ジャニーズ事務所が公共交通機関の利
用マナーについて呼びかけ

10月17日にジャニーズ事務所が「公共交通機関の利用マナーについて」と題したメッセージを公式サイトに掲載し、またファンクラブ会員に対しても同様のメッセージを配信して注意を呼び掛けています。

ジャニーズ事務所はメッセージのなかで「ごく一部」のファンが過激な迷惑行為をおこなっていると発表。

【新幹線】
・タレントが利用することを予想し、駅でタレントを待ち受ける
・駅構内を移動する間、タレントを追いかけ付きまとう
・駅構内やホームに溜まり、通路を塞ぐことで他のお客さまやタレントの通行を妨げる
・タレントと同じ新幹線に乗車し、タレントを見るために車両のデッキや通路に溜まる
・ホームで指定されたラインを超えて新幹線に近づき、発車を妨げる

【飛行機】
・タレントが利用することを予想し、空港でタレントを待ち受ける
・空港内を移動する間、タレントを追いかけ付きまとう
・空港ロビーや保安検査場付近、搭乗ゲート前などに溜まり、通路を塞ぐことで他のお客さまやタレントの通行を妨げる
・タレントが搭乗する飛行機の航空券を購入し、タレントが搭乗するまで搭乗しない

こういった問題についてジャニーズ事務所は、長きに渡って各公共交通機関と対策を講じてきたものの、最終的な解決には「迷惑行為を行っている方にルールとマナーを守っていただくことでしか解決できません」と断腸の思いで呼び掛けていることを通告しました。

ジャニーズ事務所からのお願いは下記の通り。

(1)タレントの待ち受けや、追いかけ付きまとう行為をしないこと
(2)公共交通機関を利用する場合は、他のお客さまのご迷惑とならないよう、礼儀と節度を持って行動すること

この声明を受け、Twitter上のジャニーズファンからは「ファンはきちんと自覚した方がい い」、「こんな当たり前の事がメールで送られてくるなんて悲しい」、「一部のファンのせいで本当にコンサート出来なくなる可能性だってあると思う」といった声があがりましたが、一方で、「マナー違反って気付かないところでのことが大半だろう」といった声もあり、「ごく一部」のファンに“マナー違反の自覚がないのでは？”、“書いてあることが理解できていないのでは？”といった意見もあるなど、問題の根が深いことについて指摘する声も。

これ以上の悪化があればコンサート活動などの中止といった最終手段をとる以外に選択肢がなくなる可能性もあり、全てのファンが“私には関係ない！”と思わずに、一つ一つ項目をチェックし“もしかしたら私も「ごく一部」のファンに当てはまっているのでは？”と立ち止まって考えてみる必要がありそうです。

“恋は盲目”と似たもので、大好きなタレントを目前にして自分を客観視するのは難しいもの。この機会に、ファン同士で“私って迷惑かけてないよね？”といった確認をしあうのも一つの方法かもしれません。

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