『ヤマトよ永遠に REBEL3199 第一章
黒の侵略』ティザービジュアル&特
報公開 全七章セット前売券は1月5日
から発売
ティザービジュアルは1974年の「宇宙戦艦ヤマト」テレビ放送から50年目を迎え、シリーズの節目に展開する本作のキャッチコピーと、総監督を務める福井晴敏からの言葉をあしらわれている。原作『ヤマトよ永遠に』のビジュアルをオマージュしたイラストは麻宮騎亜による描き下ろしだ。
的な運命への反逆」から始まった。星間国家の抗争へと格段にスケールアップした作品世界で、ヤマトとクルーが示す「REBEL」の行動に、今こそ注目だ!
文◎氷川竜介(アニメ特撮研究家)
突如、太陽系に謎の巨大物体〈グランドリバース〉が出現した。
地球防衛軍の善戦虚しく、幾重もの防衛網を易々と突破した〈グランドリバース〉は、
悠然と地球の新首都へと降下したのである。
音も無く出現する降下兵の群れ。上陸する多脚戦車。瞬く間に首都は制圧されてゆく。
もはや地球には抗う術はないのか――。
そのとき旧ヤマト艦隊クルーに極秘指令が下った。
「ヤマトへ集結せよ!!」
そこに聞こえてくる謎の歌声。「帰ってきた」と呟く謎の男。果たして侵略者の驚くべき正体とは!?
人類の命運を賭けて、いま未踏の時空へと宇宙戦艦ヤマトの航海が始まる。
「ヤマト2199」から12年の歳月が流れました。今日迄の長い航海にお付き合いいただき、スタッフ一同心より感謝申し上げます。本作『ヤマトよ永遠に REBEL3199』は、総監督、シリーズ構成を務める福井晴敏が5年前から構想を練ってきた物語です。奇しくも、いま地球で起きている事象――暴力がもたらす悲劇、混乱を予見していたかの様な作品となりました。ヤマトと地球の人々は、巨大な“敵”に蹂躙され翻弄されながらも、懸命に立ち向かっていきます。生きよう。生きなくてはいけない、と。私も皆さんもいろんな事情を抱えて生きています。その私たちの映し鏡、宇宙戦艦ヤマトの新たな航海を見届けてください。
ヤマトは抵抗の物語です。一方的に境界を侵し、服従を強いる他者への抵抗。人を、社会を無惨に蝕む、理不尽な天災への抵抗。それらと向き合い、戦ううちに、いつしか自由も人間性も犠牲にし、なにを守ろうとしていたのかもわからなくなってしまう。やさしさと表裏一体の、人の愚かさに対する抵抗――。最初の船出から半世紀を経て、その抵抗の物語は、我々の明日を左右する現実になりつつあります。そんな時代に語られる、五十年目の宇宙戦艦ヤマト――スタッフ一同、魂を削って紡ぎあげています。ご期待ください。
亡き父と一緒に幼い頃に見た「永遠に」、に自分がこう言う形で携わる運命に心震えております。自分にとっても核になる作品であり心の軸にある作品です。歴代監督の名を汚さないよう精魂込めて務めさせていただきます。皆様何卒宜しくお願いします。
『ヤマトよ永遠に』(1980年)が制作された80年代は、父・宮川泰が羽田健太郎さんと共に仕事をし始めた時期でもあります。この楽曲は羽田さんでないと弾けないだろうな…!と思うような曲も生まれてきました。今回、そのような沢山の方々の知恵や技が折り重なったモノを再現しようとしているからこそ、敢えて次の世代の人と共にもがきたいと考えるようになりました。そこで『REBEL3199』では、数年前から注目していたピアニストであり作曲家の兼松衆さんにご参加いただきました。僕の引き出しでは思いつかないような音を創造していただき、感謝の気持ちでいっぱいです。オリジナル楽曲の再現性はより高く、重いところはさらに重く、シャープに仕上がっています。もはや見た目だけでなく、先達たちの精神をも再現するフェイズに突入しています。ぜひ、楽しみにして頂ければ幸いです。
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