクするような内容で人気を博しています。


小学生ながらホームズ顔負けの名推理で、コナンの周りで起こる事件を次々と解決していきますが、宿敵ともいえる「怪盗キッド」との対決や核心に迫る「黒の組織」絡みの話は特に人気で、関連する作品のみを集めたSELECTIONシリーズやこれまでの怪盗キッド登場回を"怪盗キッド目線"で描いたまじっく怪斗などさまざまな切り口でファンを楽しませています。
そして劇場版シリーズも同じく、怪盗キッドや黒の組織の絡む作品はいつも以上にファンの期待値も高まっていて、映画公開日前から考察や予想などで盛り上がっています。劇場版シリーズでは毎年その映画のラストに次回作品のモチーフやテーマが予告として公開されますが、前作の怪盗キッドが登場する「劇場版名探偵コナン 業火の向日葵」の本編終了後には黒の組織の幹部であり、新一を幼児化させた張本人である"ジン"が「キール、バーボン、まさかな」というセリフを残すという衝撃的な予告がありました。この時点で公開された情報はこのセリフのみでしたが、ファンの間では20周年に相応しい作品になるのではという期待の声が多くあがりました。

劇場版20作品目となる『名探偵コナン 純黒の悪夢』
そんな注目タイトル『名探偵コナン 純黒の悪夢』はお分かりいただけるように、"黒"がキーワードとなっています。黒の組織とかけて9万6960枚限定で映画館で配布されたモノクロ風ビジュアルには、黒の組織のメンバーであるジンやウォッカ、ベルモットなどのおなじみのコードネームに加え、ラムの文字が。同時に公開されたプロモーション動画"黒ムービー"では、謎のオッドアイの人物も登場し、頂上決戦の文字で締められていました。

これまで劇場版で「黒の組織」と絡んだ作品は第5作目の『名探偵コナン 天国へのカウントダウン』と第13作目の『名探偵コナン 漆黒の追跡者』のみ、FBIを絡んだのは第18作『異次元の狙撃手』のみ、さらにCAIも登場する作品は劇場版初となります。『名探偵コナン 漆黒の追跡者』では、アニメ本編にも続く重要な鍵となる"赤井秀一と沖矢昴が同一人物"であることが原作・アニメに先駆けて公開され話題にもなりました。アニメ本編でも「黒の組織」に迫る話を待ちわびているファンも多い中、今回も劇場版で新たな情報が公開されるかもしれませんので、随所に注目しながらみることをおすすめします!
12月12日にはさらなる情報として、映画のあらすじや黒の組織を紹介する「Profile of "BLACK"」ページが追加された他、特報映像も公開されました。「Profile of "BLACK"」ではスパイとしてCIA、FBIから潜入捜査をしているライ(赤井秀一)とバーボン(安室透)の紹介もあるので、要チェックです。


次に、あらすじやキービジュアルから『名探偵コナン 純黒の悪夢』の概要やポイントが明らかになってきたので、改めてみていきましょう。

『名探偵コナン 純黒の悪夢』のあらすじ


ある漆黒の夜、日本警察にスパイが侵入。イギリスの「MI6」、ドイツの「BDN」、アメリカの「CIA」など各国の諜報機関、さらにはFBIの機密データを持ち出そうとするが、間一髪のところで安室透率いる公安が駆け付ける。スパイは車を奪って逃走。高速道路で安室とのデッドヒートを繰り広げ、他の車をも巻き込む大惨事になろうとしたその瞬間、スパイの車はFBI赤井秀一のライフル弾に撃ち抜かれ、道路の遙か下へ転落していった―。
翌日、コナンたちは東都水族館へ遊びにきていた。リニューアルしたばかりで大盛況の水族館。その目玉となる巨大観覧車の下で、コナンはケガをして独りたたずむ容姿端麗な女性を発見する。見ると、左右の瞳の虹彩色が異なる、通称“オッドアイ”だった。しかし、女性は自分の名前もわからないほどの記憶喪失状態で、所持していた携帯電話は壊れてしまっている。その記憶が戻るよう手助けをすることを約束したコナンたちは、そのまま一緒に過ごすことに―。
一部始終を陰で監視していたベルモット。そしてその場を後にしながらサイレンサーを取り出し、装着していたインカムに言い放った。
「そのつもりよ、ジン。」
<出典:
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ついに登場する"あの方"に一番近い存在「ラム」
まずはモノクロビジュアルで解禁されたラム。黒の組織の"あの方"の側近であるラムの名前をみた瞬間、鳥肌が立ったファンは少なく無いであろう。原作でさえ登場したのはほんの1ページほど。キールからの連絡で送られてきた「RUM」の文字をみて赤井秀一でさえその名前を2.3度しか聞いたことがないという人物で、"あのお方"のお気に入りであるベルモットや現在登場している組織メンバーの中では一番大物であるジンをも上回る存在で実質、組織のNO.2だという。
灰原も詳しい情報は知らず、噂ではその人物像は十人十色であり、大柄の男や女性、さらには年老いた老人という噂も。唯一確かなことは事故により左右どちらかの目が義眼であるということ。


このラムについてはこのように情報がほとんどなく、原作でもこれから長きにわたって語られるであろう人物なのは確か。ラムときけば誰しもがまず思い浮かべるであろう「うる星やつら」のラムちゃん。実は青山先生はこの作品の大ファンで、お気に入りのキャラと公言しています。そしてそのネタを原作でも登場させていました。そんなお気に入りの名前をつけるということはやはりなにかありそうですよね。さらに組織のコードネームには一貫性を持たせていることを明らかにしていて、男性にはアルコール度数の高い蒸留酒、女性にはワインを使用したお酒をつけているそうです。
側近ということはスパイである可能性はほぼないと思うので、新キャラなのか、しかし青山先生は「もうでてたりして」という言葉も残しています。そしてメールのラムという文字はなぜいつものカタカナ表記ではなく英語だったのか。このメールを見た時の赤井の「"奴ら"のコードネーム」が意味する複数は組織のことを指しているのかラムが複数という意味をもつのか。


裏の裏の裏をかくミスリードは青山先生の真骨頂なので気づかぬところで伏線がはってあるかも知れませんね。

組織でなにが起きている!?潜入捜査がバレた!?


さらにポイントとなるのが、記憶喪失の謎の女性と盗まれかけた各国の諜報機関、そしてFBIの機密データ、そしてコナンたちを監視するベルモットの存在。前々から青山先生が仰っている「組織の中では大変なことが起こっていますよ」と関係しているのでしょうか。謎の女性の"オッドアイ"といい記憶喪失なことも気になりますが、前作の予告にあったようにキールやバーボンの存在が組織にバレてしまいかけている状況。ベルモットが監視を続けているその理由とは何なのか。

青山先生は、『今年の映画は真っ黒な話ですが、見終わったあと、何色の気持ちになれるかは、あなた次第です(笑)』という言葉を残し、青山先生とファンとの推理対決をさらに盛り上げています。
原作でも明かされることの無い、黒の組織のさらなる核心に迫る『名探偵コナン 純黒の悪夢』。すべての謎が繋がった時に導かれる真実とはいったい。聖域への扉が開くその瞬間は2016年04月16日(土)!皆さんおたのしみに!

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