韓国で人気上昇中の上野樹里。その本
当のワケとは?

新たな活路か!? 韓国人役で韓流映画に
も出演する上野樹里

一時の勢いはどこへやら、最近はすっかり影が薄くなってしまった上野樹里(29)。今年1月期にヒロイン役で出演した約2年ぶりの民放ドラマ『ウロボロス~この愛こそ、正義。』は平均視聴率10%そこそこといまひとつの結果に。以前はコンスタントに出演していた映画にも2年以上ご無沙汰で、最近姿を見られるのは数本のCMのみ……と、“日本では”なんとも寂しいテイタラクだが、実にここにきて、かの韓国で人気急上昇中というから仰天!!
「キッカケは彼女の代表作というべき『のだめカンタービレ』の韓国版が昨年放送されたこと。その後、彼女が出演する日本版も放送され、韓国版以上の視聴率を記録し、一躍、注目を集める存在になりました。8月に公開された韓国映画『ビューティー・インサイド』にも、韓国人役として同国のトップスター20人らと共演し、公開9日目で観客動員が100万人を超えるヒットを記録。いまや日本を代表する女優として、完全に認知されました」(芸能ライター)
 なんとも意表を突く展開にも思えるが、その素養、兆候は以前から十分にあったとか。
「彼女のデビュー作といえば、日韓が舞台になっている映画『チルソクの夏』(編集部注:2003年公開)。さらに韓国でも圧倒的人気を誇る映画監督の岩井俊二が関わった作品『虹の女神 Rainbow Song』(同:彼が脚本を担当。2006年公開)に主演しており、実は韓国の映画ファンの間では知る人ぞ知る存在でした。『のだめ~』の爆発的ヒットで、過去の彼女の経歴が改めてフィーチャーされることとなり、俄然注目、評価されるに至ったのです」(映画ライター)
 彼女といえば、先頃、自身のインスタグラムに大胆な黒髪ショートヘアの顔写真をアップし、久々に話題を集めたが、実は最初にその姿に反応を示したのは韓国のファンという話も。彼女がかの国でウケている一因としては“化粧っ気のないナチュラルメイク”も挙げられており、日本とは異なる魅力の評価も人気の後押しになっているようだ。
「もう一つ人気の要因を挙げるとすれば、“樹里”という名前もあるでしょう。KARAのリーダーの名前はギュリですが、○ュリという言い方は韓国人にとって、とても発音しやすいんです(笑)」(同氏)
 一部報道によると、日本のドラマ・映画界で干されているのでは? といった話も浮上中の彼女。11月2日からは映像配信サービス『dTV』で主演ドラマ『シークレット・サービス』がOAされるが、共演は韓国が誇る人気ユニットBIGBANGのT.O.Pであり、韓国の大手プロダクションCJ E&Mと彼女の所属事務所のアミューズが意欲的に組んだ作品とのこと。ここまで順調にコトが運んでいる以上、かの国に新たな活路を見いだすのも妙案かもしれない。

(文・ニイゼキユウジ) 写真:上野樹里も出演し、韓国だけで205万人を超える動員を果たした映画「ビューティ・インサイド」

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