back number、「瞬き」が脅威の9週連
続1位獲得!アルバム効果でWANIMAの
「シグナル」含む3曲がランクイン!!
<歌ネット週間ランキング>

back number「瞬き」が脅威の9週連続1位を獲得。2017年1月1日〜12月31日の間に歌ネットにて歌詞検索された、すべてのデータを集計した「アーティスト別ランキング」でも3年連続1位となったback number。なお「曲別ランキング」でも彼らの「ハッピーエンド」が1位を獲得しており、歌詞への注目度の高さが数年に渡ってキープされていることがわかる。
「瞬き」は、<夢の為に生きられた人 逸れた道が正解だった人 誰かの為に費やした人 自分を生きた人>ではない<僕>が主人公。<何の為に生きて行くのか 答えなんて無くていいよ>とつぶやく、日々淡々と生きているであろう人物だ。ドラマティックな出来事なんて起こらないかもしれない生活の中で、でもしっかりと確信していること、それは<幸せとは><大切な人に降りかかった雨に傘を差せる事だ>ということ。大切に思う人が側にいて、困った時にはすぐに手を差し伸べる。とても些細なことかもしれないけれど、そんな瞬間を大事に思っているこの主人公は、とてもいじらしくて力強い。<目を開けても 目を閉じても>、その一瞬一瞬に<君がいて欲しい>と願う<僕>。人と人との繋がりこそ毎日を生きる糧になる、そんなメッセージもうかがえるとても豊かな歌詞である。
2位はWANIMAの「シグナル」。1月17日にリリースしたメジャー1stフルアルバム『Everybody!!』からの1曲で、前週53位からの大幅ランクアップを果たした。本作は2017年に放送された『WANIMA 18祭 -1000人のシグナル-』(NHK総合)の中で、18歳世代の想いを受けて制作された曲。<不確かなまま はじまる今日は 変わらない いつも通り>かもしれないけれど、<弱音や愚痴吐いて未熟でも挑戦 Hey 笑ってみてろよ>と若い世代へ向けてのメッセージが溢れる。<1から100通り 好きにやって 駄目なら戻って来い>と、兄弟のような包容力で鼓舞する彼らの曲は、18歳世代をはじめ若い世代にとって頼もしいに違いない。WANIMAはほかにも、5位に「ともに」、10位に「やってみよう」と3曲がランクイン。1月22日付のBillboard JAPAN Top Albums Salesでも『Everybody!!』が初週累計135,447枚を売り上げて1位を獲得するなど、まさに飛ぶ鳥を落とす勢い。メジャーレーベルへ移籍しますます活躍の場を広げるWANIMAから今後も目が離せなそうだ。
また6位にはクリープハイプの「おばけでいいからはやくきて」が初登場ランクイン。本作は2〜3月放送の『NHK みんなのうた』で、1月18日から歌ネットにて歌詞が先行公開されていた。オモチャ売場で迷子になった小さな子どもの気持ちを、大人びた口調で綴った本作。思わずフフッと笑ってしまうコミカルさがありながら、<なにより怖いのはこの1人ぼっちだったんだ>など刺さるフレーズも盛り込まれ、大人も子どもも実に楽しめる歌詞である。
文/木村桂子

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