『運命のように君を愛してる』中国で
の再生数2億回超え

祝賀会は『運命』の中国の版権者ソフドットコムが開催したもので、韓国に続き中国でもヒットを見せており、ソフドットコム再生回数が2億回を超えたことを祝う意味で開かれたとのこと。今回の行事は中国ではなく韓国で直接開催したという点に異例的な印象を受けた。

『運命』は台湾ドラマ『ハートに命中!100%』をリメイクしたもので、今年7月2日の初放送から高い視聴率を記録しながら熱い好評を得たドラマで、チャン･ヒョクとチャン･ナラのコミカル演技が連日話題となったラブコメディ。

続いてこの日の行事には、チャン･ヒョク、チャン･ナラをはじめ、チェ･ジンヒョク、ワン･ジワン、チェ･デチョル、チェ･ウシクなど出演陣とチャン･グンス本部長、ハン･ヒCPを始めMBC関係者が参加して、終演の感想を明かし、“2014夏最高の人気韓流ドラマ賞”を受賞した。

一方、中国ではソフドットコムCEOの張朝陽(ジャン･チャオヤン)を始め、関係者と中国メディア、中国のファン達が参加した。行事の様子はソフドットコムを通じて中国に生中継された。

張朝陽は、「『運命』がソフドットコムで2億回を突破するほどの人気の勢いが激しい。これにより、『運命』をはじめとする韓流ドラマが中国内でさらに多くの支持を受け、さらなる文化交流を図るため、初めてこのような場を設けさせてもらった」と明かした。

チャン･ヒョクは｢この語チャン･ナラさんとはアクションをしてみたい｣、｢違うジャンルではラブコメ以上に表現できる気がする。そのときはいまよりももっと面白いことになりそうだ｣と今後のチャン･ナラとの共演を示唆した。

一方、流暢な中国語で挨拶し、拍手喝采を受けたチャン･ナラは12年ぶりに共演したチャン･ヒョクについて｢前から素敵だったが、現在さらにかっこよくなった。学びたいところが多い先輩なので、一緒に作品に参加できて幸せだった｣と感想を述べた。
続いて、チェ･ジンヒョクは｢ダニエル役を演じるとき足の指をまっすぐに伸ばし演技した｣、｢体の力は抜けたのに、足の指に力が入りとても苦労した｣と撮影後日談を明かして笑いを誘った。また、ワン･ジウォンは｢舞踊専攻者だったためにドラマで多くを披露したい欲に一生懸命準備した。しかし少ししか出られなくて惜しい気持ちもある｣と明かすと応援の拍手を受けた。

また中国司会者シャシャの愛を一身に受けていたチェ･デチョルとチェ･ウシクだった。中国内の人気が熱く、司会者はチェ･デチョルには中国に一度来て訪問してほしいと伝え、チェ･ウシクには『運命』最高のキヨミ(=可愛い)と称すると中国人気を実感させた。

これにチェ･デチョルは｢タッタッタッと呼んでくださり、笑ってくれてとてもありがたい。『運命』をしながら私の運命が多く変わったのではないと思う｣と話し、喜びを見せると、チェ･ウシクは｢先輩たちのおかげで辛くなかった。疲れても楽しい現場ムードを作ってくれて、幸せに撮影できた｣とチャン･ヒョクへの感謝の挨拶をして人目を引いた。

終始一貫、笑いに包まれた『運命』祝賀会は韓国と中国のドラマ交流について大きな一歩を踏み出したとして意味のある行事となった。

また、韓国の発展したドラマシステムで逆輸出という新たなシステムの足場となったという点でも高い評価を受ける『運命』が今回、祝賀会をきっかけに中国の成功だけでなく、アジア全域への輸出にも青信号が出ているとして期待が集まっている。(写真提供=ソフTV)