私立恵比寿中学・真山りか ドラマ単
独初出演への想いを語る

真山 『となりの関くん』は漫画も好きだったんですけど、昨年放送されたアニメ版も大好きだったんです! 主人公の関くんを人気声優の下野紘さんが演じられたんですけど、関くんってほとんどしゃべらないんですよ。それを、ちょっとした息づかいなんかでいろんな感情を表現されてるのに毎回感動してました。実写化するっていうのも、もちろん知ってたんですけど、まさかそのドラマに自分が出させていただくとは思わなくって!

――妄想癖のあるクラスメイト・後藤桜子役を演じることについてはどう思いました?

真山 それが最初に聞いたときは、とりあえずドラマに私が出れることに驚きすぎてまったくそっちは入ってこなくて。あとでちょっと冷静になってから来ましたね。あっ、後藤さんなんだ!って(笑)。

――実際、出演してみた感想は?

真山 私の演じる後藤さんは、清水富美加さんが演じるヒロインの横井さんと友達になりたい女の子なんです。だけど横井さんが好きすぎて、横井さんの視線が関くんに向いてるだけで、妄想を抱いてしまうんですよね。基本、妄想してるだけだから、お芝居もほとんどが心の声なんですよ。だから撮影現場では表情だけの芝居をすることが多かったですね。動きだけで表現するってことはエビ中のステージでいつも学ばせてもらってるから、まだやりやすいんですけど、表情だけっていうのは初めてで本当に難しくて。たとえば、ダメダメダメー!って、自分の妄想を止めるために頭のなかで叫ぶシーンとか、どこまで大げさにやるべきなんだろう?って考えたり。

――ちなみに真山さんも後藤さんのような妄想をすることはありますか?

真山 妄想は、そんなにないかな。私の学生時代は・・・・・・あっ、今も中学7年生だけど(笑)。授業中はどっちかっていうと1人で遊んでることが多くて、関くんに近かったかも。最初はまじめに授業を受けよう!って思ってるんですけど、気がついたら「左手でいかに上手に字が書けるか」っていう謎のテーマに必死で挑戦したりとか(笑)。

――では最後に作品の見どころを原作ファンの視点で教えてもらえますか?

真山 アニメや漫画が大好きなので、やっぱり二次元作品のドラマ化ってファンとしてはちょっと否定的だったりするわけですよ。細かい部分が変わったりすることが多いので。でも今回の『となりの関くん』に関しては本当に原作に忠実なんですよね。台本を読んだときにセリフが漫画といっしょだ!って何度も驚きました。関くんは原作同様しゃべらないし、ほかの登場人物のセリフも忠実に再現されていて。あとこれは原作ファンのかたにぜひ見てもらいたいんですけど、関くんが遊んでる小道具の再現度がほんとにすごいんです! だから、いちファンとしても放送をとても楽しみにしています。早く観たい! でも演じてる自分を観るのは、ちょっと照れくさいんですけどね。

〈取材・文/河上拓 撮影/髙橋定敬〉


ドラマ『となりの関くんとるみちゃんの事象』
累計発行部数320万部を突破した人気コミック『となりの関くん』がビッグコミックで連載中の話題のギャグ漫画『るみちゃんの事情』と共に実写ドラマ化。同枠でのコラボ放送も話題だ。

MBSにて2015年7月26日(日)毎週日曜日24:50より、TBSほかで7月28日(火)毎週火曜25:11よりスタート。
※地域により放送時間が異なります。

出演 渡辺佑太朗  清水富美加 真山りか

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