第一生命 D.LEAGUE 23-24 ROUND.1開
幕！

世界初のプロダンスリーグとして4シーズン目を迎える「第一生命 D.LEAGUE 23-24」（以下D.LEAGUE） のROUND.1が2023年10月29日、東京ガーデンシアター行われた。4年目を迎え、D.LEAGUEは多くの人に認知され、「野球ファン」や「サッカーファン」に続く「ダンスファン」という言葉も、しっかり定着してきた様子だ。（DLEAGUEのルールはhttps://home.dleague.co.jp/league/rules/renew/）

「D.LEAGUE23-24」ROUND.1の結果は、以下の通りとなった。

1st Match ： Valuence INFINITIES VS ⚪︎CyberAgent Legit（1-5）

2nd Match： Benefit one MONOLIZ VS LIFULL ALT-RHYTHM（3-3）

3rd Match ： SEGA SAMMY LUX VS ⚪︎avex ROYALBRATS（2-4）

4th Match ： Medical Concierge Iʼmoon VS ⚪︎KADOKAWA DREAMS（1-5）

5th Match ： ⚪︎SEPTENI RAPTURES VS dip BATTLES（5-1）

6th Match ： KOSÉ 8ROCKS VS ⚪︎FULLCAST RAISERZ（2-4）

新チーム、新ディレクター、新リーダーと新体制が並ぶ全13チーム

D.LEAGUE 23-24シーズンでは、新チームであるDYM MESSENGERSが加わり、全13チームでチャンピオンシップへの出場権を争う。

試合(MATCH)はチーム対抗のVS形式で行われるため、チーム数が奇数となったことで、1チームはNO MATCHとなり、ショー形式のパフォーマンスを見せることとなる。レギュレーションから外れることで、8名以上の大人数でど迫力のユニゾンが展開されたり、推しのソロの時間が長かったりといった新しいダンスを見ることができるかもしれない。ROUND.1では実績のある実力派ダンサーの多く集まるDYM MESSENGERSがパフォーマンスを披露。アンダーグラウンドの臭いを出しながら、メンバーそれぞれのスキルの高さを存分に見せつけた。

スキルシェアが起こす化学反応

D.LEAGUEに面白い変化が如実に現れ始めた。短期間一緒に活動するユニット形式とは違い、Dリーガーたちはオフシーズン含め長期間活動を共にする。そのため、お互いの得意分野を教え合う「スキルシェア」が行われることで、偶発的な化学反応が起きはじめている。協力して新しい技を開発したり互いにインスピレーションを与え合うことで、より表現の幅を広げていく。

1st matchのValuence INFINITIES VS CyberAgent Legitがまさにそれを印象付けるマッチであった。昨シーズンもround.1の1st MATCHでぶつかったという両チームは、まさに開幕にふさわしく、会場を揺さぶるようなパフォーマンスを見せつける。