【JAKIGAN MEISTER インタビュー】
おもちゃ箱をひっくり返して
遊びながら作っている感覚
また面白いものを
作っちゃったなという感じ
もうひとつ、冒頭で述べたように咲人はJAKIGAN MEISTERを始めるにあたって歌うようになったわけだが、正統的かつ上質な彼のヴォーカルは本当に魅力的だ。ソロプロジェクトを始動させるにあたって自身が歌うということは咲人の中で大きな決断だったのかを、改めて尋ねてみた。
「歌うことは好きでしたが、うまいわけでも、得意なわけでもないので、不安はありました。そういう意味では大きな決断ではありましたが、歌への憧れもありつつ自分が歌うことを念頭において曲を作るとどんどん新しい曲調が生まれてきたというのが一番大きかった。それで、“これはやるしかないな”という気持ちになりました」
自ら歌うということが良い作用を及ぼしたことも含めて、咲人が決断したことには大きな拍手を贈りたい。今作のヴォーカルについては“一番大事にしたのは曲に入り込むことでしょうか。自分は一応いろいろな声が出せるみたいですが、もっとうまくなりたいと日々思いながら、歌のニュアンスの研究もしながら録りました”と語ってくれた。
JAKIGAN MEISTERの新作「Que sais-je?」は4年間待った甲斐のある佳作と言える。同作を完成させた咲人は、自身の中でも手応えを感じているようだ。
「また面白いものを作っちゃったなという感じがしています。ソロはいつもおもちゃ箱をひっくり返して遊びながら作っている感覚なので、聴いてくれた方にもそれが伝わると嬉しいです」
楽しみながら音楽を作っても独りよがりなものになることなく、ポピュラリティーと深みを併せ持ったところに着地させるのはさすがのひと言に尽きる。
そして、「Que sais-je?」を携えたツアーも8月末から9月にかけて開催される。ヴォーカル&ギターの咲人に加えてベースはNIGHTMAREのNi~ya、キーボードに吉田トオル(DISCO VOLANTE)、ドラムがHIRO(ex.Raphael/rice)という錚々たるサポートメンバーが顔を揃えていることもあり、ツアーへの期待も高まる。
「ツアーは僕自身も楽しみです。ただただ純粋に音楽が楽しめる、生音に浸ることの幸せを感じられる空間にしたいなと思います」
「歌うことは好きでしたが、うまいわけでも、得意なわけでもないので、不安はありました。そういう意味では大きな決断ではありましたが、歌への憧れもありつつ自分が歌うことを念頭において曲を作るとどんどん新しい曲調が生まれてきたというのが一番大きかった。それで、“これはやるしかないな”という気持ちになりました」
自ら歌うということが良い作用を及ぼしたことも含めて、咲人が決断したことには大きな拍手を贈りたい。今作のヴォーカルについては“一番大事にしたのは曲に入り込むことでしょうか。自分は一応いろいろな声が出せるみたいですが、もっとうまくなりたいと日々思いながら、歌のニュアンスの研究もしながら録りました”と語ってくれた。
JAKIGAN MEISTERの新作「Que sais-je?」は4年間待った甲斐のある佳作と言える。同作を完成させた咲人は、自身の中でも手応えを感じているようだ。
「また面白いものを作っちゃったなという感じがしています。ソロはいつもおもちゃ箱をひっくり返して遊びながら作っている感覚なので、聴いてくれた方にもそれが伝わると嬉しいです」
楽しみながら音楽を作っても独りよがりなものになることなく、ポピュラリティーと深みを併せ持ったところに着地させるのはさすがのひと言に尽きる。
そして、「Que sais-je?」を携えたツアーも8月末から9月にかけて開催される。ヴォーカル&ギターの咲人に加えてベースはNIGHTMAREのNi~ya、キーボードに吉田トオル(DISCO VOLANTE)、ドラムがHIRO(ex.Raphael/rice)という錚々たるサポートメンバーが顔を揃えていることもあり、ツアーへの期待も高まる。
「ツアーは僕自身も楽しみです。ただただ純粋に音楽が楽しめる、生音に浸ることの幸せを感じられる空間にしたいなと思います」
文:村上孝之
関連ニュース