「35歳を超えて独身」男性も悩んでる
? 結婚に踏み切れない3つの事情
30代半ばになっても独身で過ごす男女が増えている現代ですが、結婚しない・できない理由はさまざま。未婚に悩むアラサー男性の中には、人には言いづらい事情を抱えている場合もあります。35歳を超えても独身の男性が結婚について思う本音を探ってみました。
初婚の年齢が遅くなっているといわれている現代ですが、35歳を超えても独身のままで過ごす男性は大勢います。
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結婚したくないのかといえばそうではなく、「したいけれど相手がいない」のが現実。
そして、結婚以外にも考えることが増えてくるのが30代半ばの男性です。
未婚のままで過ごす男性は結婚についてどんな本音を抱えているのでしょうか。
1. 結婚はしたいけど、経済的に不安「結婚している友人たちを見ていると、やっぱり落ち着いて家庭を持ちたいなって気持ちはすごくあります。
でも、俺の年収じゃ家族を養っていけるか不安だし、奥さんが専業主婦を希望しても多分かなえてあげられない。
こんな自分じゃ女性に選ばれないだろうなって、諦めの気持ちがあって積極的に婚活とかできません」(36歳/美容師)
自分の収入がネックになって結婚をためらう男性は、どの年代でも多く見られます。非正規雇用で働く人も少なくないので、「こんな自分が結婚なんて」と尻込みしてしまうのですね。
収入は、男性のプライドにも大きく関わるもの。不安があるうちは踏み切れないのが本音です。
ですが、今は共働き世帯も多い時代です。協力して生活できる良いパートナーは必ずいると信じたいですね。
2. 結婚より転職が先「付き合っている彼女はいたのですが、俺がなかなかプロポーズしないことに愛想を尽かして離れていきました。
俺には夢があって、それをかなえるために今はもっと条件のいいところに転職することが結婚より先です。
彼女ですか?正直、恋愛より今は仕事が優先ですね。だから一生独身かもなって思っています」(38歳/営業)
仕事が好きな男性は恋愛が二の次になりやすく、そんな一面が女性には受け入れられないときもあります。
30代後半といえばまだまだキャリアアップを望む男性は多く、魅力的に見える反面、結婚したい女性からは見切りをつけられてしまうのですね。
男性の気持ちを尊重し、応援できる女性が現れないと、結婚は難しいのが現実です。
そんなつもりはないのに…
3. “親の介護目当て”と思われそうで……「実家が県外の田舎にあって、両親が2人で住んでいます。
俺は一人っ子だからいずれ面倒をみることになると思うんだけど、それを前提に結婚してくれる相手なんかいるのかなって心配です。
婚活パーティーに行ったことがあるのですが、『夫の親の介護はイヤ』って女性が多くて、俺がアプローチしてもそう思われるんだろうなって。
両親からは結婚を急かされるけど、こんなことは話せません」(41歳/人事)
年齢が上がってくると、気になるのが両親や自分の老後について。
自分のことは何とかなるとしても、先に老いていく親のことは、介護などを考えると結婚も無関係とはいえなくなります。
「親の介護を押し付けたくて結婚したがっている」と思われるなんて、不本意ですよね。
「俺は結婚相手の両親のことだって一緒に考えたいんだけど、結婚の話と同時に親の介護の話題なんて、女性に嫌がられそう」と不安になると、アプローチもためらってしまいます。
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「35歳を超えても独身」は男女問わず珍しくないのが現代ですが、結婚について焦っても現実を見ると悲観的になってしまう人が多いように感じます。
誠実な男性ほど結婚相手を大切にしようと思いますが、それをかなえられる力がないとどうしても積極的にはなれないのですね。
ですが、不安なのは女性も同じです。自分を過小評価するのではなく、同じ価値観の人と出会えることを諦めずにいてほしいと思います。
ウレぴあ総研