【さくらしめじ ライヴレポート】
『これじゃ終われない弾!
さくらしめじがこのままだと留年!?
そりゃ困る!世界イチHAPPYな
卒業式!やりまーーーす!!!』
2020年3月30日 at 都内某所
この春、めでたく高校卒業を迎えた田中雅功と髙田彪我。本来であれば、グループ結成5周年イヤーの締め括り企画として、3月30日にLINE CUBE SHIBUYAでの高校卒業公演が行われる予定だったが、残念ながら新型コロナウイルスの影響でライヴは中止に。しかし、5周年イヤーのラストと高校生フォークデュオ時代のファイナルをしっかり飾り次のステップに進むため、配信ライヴが『これじゃ終われない弾!さくらしめじがこのままだと留年!?そりゃ困る!世界イチHAPPYな卒業式!やりまーーーす!!!』が実現した。画面を通じてきのこりあん(ファンの呼称)が見守る中、ふたりの高校卒業式、ふたりだけのライヴが行なわれた。
パッヘルベルの「カノン」が厳かに流れる学校の体育館に、制服を着た雅功と彪我が入場すると卒業証書授与式が行なわれる。ふらりはぎこちない歩きで壇上に上がり、所属するSDR認定の卒業証書を受け取り、高校卒業の想いを声高らかに語ったあと、「合言葉」を合唱。なんと、彪我がピアノ伴奏し歌唱するという新鮮なスタイルで。フォークデュオとしてスタートしたさくらしめじの成長感をリアルに実感させられた。
卒業式が終わり、桜の花をあしらった衣装に着替えた雅功と彪我は弾き語りライヴをスタートさせる。夢への強い気持ちを爽やかなメロディーで歌う「青春の唄」、爽快感あふれるポップチューン「ふうせんはなび」、懐かしさと前向きな思いが詰まった「だるまさんがころんだ」を力いっぱい歌い、「かぜいろのめろでぃー」では人の背中を押せるようになりたいという彼らの信念を画面越しのファンへしっかりと伝えた。
MCで雅功は“正直、ワンマンライヴができなかったのは悔しいです。でも、僕らは今年の6月には6周年を迎えて、その先も20周年、30周年と続いていきます。まだまだ僕らの明日はあります。みんなで楽しい日々をこれからも一緒に作り上げていきたいです”、彪我は“こういう時だからこそ、僕らはみなさんにもっと音楽を届けていきたいです。今日は配信というかたちでみなさんにさくらしめじの音楽を届けられることがすごく幸せです”と、このライヴへの想いを語った。
続けて彪我が“4月から新生活がスタートします。四季が巡っていくように、不安なこと、嫌なことがあっても、次にいいことがあると思うんです。そうした中で、大切なのは今を大事にすることじゃないかと僕たちは思っています。そんな想いを込めて、この曲を披露したいです”と語り、「風とあるがままに今を歩こう」が披露された。明るい未来に向かって着実に進んでいく想いを、力強い歌とギターで伝える雅功と彪我の姿は逞しさすら感じるほどだ。そして、ファンへの感謝の気持ちを込めた「イントロダクション」を歌唱。雅功と彪我は“ありがとうございました!”と深々とお辞儀をしてステージをあとにした。
だが、多数のアンコールのコメントに応えてふたりはステージに戻る。雅功は“みなさんのアンコールのおかげで、もう少し高校生でいられます(笑)。こうやって配信でも、みんなでライヴを作ってる感じがしてありがたいです”と語り、本公演の感想を訊かれた彪我は“いや〜、もう制服は着れないっていうのも成長の一環でもあるなと思いました。これからももっと成長していかなきゃいけないなと思いました”と話す。そんなふたりが歌うアンコール曲は「合言葉」。ライヴ冒頭ではピアノ伴奏だったが、さくらしめじの原点のスタイル、ギターの弾き語りで歌唱する。いつまでも変わらない友情が描かれた歌詞を、きれいなハーモニーで歌い卒業公演は幕を下ろした。
ホール会場でのライヴは叶わなかったものの、体育館という学生らしいシチュエーションでの配信ライヴで高校卒業ライヴを終えたさくらしめじ。この先、彼らがさらに成長した姿を見せてくれることは間違いなさそうだ。
パッヘルベルの「カノン」が厳かに流れる学校の体育館に、制服を着た雅功と彪我が入場すると卒業証書授与式が行なわれる。ふらりはぎこちない歩きで壇上に上がり、所属するSDR認定の卒業証書を受け取り、高校卒業の想いを声高らかに語ったあと、「合言葉」を合唱。なんと、彪我がピアノ伴奏し歌唱するという新鮮なスタイルで。フォークデュオとしてスタートしたさくらしめじの成長感をリアルに実感させられた。
卒業式が終わり、桜の花をあしらった衣装に着替えた雅功と彪我は弾き語りライヴをスタートさせる。夢への強い気持ちを爽やかなメロディーで歌う「青春の唄」、爽快感あふれるポップチューン「ふうせんはなび」、懐かしさと前向きな思いが詰まった「だるまさんがころんだ」を力いっぱい歌い、「かぜいろのめろでぃー」では人の背中を押せるようになりたいという彼らの信念を画面越しのファンへしっかりと伝えた。
MCで雅功は“正直、ワンマンライヴができなかったのは悔しいです。でも、僕らは今年の6月には6周年を迎えて、その先も20周年、30周年と続いていきます。まだまだ僕らの明日はあります。みんなで楽しい日々をこれからも一緒に作り上げていきたいです”、彪我は“こういう時だからこそ、僕らはみなさんにもっと音楽を届けていきたいです。今日は配信というかたちでみなさんにさくらしめじの音楽を届けられることがすごく幸せです”と、このライヴへの想いを語った。
続けて彪我が“4月から新生活がスタートします。四季が巡っていくように、不安なこと、嫌なことがあっても、次にいいことがあると思うんです。そうした中で、大切なのは今を大事にすることじゃないかと僕たちは思っています。そんな想いを込めて、この曲を披露したいです”と語り、「風とあるがままに今を歩こう」が披露された。明るい未来に向かって着実に進んでいく想いを、力強い歌とギターで伝える雅功と彪我の姿は逞しさすら感じるほどだ。そして、ファンへの感謝の気持ちを込めた「イントロダクション」を歌唱。雅功と彪我は“ありがとうございました!”と深々とお辞儀をしてステージをあとにした。
だが、多数のアンコールのコメントに応えてふたりはステージに戻る。雅功は“みなさんのアンコールのおかげで、もう少し高校生でいられます(笑)。こうやって配信でも、みんなでライヴを作ってる感じがしてありがたいです”と語り、本公演の感想を訊かれた彪我は“いや〜、もう制服は着れないっていうのも成長の一環でもあるなと思いました。これからももっと成長していかなきゃいけないなと思いました”と話す。そんなふたりが歌うアンコール曲は「合言葉」。ライヴ冒頭ではピアノ伴奏だったが、さくらしめじの原点のスタイル、ギターの弾き語りで歌唱する。いつまでも変わらない友情が描かれた歌詞を、きれいなハーモニーで歌い卒業公演は幕を下ろした。
ホール会場でのライヴは叶わなかったものの、体育館という学生らしいシチュエーションでの配信ライヴで高校卒業ライヴを終えたさくらしめじ。この先、彼らがさらに成長した姿を見せてくれることは間違いなさそうだ。
撮影:鈴木友莉/取材:土屋恵介
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