スティーヴ・ペリーとコラボしたジョ
ン5「彼は最高にクールでいい人」

スティーヴ・ペリーが昨秋、24年ぶりにリリースした新作『Traces』で彼とコラボしたギタリストのジョン5が、ペリーの人柄について語った。

ジョン5は、彼のエージェントがペリーの友人でアルバム制作に参加することになったという。「彼（ペリー）の家に行き、俺ら、山ほど曲を作った。俺ら、完全に意気投合したよ。楽しい時間だった。お互い、大好きだった」と、『Rock Talk With Mitch Lafon』のインタビューで話した。

「彼は素晴らしい男だ。俺ら、30センチしか離れてないとこに立ち、レコーディングしてた。彼の歌声は……、ラジオ聴いてるみたいだったよ。昔と同じなんだ。クレイジーだ。彼の声はあのまんまなんだよ。魔法みたいだ」

そして、ペリーがどれほどいい人か、一例を挙げた。「俺は年中、彼にテキスト・メッセージを送ってる。俺ら、友人だ。彼は最高にクールな人なんだ。あるとき、俺は“ロング・ビーチに来てくれ。俺らのコンサートがある”って彼を誘ってみた。（ロブ・）ゾンビとアンスラックスの公演だった。ジーン・シモンズもいたと思うな。スティーヴ・ペリーが“ハイ！”って現れたときには、みんな、びびってた」

「彼は楽しくなかったと思う。そうは言わなかったけどね。みんな、叫んだりモッシュしてて、彼は“なんなんだ？”って感じだったよ。でも、彼は一言も文句を言わなかった。“おお、素晴らしかった。楽しかったよ”って言ってた。すごくナイスな人だよ」

ジョン5はペリーの新作『Traces』で、収録曲の1つ「Sun Shines Gray」をペリー、トム・フラワーズと共作し、レコーディングでギターをプレイした。将来、ペリーからまたコラボしようと声がかかったら、どこであろうがすぐに駆け付けるつもりだという。

Ako Suzuki