モー娘。新垣里沙、10年間の活動に幕「モーニング娘。人生を燃やし尽くせた」
モーニング娘。が18日、東京・日本武道館にてコンサート「モーニング娘。コンサートツアー2012春 〜ウルトラスマート〜 新垣里沙 光井愛佳卒業スペシャル」を開催。本公演をもって、モーニング娘。7代目リーダー新垣里沙・疲労骨折により活動を控えていた光井愛佳が同グループを卒業した。
コンサートは田中れいなの「武道館の皆さん、ウルトラ元気ですかー?」との掛け声からスタート。続けて光井が「全曲フルでの参加はできませんが、最後まで心を込めて歌わせていただきます」、新垣は「2月から始まった このツアー、12人で最高のパフォーマンスを見せたいと思います!」とそれぞれ挨拶。
コンサート中盤にて行われた卒業セレモニーで光井は「突然の卒業発表となりすみませんでした。(疲労骨折している)足のことを考え、このタイミングとなりました。モーニング娘。は めっちゃ素敵な先輩ばかりで、そんな中で活動できて最高でした。これから私は一人の女性として、社会人として日々勉強をしながら夢を見つけて歩いて行きたいと思います」と語り、観客からは割れんばかりの「愛佳コール」が贈られた。
その後コンサートは進み、「ガキさん(新垣のニックネーム)コール」で明けたアンコールでは新垣が卒業に対する想いをしたためた手紙を朗読。
目に光るものを浮かべながら手紙を朗読し終わった新垣は、モーニング娘。の卒業ソングでは定番となった「Never Forget」を独唱。刻々と”その時”が近づく事を本人・メンバー・そして会場全体と分かち合う。
新垣のグループ在籍期間は10年9ヶ月と歴代最長。新垣と過ごした日々を田中は「ガキさんとは1年間くらい会話もしないギクシャクした時があって。ちょうど9期が入ってミュージカルが始まって、先輩メンバーが自分とガキさんの2人しかいない中、このままじゃ初日は迎えられん、ガキさんと向き合わないけないって葛藤して。その後、無事千秋楽を迎えられて今後どうしていこうかってガキさんと話したら、あ、ガキさんと普通に会話できてるじゃんって(笑)、もっと速くガキさんと和解しとけば楽しかったのに」と回想。