ドラフト5巡目から選抜へSKE48惣田
紗莉渚が語る「ビリからのスタート」
惣田 本当にありがとうございます! ブログや雑誌のインタビューで今年中に選抜に入りたいと話していたことがまさか実現するなんて……。いまだに夢なのかなって思っています(苦笑)。
――選抜に選ばれた時の状況を詳しく教えていただけますか?
惣田 発表当日、「レッスン場に集合してください」とメールが来たんです。レッスン場に行ったら先輩たちも全員集合していて。マネージャーさんに今日は何かあるんですか? と聞いても何も教えてくれなくて。それであっ! もしかして今日は重大な発表があるかもって思ったんです。
――なるほど。
惣田 そうしたら今村支配人がいらっしゃって「16thシングルの選抜を発表します」っておっしゃったんです。その言葉を聞いた瞬間、心の片隅に、ホントに3%ぐらいは期待がありましたけど、私には関係ないって思っていて……。どんどん先輩たちが呼ばれ始めて、あぁ、やっぱりダメだったなって思っていた時、「惣田紗莉渚、以上」って言われたんです。最初、何が起きたかわからなくて、一瞬息が止まりました。いつも名前を呼ばれると大きな声で「はい!」って返事をするのに、その時は、「は……ぃ……」って声が震えてて(笑)。声を出した後、自然に涙が流れていました。
――呼ばれた瞬間、何を思いましたか?
惣田 すぐにファンの方々の顔が浮かびました。やりましたーって(笑)。
――家族や友達など、周りの反応はいかがでした?
惣田 発表の後、お母さんに電話したんですけど、泣いて喜んでくれて「よかったね。でもここからがスタートだから気を引き締めて頑張って」って言われました。「勝って兜の緒を締めよ」って。
――渋いですね(笑)。惣田さんといえば今回の選抜発表もそうですが、ドラフト会議でも最後の5巡目に呼ばれました。“最後”には何か縁がありますね。
惣田 今回、呼ばれた時は22人目だとわかっていなかったですし、気付いたのは落ち着いてからでした。たしかに“最後”には何かしらの縁を感じましたね。
――やはり5巡目指名というのは気になっていたんですか?
惣田 はい。ドラフト会議の後、ちゅり(高柳明音)さんは「順位は関係ないからね。チームにとって欲しい子だったんだよ」って言ってくださったんですけど、やっぱり自分の中では5巡目なんだと考えてしまって。でも逆に最後に呼ばれたからこそ、もっと頑張らなきゃという気持ちが強くなりました。――SKE48として活動してそろそろ1年になります。学んだこと感じたことはなんですか?
惣田 今いる場所で不満を言ったり、もうだめだって諦めるんじゃなく、その場所で何ができるか考えることが大事だなって思いました。場所を与えていただけていること自体すごく有り難いことですから。だからその与えられた場所で全力でやるのが大事だなって。
――今回選抜に選ばれたことで、ファンにどういうことを伝えたいですか?
惣田 ビリからのスタートでも、諦めなければ夢は掴めるんだっていうことを伝えたいです。頑張っていれば見てくださる方はきっといます。
――選抜発表後、もうファンの方と会う機会はあったんですか?
惣田 はい! 握手会でお会いしました。涙を流して喜んでくださる方や、「一生かけて応援するよ」って言ってくださる方もいて。私も全てをかけてファンの方と一緒に階段を上っていきたいと改めて思いました。
――では最後にファンへメッセージをお願いします。
惣田 ファンの方あってのSKE48ですし、私だと思っています。これからもたくさん喜んでいただけるように頑張りますので応援よろしくお願いします!
〈取材/林将勝 再構成/編集部 撮影/佐賀章広〉
(このインタビューは『月刊エンタメ』2月号に掲載されたインタビューに未公開部分を加えて再構成したものです。このインタビューの完全版、及び松井珠理奈&北川綾巴&宮前杏実の「THEセンター座談会」は現在発売中の『月刊エンタメ』2月号に掲載されています)
――選抜に選ばれた時の状況を詳しく教えていただけますか?
惣田 発表当日、「レッスン場に集合してください」とメールが来たんです。レッスン場に行ったら先輩たちも全員集合していて。マネージャーさんに今日は何かあるんですか? と聞いても何も教えてくれなくて。それであっ! もしかして今日は重大な発表があるかもって思ったんです。
――なるほど。
惣田 そうしたら今村支配人がいらっしゃって「16thシングルの選抜を発表します」っておっしゃったんです。その言葉を聞いた瞬間、心の片隅に、ホントに3%ぐらいは期待がありましたけど、私には関係ないって思っていて……。どんどん先輩たちが呼ばれ始めて、あぁ、やっぱりダメだったなって思っていた時、「惣田紗莉渚、以上」って言われたんです。最初、何が起きたかわからなくて、一瞬息が止まりました。いつも名前を呼ばれると大きな声で「はい!」って返事をするのに、その時は、「は……ぃ……」って声が震えてて(笑)。声を出した後、自然に涙が流れていました。
――呼ばれた瞬間、何を思いましたか?
惣田 すぐにファンの方々の顔が浮かびました。やりましたーって(笑)。
――家族や友達など、周りの反応はいかがでした?
惣田 発表の後、お母さんに電話したんですけど、泣いて喜んでくれて「よかったね。でもここからがスタートだから気を引き締めて頑張って」って言われました。「勝って兜の緒を締めよ」って。
――渋いですね(笑)。惣田さんといえば今回の選抜発表もそうですが、ドラフト会議でも最後の5巡目に呼ばれました。“最後”には何か縁がありますね。
惣田 今回、呼ばれた時は22人目だとわかっていなかったですし、気付いたのは落ち着いてからでした。たしかに“最後”には何かしらの縁を感じましたね。
――やはり5巡目指名というのは気になっていたんですか?
惣田 はい。ドラフト会議の後、ちゅり(高柳明音)さんは「順位は関係ないからね。チームにとって欲しい子だったんだよ」って言ってくださったんですけど、やっぱり自分の中では5巡目なんだと考えてしまって。でも逆に最後に呼ばれたからこそ、もっと頑張らなきゃという気持ちが強くなりました。――SKE48として活動してそろそろ1年になります。学んだこと感じたことはなんですか?
惣田 今いる場所で不満を言ったり、もうだめだって諦めるんじゃなく、その場所で何ができるか考えることが大事だなって思いました。場所を与えていただけていること自体すごく有り難いことですから。だからその与えられた場所で全力でやるのが大事だなって。
――今回選抜に選ばれたことで、ファンにどういうことを伝えたいですか?
惣田 ビリからのスタートでも、諦めなければ夢は掴めるんだっていうことを伝えたいです。頑張っていれば見てくださる方はきっといます。
――選抜発表後、もうファンの方と会う機会はあったんですか?
惣田 はい! 握手会でお会いしました。涙を流して喜んでくださる方や、「一生かけて応援するよ」って言ってくださる方もいて。私も全てをかけてファンの方と一緒に階段を上っていきたいと改めて思いました。
――では最後にファンへメッセージをお願いします。
惣田 ファンの方あってのSKE48ですし、私だと思っています。これからもたくさん喜んでいただけるように頑張りますので応援よろしくお願いします!
〈取材/林将勝 再構成/編集部 撮影/佐賀章広〉
(このインタビューは『月刊エンタメ』2月号に掲載されたインタビューに未公開部分を加えて再構成したものです。このインタビューの完全版、及び松井珠理奈&北川綾巴&宮前杏実の「THEセンター座談会」は現在発売中の『月刊エンタメ』2月号に掲載されています)
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