東啓介、愛加あゆ、豊原江理佳、斎藤
瑠希、加藤大悟らが異なるコンセプト
でおくる夢のコンサート Musical s
hoW『WE ARE MUSIC』vol.1のレポート
が公開
同じ想いを持ち、ミュージカルを中心に活動しているアーティストたち。
ワタナベエンターテインメント所属の東啓介、愛加あゆ、豊原江理佳、斎藤瑠希、加藤大悟、そして各出演者にゆかりのあるゲストが一堂に会し、3日間それぞれ異なるコンセプトでおくる夢のコンサートとなっている。
ミュージカルの祭典の幕開けを飾ったのは、"DIVAS' NIGHT"。
『ウエスト・サイド・ストーリー』より「アメリカ」の名シーンからスタート。
愛加と斎藤率いるアニタチームと、豊原率いるロザリアチームに分かれ、それぞれに渡辺ミュージカル
芸術学院卒業生と在校生で構成されたDIVAS' SISTERSを従えて、パワフルなダンスを披露。本コンサートで披露されるミュージカルナンバーに期待が高まる中、豊原がヒロインを務めた『Fantasticks』の「Much
More」を皮切りに『RENT』の「Take Me or Leave Me」(豊原・斎藤)、『リトルマーメイド』の「恋してる」(DIVAS' SISTERS)、『ジキル&ハイド』の「その目に」(愛加・斎藤)、『エリザベート』から「私だけに」(愛加)とミュージカルナンバーが続く。
MCで愛加は、「ずっとワタナベエンターテインメントのメンバーで一緒に歌いたいと思っていた。このようなコンサートで歌うことが出来て幸せ」と語った。
そしてここで、同事務所のゲストとして東啓介と加藤大悟が登場。
東の軽快なトークと、『RENT』の「What You Own」のデュエットで紡がれるロックな歌声が会場に活気を与えた。
本公演には、上口耕平、森崎ウィンもゲスト出演。各出演者とゆかりのあるゲストとして、参加してくれたのがこの2人だ。
上口と豊原は『美女と野獣』から「美女と野獣」をデュエット。甘い歌声で観客を魅了した。
また、 2022年に『ピピン』で共演した愛加と森崎は『ピピン』より「Love Song」を披露し、再会の喜びを分かち合った。
ラストには、女性3名のうち最年少の斎藤が『ファニーガール』より「Don’ t Rain on My Parade」を披露。自身をミュージカルの道へ導いてくれた思い入れのある楽曲を力強く歌い上げ、若手女優の底力を見せた。
■DAY2
2日目は、東啓介ソロコンサートとなる "Connecting Puzzles"。
客席を盛り上げる。
そこから打って変わって、『ジキル&ハイド』の「時が来た」をギター1本のアコースティックアレンジで披露。
「(多くの先輩俳優が歌ってきた名曲を)自分ならではの歌い方やアレンジで届けたい」と音楽への強い想いを語った。
夜の部は遥海を迎え、2人が出会い、第31回読売演劇大賞の優秀作品にもノミネートされた『ラグタイム』でのエピソードをユーモアたっぷりに語った。
「輝く未来」(『塔の上のラプンツェル』)を遥海が歌い始めると、会場の空気が一変。
続いて『ラグタイム』より「Wheels of a Dream」を披露すると、東の優しくも力強い歌声と、遥海の透き通ったどこまでも伸びる歌声が奏でる圧倒的なハーモニーに、しばらくの間拍手が鳴りやまなかった。
ミュージカルの中のわずか1ピースではあったが、東が熱を込めて歌い上げるステージには、確かにそ
の作品のドラマが見えた。
ラストには自身が作詞・作曲した「こえ」を披露して、今後の意気込みを語った東。
アンコールでは、自分がずっと目指し続ける未来として選曲した「Stars」(『レ・ミゼラブル』)を情感たっぷりに歌い、その歌声からは、東の強い覚悟が感じられた。
3日目は加藤大悟のソロコンサートとなる”A-ways“。
会場が一体となって盛り上がれる加藤のオリジナル曲「夢の向こうへ」からスタート。
この一曲で一気に会場の空気を掴んだところで加藤にとって新たな挑戦となるミュージカルソング、『アラジン』より「自慢の息子」を丁寧に歌い上げた。
昼の部はゲストに矢田悠祐を迎え、2人の共演作である舞台『魔法使いの約束』から「指先から始まる絆」をここでしか観られない、2人だけのハーモニーで聴かせ、矢田はソロで『ピピン』より「Corner of the Sky」も披露した。
中盤はバンドサウンドとのかけ合いから、ファンとのコール&レスポンスを通して会場のテンションも最高潮に。ラストは自身で作詞し、初主演映画の主題歌でもある「0%」で締めくくった。
SPICE
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