BTOB舞浜ライブ、大盛況に終える

　公演が始まる前から日本のファンはメンバーの名前を書いたプラカードとBTOB公式ペンライトを振りながらメンバーの名前を叫んだ。男性的で強烈な曲である「thriller」を歌いながらBTOBが登場すると歓声が沸きあがった。そして「その唇を奪った」「秘密」を歌い約5ヶ月ぶりに訪れた日本でファンとハイタッチをし喜びを表現した。3曲歌い終え強烈な舞台を見せたBTOBはリーダーのウングァンの号令に合わせてあいさつをしようとしたが、歓声にかき消され、やっとのことでファンの興奮を収めトークに入った。それぞれ自己紹介をしている中、ソンジェが「今回は私がみなさんに質問したいんですけど、いくらはいくら？」としょうもないダジャレを言い、メンバーから口をふさがれ、ファンからも残念などよめきが上がった。ソンジェを始めとし勢いに乗ったBTOBはお笑い芸人のようにファンの心を掴んだり離したりを繰り返した。

一気に笑いを届けたBTOBは「今日はとても大切な日です。メロディー（BTOBファンクラブ名）の皆さんに2度目の告白をする日なんです。果たして皆さんは私の気持ちを受け取ってくれるのでしょうか？」と言うミニョクの甘いナレーションで「2度目の告白」が流れた。さらにファンに向かってバラを投げながら「MY GIRL」「Star」を熱唱した。

ライブはクライマックスに向かい、SMAP香取慎吾のファンであることを明らかにしたソンジェがオススメする「ライオンハート」を歌いメロディーと一体になった。またメンバーが作詞作曲に参加した「終わらない」を歌うときにはファンの前に座り１人１人目を合わし握手をしながら共感を分かち合った。日本で初めて歌う「ティティパンパン」ではすでに合わせ練習をしたかのようにファンの掛け声で会場は熱く燃え上がった。

準備したすべての曲を終え、ミニョクは「あ～残念です。そろそろお別れの時間です。シクシク…。この時間が来ると本当に悲しくなって動くのが嫌だ！」といいわがままを言うと、ファンもメンバーの名前を呼びながらライブが終わることを惜しんだ。

公演が終わり、アンコールで嵐の「ピカンチダブル」V6の「feel your breeze」そして「もしもし」「Catch Me」を歌いメンバーは公式タオルを投げプレゼントし、ライブを終えた。

今回公演を成功させたBTOBは７月にも大阪と千葉でライブを行う予定だ。（写真提供＝キスエンターテインメント）