モーニング娘。15周年&50枚目シングル記念イベントに初代リーダー・中澤裕子登場

モーニング娘。15周年&50枚目シングル記念イベントに初代リーダー・中澤裕子登場

中澤裕子、15周年モー娘。現メンバー
に愛情たっぷりアドバイス

モーニング娘。が8日、東京・池袋のサンシャインシティにてニューシングル「One・Two・Three / The 摩天楼ショー」(7月4日リリース)の発売記念イベントを開催した。本作は5月に卒業した7代目リーダー・新垣里沙の跡を継いだ新リーダー・道重さゆみ率いる10名体制では最初のシングルかつ、モーニング娘。にとって記念すべき通算50枚目の作品。イベントには初代リーダーの中澤裕子も登場し、新たな歴史の一歩を踏み出した新生モーニング娘。にエールを送った。

ステージに登場したメンバーは圧倒的なダンス・ボーカルパワーを持って「One・Two・Three」を披露し、会場を埋め尽くしたファンのハートをわしづかみに。本曲の聞き所について田中れいなは「歌詞は健気な女の子って感じだけど、曲のアレンジはかっこよくて。50枚目に相応しい内容となっています」、鞘師里保は「10人のダンスフォーメーションにも注目して」と、それぞれPRした。

イベント途中には、モーニング娘。初代リーダーの中澤裕子が自身のソロデビュー曲「カラスの女房(1998年発売)」をバックに登場。会場から沸き起こる「裕子コール」を背に受け、「『カラスの女房』のリリース日に(娘。メンバーの)鈴木香音が生まれたんです。しかも ちょうどその日、私はここサンシャインでイベントをやっていたので、その時に生まれてきたのかと思うとミラクルですね。長生きしててよかったです(笑)」と笑顔でコメント。
続けて「モーニング娘。は15年間、これまでよく頑張って来ました。デビュー当時は右も左も分からず、ただがむしゃらでした。15年前といえば、今ここにいるメンバーで生まれてない子もいますし…もう、やんなっちゃう(笑)自分は もうすぐ母親になりますが、みんなも娘のように可愛いし、大切な後輩」と愛情たっぷりに後輩を見つめた。

新リーダーの道重から「リーダーとしての心得は?」と聞かれた中澤は「これまで色んなタイプのリーダーがいましたが、誰かの真似をしなきゃいけないことも絶対ないし、シゲちゃんはシゲちゃんのいいところがある。強い気持ちで(田中)れいなと2人で頑張ればトップに行けると思います」とアドバイス。
その言葉を聞いて、堪らず嗚咽を漏らしながら中澤へと抱き着いた道重に「あなた、いつもの毒舌は?こんなシゲちゃん初めて見た(笑)」と語ると、会場からは温かい拍手が贈られた。

その後の記者会見で中澤は「これから新生モーニング娘。がどういうグループになるか期待。20、25…今回のシングルに掛けて50年?(笑)と続くアイドルグループになっていけたら」と意気込みを見せ、現在妊娠中の自身については「モーニング娘。の曲を私と一緒に聞いているので、きっと音楽好きの子になると思います」とニッコリ。
メンバーから「私たちと同じ名前をつけてください!」と力強くお願いされると「それだと、ややこしくなるじゃん!じゃあ…女の子だったら考えときます」と語り、会場をわかせた。

OKMusic編集部

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