最上川司 12ヵ月連続新曲の2月曲「雪
あかり」公開、コメント&インタビュ
ー到着

デビュー5周年を迎えたビジュアル系演歌歌手・最上川司が、家族をテーマにしたオリジナルの新曲を2021年1月〜12月まで12ヵ月連続でリリースする。第2弾となる2月の楽曲「雪あかり」公開にあたり、コメントとインタビューが到着した。

【最上川司コメント】 この曲は3年ほど前に山形県志津温泉の「雪旅籠の灯り」というお祭りの写真を見てものすごく綺麗で心を奪われてしまい、ぜひ曲にしたい思いが募りイメージを膨らませてできた曲です。将来の家族を思い描きながらも失恋に崩れた女性の儚い夢をうたった歌です。毎年2月に行われるお祭りは今年はコロナの影響で規模を縮小し、宿泊客の方しか見れないそうですが、この曲を聞いてぜひイメージ膨らませて最上川 司の表現する「雪あかり」を楽しんで頂きたいです。

ーーこの曲のテーマとなる「雪旅籠の灯り」は実際見に行った事はありますか?また、歌詞の登場人物は実在する人ですか?

最上川:ありません。ですのでこの曲を頭に浮かべて実際に見る時が来るのを密かに楽しみにしています。登場人物の女性は架空の人ですが、自分の恋愛経験も踏まえての作り出された人物です。
ーーこの女性は最後はどうなってしまうんでしょう?

最上川:ご想像にお任せします。
ーー女性目線のいわゆる女唄ですが、どんな事に気を使ってレコーディングされましたか?

最上川:もともとこの曲は歌いたくなかったんです。女性歌手の方が絶対合うと思っていたので。でも女唄を歌われてる歌手の方は沢山いらっしゃいますし、今回この大好きな作品を頑張って歌ってみようと思いました。今までにない感じで気に入っています。ただ今でも女性歌手に歌って頂きたい願望があります。
ーーサビのフレーズが頭に残りますね。どんな感じで曲は出来上がったのでしょうか?

最上川:まさしくこのサビからできまして、ずーっと鳴り響いてたので1番は「雪」、2番はじゃあ「好き」にしようかなと、韻を踏んでこの形に辿り着きました。必然的に恋愛ソングだなと。ただ2番サビは恥ずかしくて歌いたくないなと思ってました(笑)
ーーどんだけこの曲歌いたくないんですか(笑)

最上川:やはり根底に「女性の声」というのがあったので(笑) 坂本冬美さんが歌ってるイメージが強かったです。歌詞の方も女性が登場という事になりましたね。「雪旅籠の灯り」の写真で見た綺麗な灯りの雪舞台で想いを募らせる女性って、幻想的でしなやかで艶のあるイメージがあって。そんな風景を思い描きました。
ーー 3年前に作ったそうですが、なぜ今回の発表になったのでしょうか?

最上川:タイミングがありませんでした。今回自由に新曲発表させて頂いてるので本当に嬉しく思います。また、今2月はまさに「雪旅籠の灯り」を行っている最中なのでぜひ志津温泉に宿泊して見て頂きたいです。ただコロナの事もあるのでご判断して頂ければと思います。
ーータイトルの「雪あかり」は、雪灯りじゃないんですね。

最上川:雪あかりは正式には積もった雪からの光の反射で夜も辺りが薄明るく見えることらしいんですが、文字の見た時の感じがこっちの方が好きで(笑)  タイトルと歌詞の中では灯りをあえてひらがなにしました。でもほんとの雪あかりも登場人物にとっては寂しさ切なさを表していて、そういう意味では一緒。MVの青みがかった色は雪あかりの表現でもあるんですよ。両方の意味を込めました。
ーー MVとても素敵でした。画像と映像はどうしたんですか?撮ったんですか?

最上川:志津温泉に仙台屋っていう旅館を経営している友人がいまして、友人を通して雪旅籠の灯り実行委員会より提供して頂きました。ほぼ友人が撮ったもので色々自由に使っていいよとの事だったのでとても助かりましたし嬉しかったです。感謝してます。
ーー志津温泉は山形県のどのあたりなんですか?

最上川:西川町ですね。月山(がっさん)という山のふもとにある宿場町です。僕は冬は行った事ないんですが、高校一年か二年の夏に月山湖の花火大会に行った後その友人のとこに泊めさせて頂きまして、でその時に見た北斗七星が恐ろしいくらいにばかでかくて(笑)
ーーそんなにですか?

最上川:本当にびっくりしたんですよ!一緒に行った別の友人とも感動を通り越してました。山登っただけでこんなに星の見え方違うんだーって。宇宙規模で見たら山の高さなんてそんなに変わらないはずなのに。
ーーそれほどまでにインパクトがあったんですね。

最上川:それで2番の歌詞にその事を書きました。ほんとに手が届きそうなのに掴めませんでした(笑)
ーーでしょうね(笑)  でもその事が女性の切ない気持ちを表現する上で役に立ちましたね。

最上川:いやーほんとそうですね。だから人生経験って大事なんですねぇ。
ーー(笑) ほんとに素敵な曲だと思います。この曲のアレンジはご自身と、ご自身がドラムを叩くTHE MICRO HEAD 4N’Sのリーダーのkazuyaさんもされたそうですが。

最上川:はい、最初は自分ひとりで全部編曲したんですが、もっといい音で、そして主にAメロに肉づけしてもらいたくてkazuyaさんにお願いしました。アコギでバッキングやソロも弾いて頂いて。打ち込みの不規則なリズムも大好きですね。音も良くなって本当に感謝してます。
ーーでは、最後に読者へのメッセージお願いします。

最上川:この曲は3年温めておいた大切な作品です。寒い冬と雪、冷たいイメージの中にも志津温泉の温もりと雪旅籠をつくる方々の想いを想像し感じながら作り歌いました。どうぞ温かい応援を宜しくお願い致します。

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