杏里、
『Heaven Beach』『Bi・Ki・Ni』
『Timely!!』『COOOL』の
アナログ盤が再発
様々な音楽のムーブメントが巻き起こる中、アメリカ、アジアを中心とした世界的な規模での日本の「シティポップ」のブームが拡大している。音楽配信サービスや動画配信サービスの発展により海外のコンテンツに接触しやすい環境が整う中、「真夜中のドア~stay with me~ / 松原みき」や「プラスチック・ラブ / 竹内まりや」、そして今回、リリースを迎えた杏里の作品などシティポップに魅せられた海外ファンから自然発生的に大変な盛り上がりを見せている。シティポップとは1970年代後半から80年代にかけて日本で制作され流行した、欧米の音楽の影響を受け洋楽志向の都会的に洗練されたメロディや歌詞を持つ、音楽のジャンルというよりも「ムード」で定義されるともいわれる不思議なカテゴリーの音楽。そこには海外の影響は受けながらも日本独自の発展を遂げたサウンドに日本人には懐かしさも感じさせながら海外のファンには初めて触れる新しい音楽として捉えられたのかもしれない。
このブームの存在に気が付いたのは4年から5年も前の事。街の中古レコード店で海外旅行者が杏里のレコードを買い求めているらしいという情報を聞き、調べてみると、杏里の「Remember summer days」と「Last Summer Whisper」というスタッフでも聞きなれないタイトルの楽曲が何故かクローズアップされていた。日本で杏里と言えば「CAT‘S EYE」や「オリビアを聴きながら」をお思い浮かべるが、海外でバズっていたのは、この2曲だった。
「Last Summer Whisper」は杏里4枚目となるアルバム「Heaven Beach」の一収録曲であり、「Remember summer days」はシングル「悲しみがとまらない」のカップリング曲で、アルバムにも収録されていない曲だった。それが、どこかで楽曲を聞いたファンがYouTubeに勝手動画をアップ、そこから拡がり、訪日観光客が中古レコードを買いあさり、それが楽曲配信サービスでのヒットに繋がることとなった。ちなみに中古レコード市場で1000円しなかった価格は、現在¥20000位まで高騰しているようである。
今年、デビューから45周年を迎える杏里だが、今回リリースされるタイトルは1982年発売のアルバム「Heaven Beach」、83年の「Bi・Ki・Ni」、「Timely‼」、84年の「COOOL」の4タイトル。この4作品は、その45年の活動の中で、いくつかのブームとそのピークを作ってきた杏里の活動の中でも中期ともいえる時期の作品。それまで他の作家からの作品提供を受けてきた彼女が自らも楽曲制作、またプロデュースにも活動の幅を広げていったタイミング。この後の杏里は、いち早くダンスミュージックのエッセンスを取り入れるなど、その楽曲制作の幅を広げ、ステージでもアメリカでのオーディションで選出したダンサーによる立体的でダンサブルな演出を確立していくことになる。
そんな杏里であるが、先月L.A、Hollywoodでライブを開催、自身そのシティポップの熱い反響に出会うこととなった。それまでの日本人アーティストの海外でのライブにありがちな日本人観光客などではなく会場いっぱいの現地のファンが皆、彼女の曲で大合唱となったそうである。その熱いラブコールに杏里は、「先月のHollywoodでのライブで、現地の皆さんが日本の曲をとても熱心に聴いてくれていることに驚きました。また、LIVE会場にアナログ盤を持ってきてくださった方もいらっしゃって、再販のリクエストも多くいただき大変嬉しかったです。国境を超えた音楽の交流は胸が熱くなります。いつか日本と海外のファンの皆さんと同じ空間で音楽を共有できたら素敵なことですね。」と語っていた。
今回、このリイシュー、再発売を記念して渋谷のタワーレコードではPOP UP SHOPもスタートした。様々な展示やグッズの即売で楽しませてくれている。
このブームの存在に気が付いたのは4年から5年も前の事。街の中古レコード店で海外旅行者が杏里のレコードを買い求めているらしいという情報を聞き、調べてみると、杏里の「Remember summer days」と「Last Summer Whisper」というスタッフでも聞きなれないタイトルの楽曲が何故かクローズアップされていた。日本で杏里と言えば「CAT‘S EYE」や「オリビアを聴きながら」をお思い浮かべるが、海外でバズっていたのは、この2曲だった。
「Last Summer Whisper」は杏里4枚目となるアルバム「Heaven Beach」の一収録曲であり、「Remember summer days」はシングル「悲しみがとまらない」のカップリング曲で、アルバムにも収録されていない曲だった。それが、どこかで楽曲を聞いたファンがYouTubeに勝手動画をアップ、そこから拡がり、訪日観光客が中古レコードを買いあさり、それが楽曲配信サービスでのヒットに繋がることとなった。ちなみに中古レコード市場で1000円しなかった価格は、現在¥20000位まで高騰しているようである。
今年、デビューから45周年を迎える杏里だが、今回リリースされるタイトルは1982年発売のアルバム「Heaven Beach」、83年の「Bi・Ki・Ni」、「Timely‼」、84年の「COOOL」の4タイトル。この4作品は、その45年の活動の中で、いくつかのブームとそのピークを作ってきた杏里の活動の中でも中期ともいえる時期の作品。それまで他の作家からの作品提供を受けてきた彼女が自らも楽曲制作、またプロデュースにも活動の幅を広げていったタイミング。この後の杏里は、いち早くダンスミュージックのエッセンスを取り入れるなど、その楽曲制作の幅を広げ、ステージでもアメリカでのオーディションで選出したダンサーによる立体的でダンサブルな演出を確立していくことになる。
そんな杏里であるが、先月L.A、Hollywoodでライブを開催、自身そのシティポップの熱い反響に出会うこととなった。それまでの日本人アーティストの海外でのライブにありがちな日本人観光客などではなく会場いっぱいの現地のファンが皆、彼女の曲で大合唱となったそうである。その熱いラブコールに杏里は、「先月のHollywoodでのライブで、現地の皆さんが日本の曲をとても熱心に聴いてくれていることに驚きました。また、LIVE会場にアナログ盤を持ってきてくださった方もいらっしゃって、再販のリクエストも多くいただき大変嬉しかったです。国境を超えた音楽の交流は胸が熱くなります。いつか日本と海外のファンの皆さんと同じ空間で音楽を共有できたら素敵なことですね。」と語っていた。
今回、このリイシュー、再発売を記念して渋谷のタワーレコードではPOP UP SHOPもスタートした。様々な展示やグッズの即売で楽しませてくれている。
【ANRI × TOWER RECORDS
『Heaven Beach』『Bi・Ki・Ni』
『Timely!!』『COOOL』
アナログ盤発売記念POP UP SHOP】
開催場所:タワーレコード渋谷店6階 催事スペース(東京都渋谷区神南1丁目22-14)
開催期間:7月18日(火)~7月30日(日)
営業時間:11:00~22:00
展示内容:
・杏里パネル写真展
・杏里等身大パネル など
開催期間:7月18日(火)~7月30日(日)
営業時間:11:00~22:00
展示内容:
・杏里パネル写真展
・杏里等身大パネル など
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