先日、ラジオで初の生弾き語りをやらせて頂きました…… もっと歌いたい! 「ディレクターさぁん、毎週やらせてくださいよぉ〜」、と公共の場でおねだりしてみる(笑) 蟹江一平

先日、ラジオで初の生弾き語りをやらせて頂きました…… もっと歌いたい! 「ディレクターさぁん、毎週やらせてくださいよぉ〜」、と公共の場でおねだりしてみる(笑) 蟹江一平

【連載コラム】蟹江一平、ジャニーズ
への憧れを熱く語る(第17夜)

皆さんこんばんは、「蟹江一平の今夜も歌っていいですか?」第17夜です。
物心ついた少年時代からとにかく歌番組が好きで、アイドルが好きで。音楽が好きになったキッカケはアイドルからでした。中でもジャニーズが好きで、始まりは少年隊のデビュー曲「仮面舞踏会」。パフォーマンスをテレビで観た瞬間、当時ブクブクに太った一平少年(ちびデブ)は脳天を撃ち抜かれ、「俺もバク転してぇ…… 少年隊になりてぇー!」と思い、真似するも、速攻挫折。自分の布団で練習するんですがとにかく太ってるのでバク転どころではなく、のっけから失敗の連続で首グニャってなるし痛いしでだんだん恐怖心が芽生え…… 「バク転はジャニーズの人たちしか出来ないんだ」と諦め少年隊になる夢もあえなく封印。
今でもたまに夢を見るんです、バク転失敗して首グニャってなる夢…… 怖い怖い! トラウマです、バク転。ちなみにその夢の中で僕は「ちびデブな一平少年」のままです…… やだ、絶対に戻りたくない! もうデブりたくない!
神様! 来年四十路に入る僕を、どうかメタボにはしないで下さい…… スラリとした40代に仕上げてくださぁい(涙)
少年隊になれないと分かった一平少年が次に「なりたい!」と思ったのが…… 光GENJI! 当時、日本中にローラースケートを履いて踊るキッズが溢れていました。デビュー曲「スターライト」、衝撃的でしたね……。曲の美しさと流麗なパフォーマンスに身も心も奪われてしまったのです。久々に某動画サイトで当時のVを見ましたが、凄かった……そりゃあ一平少年、光GENJI にもなれるわけ、ありません! みんなとにかくギスギスに痩せてるもの。華奢で美しい少年たち…… になれるわけないわ、ちびデブな一平少年!
「淡いブルーの季節の中で、何かを見てるスターライトスターライトそんな、夢は果てないノンストップドリーム〜」ほら、歌詞もスラスラ出てくる覚えてる染み込んでるぅ! 飛鳥さーん! お元気ですかぁ!?
その後、SMAPにもなりたくなるんですが当然なれませんでした…… そりゃそうだぁ。 No.1にもなれないしSMAPにもなれない、それが現実です!
高校に上がる頃にはもう、「俺は絶対にジャニーズには入れない。身の丈にあった生き方をして行こう」と諦め、地味〜にヒエラルキーの下の方で生きて行くのです。でも、事務所に入ったキッカケでよく聞いていたのが「兄弟とか家族が勝手に履歴書を送った」ってシチュエーション。で、送られてきた履歴書の写真などを見て興味を持ったジャニー喜多川社長から直々に家TELがあり「YOU もレッスン来ちゃいなよ!」と誘われるという都市伝説があり……「俺も誰か勝手に履歴書送ってくれないかなぁ〜」と淡い期待を抱くも、そんな気の利いたことをやってくれる身内などおらず、というかそもそも、ビジュアル的にも持ってる華的にも中の下くらいの僕を見て「ジャニーズ行けるんじゃないか?」なんて思う身内なんているわけないのでした……
今でも……ジャニーズに仄かな憧れはありますよ……
むしろ今なら……行けるんじゃないかっ、て……
いや行けねぇわ!!(笑)
イタすぎるアラフォーの夢ですのでどうかお許しを。スミマセン、妄想の中で踊り続けます。
そんなジャニーズで、最近衝撃的だったのが!
KAT-TUNの田口淳之介さんが突然の脱退表明をしましたね……オンタイムでその番組を視聴していたんですが、本当に驚きました。
風当たりは強いと思いますが、強い信念を持ってこれからの人生もがんばって欲しいです。
そして、3人になってしまうKAT-TUNですが、また新たなる可能性を見い出していくチャンスだと思うので来年10周年に向けてがんばって欲しいですね!
デビュー曲「Real Face 」、スガシカオさんとB'zの松本孝弘さんが手掛けたんですが、今聴いても屈指の名曲だと思います。亀梨和也さんと赤西仁さんの艶っぽいボーカルがスロウに入るオープニングから中丸雄一さんのボイパが来て、田中聖さんの怒濤のハードコアラップが絡み付きヒリヒリする歌詞と硬めのギターリフのコンビネーションからのサビ!
リリースしてすぐに覚えて「一人カラオケ」で「一人KAT-TUN」やってたなぁ…… ボイパとラップがホントに難しくて!
久しぶりにカラオケ行って、一人KAT-TUNやりたくなってきたな……
っていうか、いっそのこと俺をKAT-TUNに入れてくれないかな!?
KANIE のKA、で。
いやダメだ、亀梨君の KA とカブっちゃうわー
ってそこ!?
イニシャル以前にアラフォーのじょじょ売れ俳優、KAT-TUNはおろかジャニーズにも入れないわ!
と自分でツッこんでおきながら、仄かに、オファー来ないかなぁぁ…… なんて夢を見続けるのは自由ですからぁ!
「蟹江一平、今夜も妄想の中でキラキラとしたアイドルスマイル浮かべて踊ってもいいですか?」
………… 良しとしてください!

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■蟹江一平プロフィール

蟹江一平 東京都出身、1976年生まれの39歳。
1999年NHK朝ドラ「すずらん」でデビュー。以後数々の映画、ドラマに出演するも15年以上もの間「やや売れ俳優」として地道に活動を続ける。
2014年10月、CX系「アウト×デラックス」出演後、バラエティー番組に出演し始め「2015年、やや売れ俳優からじょじょ売れ俳優になり始めた」(本人談)。
2015年10月からはTBSラジオ「ザ・トップ5」金曜パーソナリティを務めている。
(番組HP:http://www.tbsradio.jp/top954/
無類の音楽好きでカラオケ好き。夢は「CDを出して全国ツアーしたい!」とのこと、今後俳優業はどうなってしまうのかー?!
蟹江一平

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(C)蟹江一平
先日、ラジオで初の生弾き語りをやらせて頂きました…… もっと歌いたい! 「ディレクターさぁん、毎週やらせてくださいよぉ〜」、と公共の場でおねだりしてみる(笑) 蟹江一平

OKMusic編集部

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