JUJU

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JUJU、“悲恋のバラード”「Distanc
e」のMVが完成

9月18日にリリースされるJUJUの新曲「Distance」のMVが、YouTubeにて公開された。
前作「この夜を止めてよ」から約3年ぶりとなる新曲は、男女の別れの苦しみ、せつなさを描いた“悲恋のバラード"。けして結ばれることのない男女のストーリーを、「終りにしたほうがいいって、頭でわかっても、心が言うことをきかなくて」と切なく歌っている。

そんな同曲のMVは映画「東京タワー」「大停電の夜に」、TVドラマ「遺恨有り」「神様のボート」などを手がける源孝志が監督を務め、木村多江と新井浩文が惹かれ合うのに離れなければならない禁断の恋を本格的に演じ、映画さながらの臨場感にあふれた映像に仕上がった。

26日からはフルオーケストラアレンジによるライブにも挑むJUJU。新境地を前にして、彼女の真骨頂である切ない歌声と物狂おしい大人の恋のストーリーを堪能してほしい。

「Distance -short ver-」

源孝志監督 コメント

大人の既婚者の恋愛というのは、ともすれば「泥沼」などと表現されてしまいがちだが、あれはかねがね実状にそぐわないと思っていた。

既婚者の、しかも女性の恋愛というのは清潔である。「潔い」と言った方がよいかもしれない。
その潔さはどこからくるのかというと、リスクを十分承知の上で、意を決して恋に落ちるからである。いざとなれば勇気ある撤退をする覚悟を、ことの最初から心のどこかにきちんと持ち合わせている。
男は往々にして感情に引きずられ、未練の虜となる。いくつになっても所詮男は甘ちゃんなのだ。そういう男たちは、恋愛を非情に終わらせる事ができる女たちを「ずるい」と言ったりするが、女たちは本能的に恋の怖さを知っているからこそ潮時を見誤らない。
男と女の関係は、絶えず流動的に変化を続ける化学実験のようなものだとわかっている。だからこれ以上は危険だという実験には手を染めない。欲望の欲するまま、さじ加減を間違い、爆発をまねくのは決まって男のほうだ。

恋愛をどう終わらせるか?という問題は、結婚している女性にとって、恋を始めることよりも重要なテーマなのかもしれない。
別れがいかに苦しく切なくとも、美しい終わり方ができた恋は、彼女たちにとって価値あるエクスペリエンスとなる。


JUJUのDistanceは直感的にそのあたりの機微を射抜いている。ジャジーなイメージの強い彼女だが、撮影中、何度となく僕の頭の中でJUJUとピアフがダブった。
ピアフは「Sentir verite」=真実の感情を歌う歌手、と言われた。
お世辞ではなく、JUJUならパリのオランピア劇場に立っても、ちゃんとマダムたちの紅涙をしぼることができるだろう
。

シングル「Distance」

2013年9月18日発売
AICL-2579/¥1,223(税込)
<収録曲>
1. Distance
※MBS・TBS 系全国ネット「宇宙戦艦ヤマト2199」エンディングテーマ>
2. Heart Beat
3. All The Things (Your Man Won't Do)
4. Distance -Instrumental-

「JUJU PREMIUM CLASSIC CONCERT 2013

09月26日(木) 愛知県芸術劇場大ホール
10月03日(木) 大阪フェスティバルホール
10月04日(金) 大阪フェスティバルホール
10月07日(月) Bunkamuraオーチャードホール
10月08日(火) Bunkamuraオーチャードホール
10月10日(木) Bunkamuraオーチャードホール

アーティスト

OKMusic編集部

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