KnightA-騎士A-「やっぱりこの6人だ
なって」 困難を乗り越えて開催した
初のワンマンライブで得た確信、そし
て覚悟
2021.2.14 チームスマイル・豊洲PIT
ゆきむら。の「おまえら筋肉足りてんのか!?」、しゆんの「おまえらマッチョになりてぇよな!?」という“匂わせ”すぎる言葉から、全員でタイトルコールしたのは「お願いマッスル」。本来であればコール&レスポンスで盛り上がるナンバーだろうが、クラップしたり、両手に持ったサイリウムを打ち鳴らしたりと、声を出したい気持ちをぐっとこらえながら、ありったけの愛をステージへと届けるオーディエンス。感染予防のためにこれまでの当たり前を封じるしかなくたって、気持ちはひとつ。しっかりと通じ合っているのだ。
そうま「まひとが戻ってきてくれたから、こうしてライブができました。諦めてしまったら、そこで終わり。だから、俺にしかできないことを、これからも毎日やっていこうと思う。それにね、こいつら(5人を見ながら)すごくいいやつなんだよ。この6人でやってきてよかった。1日1日かみしめて、みんなで思い出を作っていこう!」
てるとくん「KnightA-騎士A-は、6人でKnightA-騎士A-。活動を始めてすぐに友だちになったまひとくん。とは、「いつかグループを組んだり、ライブで一緒に歌ったりしたいね」って話していたから、その夢がこの2日間で叶ったことも本当に嬉しかった。最高の6人でここに立たせてくれたこと、僕に活動する意味を与えてくれたこと、リスナーのみなさん、本当にありがとうございます」
ばぁう「この景色をメンバーと、きみと見られて、本当に、本当に幸せです。ずっと、人の目を気にして、他人と比べて自分は全然ダメだって思っていたけど、きみが俺の声を「好き」って言って認めてくれた。ありのままでもいいんだって気づかせてくれたきみがいてくれたから、ここまで来られました。ついてきてくれるきみに、これからも声を届けていきます」
しゆん「KnightA-騎士A-がこれからつくっていく歴史は、思い出を積み重ねることなんじゃないかなと思っていて。初ライブを開催するまでのハードルがめちゃめちゃ高かったけど、みんなが声を出したいのに我慢して、一生懸命サイリウムを振ったり、拍手をしてくれたりする姿、ちゃんと見えてました。今日のこと、マジで一生忘れない!」
まひとくん。「歌が苦手だった僕は、2016年にYouTubeを始めてからも歌に対してコンプレックスがあったけど、こうして素敵なメンバーとリスナーさんに囲まれて、初めてステージに立つことができました。活動休止期間中、KnightA-騎士A-に、自分のホームであるネットに帰ってくるのが、正直怖かったです。でも、やっぱりKnightA-騎士A-、ネットが僕の居場所なんだって再確認できました。みなさん、待っていてくれて本当にありがとうございます」
ゆきむら。「今回のライブに至るまでは、本当に困難な道のりでした。でも、もう一度6人でそろってリハーサルして、配信したら、やっぱりこの6人だなって痛感しました。ゆきむら。、この6人じゃないとムリですね。それからさ、思っていることは言おう。好きなもの、好きな人、将来の夢。バカにされても、自分を曲げんなよ。人にそう言うからには、ゆきむら。はぜってー曲げねーからな! この6人で最高の景色見せるから、応援よろしくお願いします!」
それぞれの言葉には、2日間通して得た確信と覚悟がにじんでいた。最後に歌ったのは、「ロキ」。KnightA-騎士A-の“信者”になったら最後、その沼からはなかなか抜け出せない。自らの表現欲求にどこまでも正直で貪欲なのが、KnightA-騎士A-というグループ。KnightA-騎士A-とだったら、きっと未だ見ぬ絶景を見ることができるだろう。
文=杉江 優花 撮影=林 晋介
関連ニュース
SPICE
SPICE(スパイス)は、音楽、クラシック、舞台、アニメ・ゲーム、イベント・レジャー、映画、アートのニュースやレポート、インタビューやコラム、動画などHOTなコンテンツをお届けするエンターテイメント特化型情報メディアです。