空降る飴玉社が京都のセレクトショッ
プで公演~有観客有料公演+無観客無
料配信公演

京都の小劇場で活動する空降る飴玉社が、2020年3月19日(金)~21日(日、空降る飴玉社玉虫シアター『光る春、瞬くと青は過ぎ去って行った』を、恵文社一乗寺店COTTAGEにて上演する。脚本・演出は加藤 薫。出演は、ゆうぞう(てんこもり堂)、谷内一恵、藤村弘二、畑迫有紀、安田 凌(第三劇場)。なお、同公演は、有観客の有料公演のほかに、無観客無料配信の上演もおこなう。
空降る飴玉社は、加藤 薫が脚本・演出をする演劇団体。大人になるにつれ「落ちこぼれてしまった」ものの中に潜む輝きを作品として「降らせる」ことをコンセプトに活動。日常の延長線上にあるドラマを、登場人物の繊細な会話と感情表現により「人生の切り抜き」として表現する。
《 STORY 》
高校中退の過去を持つ炉は、親友の世彦と、北アルプスの麓・水郷村で小さな喫茶店を営んでいる。二人は、喫茶店に訪れた人なら、誰でも参加歓迎のキャンプ企画を不定期で開催している。春と言うには冬の寒さが残る三月下旬。今回のキャンプには、売れないイラストレーターの皓と、大学院受験に失敗した青、そして、高校生でデビューを果たした天才「元」小説家の凪湖の三人が参加することになった。自然のわさび沢が広がる静かな山の中、こだわりを捨てることで、自らが先に断つことで、自分にも他人にも嘘を吐くことで、今までを何とか生きてきた人々が、ともに過ごす少しだけ特別な一夜。世間から逃げるように閉じこもった孤独の先で出会った僕たち、私たちは、お互いの生き方に、もがく姿に触れることで、徐々に”光の春”を求めていく――――。

今回の公演は京都の、アンティークな内装のセレクトショップ「恵文社一乗寺店」にて、“アート”や世間で話題の“キャンプ”をキーワードに、社会に馴染めない5人の若者が一夜を過ごす中で、それぞれの現実にむきあう様子を描く。
コロナ禍で多くの人が不安を抱え、明日のことに後ろ向きになっている時代。この作品の登場人物達も、現実から逃げ後ろ向きに歩んできた人生を、同じような境遇の人々と一夜を過ごすことで少し未来に光を見出して行く。「人との触れ合いが難しい今こそ、閉鎖された非日常の空間が生み出す群像劇が、見る人々の道標になれば」と劇団は述べる。

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